国道348号

R112鉄砲町2交差点〜R113菊田バイパス交差点
山形市→上山市→南陽市→白鷹町→長井市

1.R112・R286鉄砲町2交差点 2.「鶴岡97km 長井39km」 3.中央分離帯がラバーポールになる
 山形県の県庁所在地の山形市の中心部の南に位置するR112R286鉄砲町2交差点がR348の終点であり、ここから南西の方角にある長井市に向かう。山形駅や山形市役所、山形県庁からは少し離れた場所だが、昼間であれば交通量の多い交差点である。ただ、山形市内を南北に通過するだけの車両は主にR13を走ると思われ、早朝の交通量はさほど多くない。
 鉄砲町2交差点からR348に入ると片側2車線道路を走るが、約100m西の市道との交差点を過ぎると中央分離帯はコンクリート製からラバーポールに変わる。いくつかの市道との交差点を通過するが、右折車線は設置されていないものが多い。どの交差点も大型貨物車両を除いて右折自体は禁止されていない。

4.JR奥羽本線(山形新幹線)をアンダーパス 5.山形r5交差点 6.山形r17南館交差点を左折
 JR奥羽本線(山形新幹線)をアンダーパスで通過するが、ラバーポールはなくキャッツアイが設置されている。アンダーパスから出るとラバーポールが復活して片側2車線道路になる。ラバーポールの間には低いタイヤ止めのようなものがが設置されており、R348からの右折やR348への右折ができないようになっている。鉄砲町2交差点から約2.1kmで山形r17南館交差点に至り、左折して長井・白鷹方面に進む。

7.南館交差点以降も片側2車線道路 8.ラバーポールの間隔はかなり狭い 9.山形r51交差点を右折
 南館交差点からも引き続きラバーポールに区切られた片側2車線道路が続いている。ラバーポールの間にタイヤ止め(?)があるのも同様で、右折する車両が現れないような対策がなされている。約800m走ると山形r51交差点に至り、右折して引き続き長井・白鷹方面に進む。

10.山形r51交差点からは対面2車線道路 11.旧道(?)との交差点 12.前明石橋
 山形r51交差点からは車線が減って対面2車線道路になる。山形市街を脱したと言える場所で沿線には建物よりも田畑が目立つようになる。旧道らしき道路との交差点を左にカーブしながら通過した後に少し勾配を上り前明石橋を渡る。

13.左前方に延びる道路が旧道だろう 14.東北中央道 15.山形r170交差点
 山形西部工業団地の出入口にあたる交差点を通過した直後に旧道との交差点を右にカーブしながら通過する。水田の間を走り抜ける直線道路を走っていると東北中央道の下をくぐる。山形上山ICと山形中央ICのほぼ中間に位置しておりインターチェンジは設置されていない。東北中央道をくぐってすぐに山形r170交差点を通過する。

16.山形市長谷堂 17.R458長谷堂交差点 18.「長井33km 白鷹22km」
 山形r170交差点からも平坦な直線道路を走っていると程なくしてR458長谷堂交差点を通過する。ダート区間を擁するR458もこの交差点の前後は走りやすい道路状況である。長谷堂交差点を過ぎてすぐに右に左に大きくカーブするが整備された2車線道路のため走りにくさは感じない。

19.緩やかな上り勾配 20.村山西部広域農道との交差点 21.広域農道との交差点以降は勾配が急になる
 緩やかにアップダウンしている2車線道路を快走していると村山西部広域農道との交差点を通過し、以降は勾配がきつくなる。S字状にカーブしながら本沢川を渡り、なおも勾配を上り続ける。

22.場所柄、チェーン着脱場が点在 23.上山市に入る 24.山形r104交差点
 本沢川右岸の谷筋を走っているとチェーン着脱場を通過し、さらに勾配を上っていると下り勾配となりその直後に市境を通過して上山市に入る。緩やかな勾配を下っていると本沢川を渡り、その先で山形r104を通過する。r104を南下すれば上山市の中心部に行く事ができるが、カーブの多い狭路である。

25.須刈田集落 26.狸森橋 27.元屋敷集落
 山形r104交差点からも本沢川に沿って緩やかな勾配を下る。本沢川に架かる橋をいくつか渡るが、橋の前後に交差している道路が旧道と思われ、集落の家屋の大半は旧道沿線に建っている。

28.千丁金橋 29.小白府橋 30.「長井25km 白鷹14km」
 さほど蛇行している訳ではない本沢川にいくつもの橋が架けられており、勾配はややきついもののカーブの少ない走りやすい道路状況となっている。山形市に向かう方向は上り勾配となるが、登坂車線は設置されていない。

31.棚林トンネル 32.境小滝トンネル 33.南陽市に入る
 本沢川の源流付近で大きく左にカーブし、棚林トンネルと境小滝トンネルを連続して通過する。境小滝トンネルは市境となっており、西側は南陽市である。南陽市も上山市と同様に北部の端を通っており、市街地とは離れている。境小滝トンネルの東で交差している山形r5を南下すると南陽市の中心部に行く事ができる。

34.公衆トイレのあるチェーン着脱場 35.アップダウンしている快走路 36.くぐり滝へは左折
 山形r5交差点付近からは上り勾配となって吉野川の谷筋を走る。上山市内と異なってr5交差点付近を除いて集落は存在しない。多少急なカーブもあるが、整備された2車線道路のため走りにくさは感じない。

37.白鷹トンネル 38.所々に駐車帯が設置されている 39.日向橋から朝日連峰を望む
 勾配が緩やかになった所で白鷹トンネルをくぐって白鷹町に入る。棚林トンネル・境小滝トンネルと同様に峠を越える旧道は特に出入口が閉鎖されていなかったので現在でも通行できるのかもしれない。
 白鷹トンネルからはやや急な勾配を下る。駐車帯を通過して右にカーブすると日向橋を渡るが、その正面には朝日連峰を望む事ができるが、特に展望のための設備は設置されてない。

40.旧道との交差点が多い 41.カーブしながら標高を下げる 42.農免農道との交差点
 日向橋を渡って右にカーブして以降は右に左に大きくカーブしながら標高を下げる。これまでと同じく沿線に家屋はほとんどなく旧道沿いに集中している。農免農道との交差点を過ぎると大きく左にカーブする。

43.朝日連峰を望む 44.旧道の跨道橋の下を通る 45.閉鎖用ゲートを通過
 ループするかのようなカーブからは再び朝日連峰を望む事ができるが、ここも駐車帯はあるものの展望台に類するものは設置されていない。旧道の跨道橋の下を通過した直後に異常気象時等に閉鎖するためのゲートを通過する。

46.「急カーブ注意!」 47.下り勾配の距離は長い 48.チェーン着脱場が所々にある
 閉鎖用ゲートを通過してからも道路状況に変化はなく、カーブの多い2車線道路を下って行く。カーブが多いと言ってもバイパスとして造られた道路であり、曲線半径を極力大きく取られているので走りにくいと思えるような道路状況ではない。市道が交差している左カーブ付近からは沿線にも家屋が建っており、勾配も幾分か緩やかになる。

49.標高が下がってからも朝日連峰を望める 50.山形r17交差点 51.山形r17交差点以降の勾配は緩やか
 沿線の家屋が増えてきて緩やかになった勾配をさらに走っていると山形r17交差点を通過する。右折してr17を走っていると県民の森を経て山形市の中心部に戻る事ができる。r17交差点以降はさらに勾配が緩やかになり、沿線の家屋が増える。

52.山形r11交差点 53.車線幅が広く走りやすい 54.R287荒砥交差点を直進
 街路樹のある歩道のある2車線道路を走っていると山形r11交差点を通過し、そのすぐ先でR287荒砥交差点を通過する。直進、右折ともにR287のおにぎりが表記されているが、R348は米沢・長井方面に重複している。そしてこれ以降、起点の今泉交差点まで全てR287との重複区間である。

55.白鷹町役場の南を通過 56.「米沢36km 長井10km」 57.見通しの良い直線道路
 荒砥交差点からはR287との重複区間を米沢方面に向かって走る。白鷹町の中心部を通っており、町道との交差点を右折すると町役場に行く事ができる。左にカーブしながら仲町橋を渡ると白鷹町の中心部を離れて南西の方角に向かって走る。勾配はほとんどなく直線なので見通しが良く非常に走りやすい道路状況である。

58.山形r3交差点 59.白鷹町畔藤 60.交通量の少ない快走路が続いている
 緩やかな勾配を上った後に山形r3交差点を通過して緩やかに下る。川を渡っていそうな状況だが、河川橋ではなく制限高4.5mのボックスカルバートの上を通っている。r3は路線名を米沢南陽白鷹線と言うが、南陽市と白鷹町の境が分断区間となっている。r3交差点以降は再び平坦な2車線道路を快走する。

61.山形r254交差点 62.白鷹町広野 63.長井市に入る
 2車線快走路を走っていると山形r254交差点を通過する。その後も極めて走りやすい道路状況が続いており、交通量も早朝であれば非常に少ない。荒砥交差点から約6.0km走ると市町境を通過して長井市に入る。案内標識に表記された距離によると長井市まで5kmを切っているが、R348の起点は市街地よりも南にあるため10km強の距離が残っている。

64.最上川沿いに駐車帯あり 65.堤防の外側を走る 66.長井市森
 ごく緩やかな勾配を上って左にカーブする。すぐ右側には最上川が流れており、以降はその堤防の外側を走る。堤防から離れて集落を通り抜けている区間も改良済みで走りやすい2車線道路となっている。

67.幅員減少の警戒標識が立っているが… 68.片側の歩道がなくなり路側帯が狭くなる程度 69.長井橋
 快走路を走っていると幅員減少の警戒標識が立っているが、片側の歩道がなくなり路側帯が狭くなる程度で2車線状態は維持されている。上り勾配の右カーブを曲がった先の長井橋で最上川を渡る。

70.山形r253・r259舟場交差点を左折 71.「新潟121km 米沢24km」 72.道の駅「川のみなと長井」
 長井橋を渡り終えて短い勾配を下った先の山形r253・r259舟場交差点は左折して米沢方面に向かう。R113経由で新潟市が案内されているが、120km以上離れている。舟場交差点からは長井市の市街地と言える場所を通っており、沿線には建物が多い。約500m進むと道の駅「川のみなと長井」を通過する。2017年4月21日にオープンした新しい道の駅である。

73.山形r162交差点 74.山形r9つつじ公園前交差点 75.市街地を南下
 道の駅を通り過ぎた直後に山形r162交差点を通過する。右折してr162を少し走れば長井市役所に行く事ができる。さらに少し南下すると山形r9つつじ公園前交差点を通過し、つつじ公園(松ヶ池公園)の東側を走る。公園の敷地には市民文化会館もあり、R348(実質R287)を挟んだ西には高層のホテルが建っている。つつじ公園前交差点以降も建物が建ち並ぶ間を走っている。

76.山形r10・r166館町南交差点 77.狭い歩道の2車線道路 78.沿線の建物が住宅中心になる
 山形r10・r166館町南交差点を過ぎていくつかの商業施設を通り過ぎた後は住宅が建ち並ぶ中を走り抜ける。整備されていない道路ではないが、交通量が比較的多いにも関わらず歩道がやや狭い。

79.R287長井南バイパスとの交差点を右折 80.雪国特有の赤茶けた路面 81.山形r257交差点
 舟場交差点から約3.9kmで長井南バイパスと現道とに別れる交差点に至る。道なりに走っていればそのままバイパスを走らされるが、起点の今泉交差点に行くには右折して現道を走らなければならない。信号機や案内標識は設置されているものの、現道にはおにぎりが表記されていない。
 バイパスとの交差点を右折した直後はやけに広い道路だが、すぐに狭い歩道付きの2車線道路になる。センターラインの横には融雪水用のパイプが埋められており、バイパスとの交差点から約500m走ると山形r257交差点を通過しながら左カーブを曲がる。

82.白川橋 83.左折するとバイパスに行ける 84.おにぎりが立てられている
 緩やかな勾配を上った後に白川橋を渡る。橋の名称が示す通り、下を流れているのは白川であり最上川の支流のひとつである。JR米坂線と山形鉄道の北東を走っており、R287だけだが、おにぎりが確認できる。

85.山形r161交差点 86.緩やかな上り勾配 87.R113・R287菊田バイパス交差点
 山形r161交差点を通過して左カーブを曲がり、緩やかな勾配を上りながら右にカーブした先でR113・R287菊田バイパス交差点に突き当たる。この交差点がR348の起点だが、R287に重複しているためおにぎりは表記されていない。