国道312号
播但道 part2

神崎北ランプ〜和田山IC
神河町→朝来市

51.R312現道が近接 52.神崎北ランプの直後にも登坂車線あり 53.登坂車線終了後も上り勾配
 神崎北ランプからは上り勾配となり、流出路の上を通った後に登坂車線が現れる。猪篠川の右岸の山麓を走っていると約700m北で登坂車線がなくなる。その後も上り勾配が続いているが、勾配はさほど急ではない。

54.播但トンネル 55.朝来市に入る 56.生野トンネル
 緩やかに左にカーブしている上り勾配を走っていると播但トンネルをくぐって朝来市に入る。トンネルを出てからは緩やかに下っており、真弓大橋で市川やJR播但線の上を通過する。播但線とは姫路市から並走状態となっているが、市川の右岸だったため交差するのはここが初めてである。真弓大橋を渡り終えた直後には生野トンネルに入る。

57.生野ランプ 58.森垣トンネル 59.西山トンネル
 生野トンネルを出る直前に生野ランプへの側道が分岐する。兵庫r39に接続している生野ランプで、姫路方面からの出口しか設定されていない。生野ランプの直後には森垣トンネルがあり、トンネル間の距離が短い事もクォーターランプとなった要因のひとつかもしれない。
 森垣トンネルを出た直後に次の西山トンネルに入る。西山トンネルの北側坑口付近に生野北峠があり、現道がそれを越えている。

60.「下り坂速度注意」 61.上り勾配になる南向き車線には登坂車線あり 62.生野北第2ランプ
 西山トンネルからはしばらく下り勾配が続いており、上り勾配となる南向き車線には登坂車線が設置されている。JR播但線の上を小田和橋で通り過ぎ、左カーブの先で生野北第2ランプを通過する。流出路が分岐してすぐに流入路が合流してくるが、前者は生野第2ランプで後者は生野第1ランプと別々のランプとなっている。第1ランプは和田山方面との、第2ランプは姫路方面との出入口であり、それぞれ14番と15番のインター番号が振られている。また、第1、第2ランプともに現道に直結している。

63.JR播但線 64.朝来第1トンネル 65.朝来第2トンネル
 生野北第2ランプ以北は最高速度が70km/hとなっている。JR播但線と現道との間を走っていると円山堂田橋で播但線の上を通過した後に朝来第1トンネルに入る。岩津橋を渡った先で次の朝来第2トンネルに入る。第1トンネルは245mと短いが、第2トンネルは1132mと生野トンネルに次ぐ2番目の長さである。

66.朝来SA(道の駅「フレッシュあさご」) 67.歩道橋で上り下り間の往来が可能 68.朝来第3トンネル
 朝来第2トンネルを出た直後にゆずり車線が現れ、緩やかな左カーブの先で朝来SAを通過する。市川SAと同様にガソリンスタンドは設置されていない。また、サービスエリアであると同時に道の駅「フレッシュあさご」で登録されており、一般道用の駐車場も乗用車のみながら設置されている。また、北向き車線にはトイレと自販機しか設置されていないが、本線上に架けられた歩道橋で南向き車線の施設を利用する事が可能である。
 ゆずり車線が終わった後に朝来SAから側道が合流し、その直後に朝来第3トンネルに入り、出た直後には田路川に架かる田路橋を渡る。

69.朝来第4トンネル 70.横風注意 71.朝来IC
 田路橋を渡り終えると朝来第4トンネルに入る。トンネルを出てすぐに朝来ICを通過する。出口標識にはR312のおにぎりが表記されているが、直接繋がっているのはR429と兵庫r70であり、現道とは1km程離れている。市名を冠しているものの、朝来市の市役所は旧和田山町に置かれているため市の中心部の最寄りのインターチェンジではない。

72.朝来第5トンネル 73.朝来第6トンネル 74.「和田山10km 北近畿道・丹波39km 豊岡46km」
 R429の上を通過し、朝来ICの流入車線とともに朝来第5トンネルに入る。流入車線はトンネル坑口から2,30m中に入っている。右にカーブしている朝来第5トンネルを出ると次の朝来第6トンネルに入る。朝来ICからは緩やかながら長い上り勾配だが、トンネルがあるせいか登坂車線は設置されてない。

75.朝来第7トンネル 76.朝来第8トンネル 77.溝谷橋
 兵庫r70と少し並走した後に八代川橋で八代川とr70の上を通り、その直後に朝来第7トンネルに入る。緩やかに右にカーブしながら緩やかな勾配を上っていると朝来第8トンネルに入る。トンネルを出ると左にカーブして溝谷橋を渡る。

78.朝来第9トンネル 79.和田山料金所の手前から50km/h 80.和田山本線料金所
 緩やかな勾配を上り続けていると朝来第9トンネルをくぐる。第1から続いた朝来トンネル群はこの第9で最後となる。朝来第9トンネルからは緩やかな下り勾配となり、制限速度が50km/hになった後に和田山本線料金所を通過する。和田山IC/JCTには料金所が設置されていないため、この本線料金所が最北の料金所となる。前述のとおり、姫路JCTからの普通車の通常料金は1,440円である。

81.前方の山頂には竹田城跡が見える 82.和田山PAは南向き車線のみ 83.城山トンネル
 和田山本線料金からは緩やかな上り勾配となって大路橋を渡る。前方の山頂に人工物が見えるが、これは雲海に浮かぶ威容で有名になった竹田城の石垣である。大路橋を渡り終えると登坂車線が現れる。竹田城跡の麓付近で和田山PAが設置されているが、南向き車線のみで北向き車線には設置されてない。登坂車線が終わると城山トンネルをくぐる。

84.虎臥城大橋 85.和田山JCTの手前に和田山IC 86.和田山ICで流出
 城山トンネルを出ると緩やかに下りながら、虎臥城大橋で右に大きくカーブして進行方角を東に転ずる。その後竹田大橋でJR播但線、兵庫r104、円山川を一気に通過し、渡り終えた所で和田山ICの側道が分岐する。直進して和田山JCTに行っても良かったのだが、あくまでR312トレースという事を踏まえて現道に接続している和田山ICで側道に進む。なお、和田山JCTが接続している北近畿豊岡道は日高神鍋高原方面、春日方面ともに無料で通行する事ができる(遠坂トンネルは有料)。

87.流出路を下る 88.和田山JCTのランプ道の下を通過 89.R312現道との和田山インター前交差点
 側道に進むと勾配を下った後に右にカーブして播但道本線の下を通る。左にカーブの先で北近畿豊岡道からの流出車線と合流し、左にカーブして北近畿豊岡道の流出入路の下を通った後にR312現道との和田山インター前交差点に突き当たる。播但道経由で国道をトレースする場合は右折して豊岡・養父方面に進む。