国道309号
part3

R370岡崎交差点〜奈良r53川合交差点
大淀町→下市町→黒滝村→五條市→天川村

97.奈良r39千石橋南詰交差点 98.下市町の中心部はセンターラインなし 99.かろうじて見える程度になっているセンターライン
 R370・奈良r271岡崎交差点からは緩やかな勾配を上ってから吉野川に架かっている千石橋を渡って下市町に入る。橋を渡り切った所で奈良r39千石橋南詰交差点を通過し、以降は上り勾配となって下市町の市街地を走る。秋野川の谷筋だが町の中心部のため多くの家屋が密集しており、商店も点在している。拡幅が難しいためかセンターラインが引かれていない箇所もあり、またセンターラインがあっても密集する家屋のせいで狭苦しく感じられる。

100.奈良r48交差点を右折 101.秋野川まで下る 102.奈良r48(r20?)堀毛交差点を左折
 岡崎交差点から約1.8km走ると奈良r48との交差点を右折する。直進のr48も狭いながら2車線道路で、信号機がない交差点なので案内標識を見逃すと直進してしまう可能性が高い。r48交差点からは秋野川に向かって下り、橋を渡ると上り勾配になり、奈良r20との堀毛交差点に突き当たる。案内標識ではr48と表記されているが、多くの地図ではr20となっている。標識が古い事を考えると経路変更が反映されていないと見るべきだろうか。

103.奈良r20交差点 104.右側の高台にあるのが下市町役場 105.奈良r48交差点
 奈良r20交差点を左折してからは勾配はいったん落着き、すぐにr20交差点が分岐して短い重複区間が終わる。その後すぐに下市町役場の東側を通過し、2車線快走路を南の方角に進む。下市町市街地の南端と言える場所で奈良r48との交差点を通過する。R309トレースに当たってr48交差点を右折したが、直進しても結局R309に合流できる。なお、このr48は本線の支線のようなものでr48自体は秋野川の右岸をさらに続いている。

106.勾配は非常に緩やか 107.町道との交差点 108.徐々に勾配がきつくなる
 秋野川の左岸を走っていると右にカーブしながら3ヶ所目の奈良r48交差点を通過する。その後は勾配がやや急になり沿線の風景は山間部のそれに変化する。惣坂集落に至る町道との交差点を通過してからはさらに勾配が急になる。車線幅は広めだが登坂車線や譲り車線が設置されていない。

109.追越禁止 110.急に開けた場所を通る 111.広橋バイパスとの交差点を右折して現道へ進む
 栃本集落付近はヘアピンカーブを中心に急カーブが連続しており追越禁止区間となっている。道路に面している家屋はさほど多くないが斜面にへばりつくように建っているのが見える。栃本集落の中ほどで急に視界が開けた場所を走るが、駐停車場所がないためドライバーはゆっくり景色を楽しむことができない。岡崎交差点から約8.3kmで広橋トンネルと登石トンネルを擁する広橋バイパスと現道との交差点に至る。案内標識も信号機もない交差点を右折して現道へ進む。

112.意外にも現道も2車線道路 113.眺めの良い場所を通る 114.名もなき峠におにぎりが残る
 バイパスから現道に入ると意外にもしっかりとセンターラインが引かれた2車線道路が延びている。路肩付近に堆積物があるため交通量の少なさをうかがい知る事ができる。急カーブはあるものの勾配は緩やかな2車線道路を走っていると広橋集落に入り、町道が接続する右カーブを曲がった先の峠部分にはおにぎりが立っている。このおにぎりがなければ現道を通らずに広橋バイパスを走ったであろう。

115.集落が途切れると狭くなる 116.アスファルトの新しい2車線区間 117.バス停(跡?)
 広橋集落を出ると道幅が狭くなり鬱蒼とした杉林の中を走る。道幅は1.8車線幅であるが路肩に堆積物があるため実質的には1.5車線程度となってしまっている。広橋集落以北の区間はほとんど使われていない区間かと思い始めた矢先にセンターライン付きの2車線道路になる。しかもアスファルトがまだ新しく舗装しなおされたと思われる。その後再び1.8車線狭路となり、緩やかな下り勾配ながら急カーブの多い状態を走る。

118.左側の低い位置に広橋バイパスが走っているはず 119.登石トンネルの坑口が見える 120.集落部分は狭い
 左側の視界が開けている場所は下の方にバイパスが走っている。センターラインが復活して2車線道路を走っていると左前方に登石トンネルが見えてくる。坑口を通過して少し走ると数軒の家屋を通り過ぎる。

121.広橋バイパスとの交差点を右折 122.右折が現道だがこの区間は無視 123.2車線快走路を緩やかに下る
 2車線になって左カーブを走っていると広橋バイパスとのT字路に突き当たり、右折してバイパスとの合流を果たす。その直後に右側に分岐する道路道路があるが、これも現道だが距離が短くおにぎりがないため無視してバイパスを走る。この後もいくつかの短い現道区間があるが、おにぎりがないという理由で通行していない。

124.改良済み区間が終わる 125.バイパス工事が進行中 126.工事区間が終わっても狭い
 2車線快走路と走っていると突然車線が減少して1.0車線幅と急激に狭くなる。狭い区間の左では道路工事が行われているが、これは拡幅工事ではなくバイパス工事である。そのため工事現場を通り過ぎると1.5車線狭路を走る事になる。

127.奈良r138交差点 128.丹生川上神社下社の前には大量の幟が立てられている 129.バイパス接続予定地点
 長谷集落の中ほどで奈良r138との交差点を通過し、丹生川に沿って左にカーブして丹生川上神社下社を通過する。JAならけんの建物の前で右の急カーブを通過するが、左側の壁の向こうではバイパス工事が行われている。バイパスが開通した暁には長谷集落を通過しなくてもよくなる。

130.丹生川沿いを快走 131.道の駅「吉野路黒滝」 132.奈良r138交差点を道なりに進む
 その後は丹生川に沿いを緩やかにアップダウンしながら2車線快走路を走る。この丹生バイパス区間も対岸に現道があるがおにぎりの設置がないためバイパスを走っている。下市町の陰地垣内集落を通過した所で道の駅「吉野路黒滝」を通過する。出入口道路との交差点は下市町域だが、道の駅は丹生川を渡った対岸にあり、そちらは黒滝村に属している。道の駅のすぐ先で町村境を通過して黒滝村に入り、奈良r138交差点を道なりに右にカーブして通過する。

133.桂原集落 134.観光客向けの食事処あり 135.登坂車線あり
 黒滝村に入ってからも上り勾配の2車線道路が続いており、蛇行する笠木川を何度も渡りながら比較的線形の良い2車線道路を走る。沿線には桂原、笠木といった集落があるが、笠木集落は道路沿いだけでなく山の斜面にも多数の家屋が建っている。笠木集落を通り過ぎると登坂車線が現れる。水越トンネル区間にもなかった登坂車線がここでは設置されている。

136.新笠木トンネル 137.奈良r49交差点 138.新川合トンネル
 登坂車線がなくなり旧道との交差点の先で新笠木トンネルに入る。2014年版のスーパーマップルでは旧道も国道色に塗られているが、ウォッちずでは塗られていない。ほとんど車が通らない寂れた味のある旧道だが、笠木トンネルの北側の路盤が崩落しており通行止になっている。ただし、復旧工事が行われているようなのでこのまま廃道になる可能性は低いと思われる。
 新笠木トンネルを出て少し進むと奈良r49が交差しており、案内標識に五条とある事からr49で行けるのだろう。五“条”と古い書き方なのが気になるところである。交差点から左カーブを曲がっていると新川合トンネルに入る。トンネルに入ってからも左カーブが続き、その後直線になる。なお、新笠木トンネルと新川合トンネルのそれぞれ途中からr49交差点寄りは五條市(旧西吉野村)域を通っている。

139.大門橋 140.天川村総合案内所を通過 141.奈良r53川合交差点を左折
 新川合トンネルからは天川村に入っており、深谷川沿いの長い下り勾配が続いている。大門大橋の南詰で旧道と交差し、さらに進むと勾配が急になる。天川村総合案内所の前を通過して勾配が緩やかになった所で奈良r53川合交差点に至る。R309は左折して行者還トンネル・みたらい渓谷。洞川温泉方面に進む。案内標識の地名が全て観光地(行者還トンネルが観光地かどうかは微妙だが)となっている。なお、交差点の周辺には多くの家屋があり比較的大きな集落で、かつ村の総合案内所がある事からも分かるとおり、天川村の中心部である。

国道309号 part4