国道307号
part3

R477松尾北交差点〜R8外町交差点
日野町→東近江市→愛荘町→甲良町→多賀町→彦根市

111.左側車線が減少 112.大谷南交差点 113.野川橋
 R477松尾北交差点交差点を通過した後に左側車線が減少して対面2車線道路に戻る。4車線区間の距離は松尾北交差点を含む500m程度しかない。車線減少地点から上り勾配となり、頂点部分で大谷交差点を通過する。交差点の彦根寄りには中央分離帯が設置されているが、勾配が切り替わっているため見通しが悪いので衝突しないように注意しなければならない。と言っても普通に走っていれば衝突も接触もする事はないだろう。大谷交差点からは小刻みにカーブしている2車線道路を下る。

114.滋賀r525中在寺交差点 115.滋賀r524諸木大橋北詰交差点 116.正面の建物は滋賀県警航空隊
 右にカーブしながら下っていると滋賀r525中在寺交差点を通過する。佐久良川沿いを少し走って諸木大橋を渡ると滋賀r524諸木大橋北詰交差点を通過する。その後は日野谷第二工業団地の西側を通過する。大谷交差点付近には日野第一工業団地があり、平日は大型トラックの交通量も多いと思われる。

117.東近江市に入る 118.反対側車線に登坂車線あり 119.滋賀r170瓜生津町交差点
 瓜生津峠を越えると東近江市に入り、直線道路を下る。反対側車線に登坂車線が設置されているが、その距離は400m弱と短い。勾配を下り切って蛇砂川を渡った先で滋賀r170瓜生津町交差点を通過する。

120.R421御園交差点 121.滋賀r328岡田町交差点 122.春日橋
 平坦な直線道路を北上しているとR421御園交差点を通過する。松尾北交差点からの距離は約8.4kmである。桑名方面のR421は県境の石榑峠が酷道区間で重量2t以上、車幅2m以上の車両を阻むコンクリートブロックで名を馳せていたが、2011年3月26日に石榑トンネルが供用されて峠を越える区間は国道の指定を外れている(旧道は2008年9月の豪雨による土砂崩れで既に通行止であった)。
 御園交差点からも平坦な2車線道路が続いており、滋賀r328岡田町交差点を通過して右にカーブしながら緩やかな勾配を上って春日橋で愛知川を渡る。河川名は“あいち”ではなく“えち”と読む。

123.滋賀r217妹南交差点 124.東近江市妹町 125.道の駅「東近江市あいとうマーガレットステーション」
 滋賀r217妹南交差点付近からは上り勾配となり、妹町集落を通り抜ける。市道との妹北交差点の手前から左にカーブし、交差点の奥で道の駅「東近江市あいとうマーガレットステーション」を通過する。道の駅の東に旧愛東町役場がある。

126.E1名神 127.恵美須池の西を通る 128.滋賀r229池之尻交差点
 道の駅を過ぎて少し走るとE1名神のボックスカルバートをくぐって恵美須池の西岸を通る。池の周りには桜の木が植えられており、水鳥公園と名称の芝生の広場もある。恵美須池の北西で滋賀r229池之尻交差点を通過する。

129.滋賀r213南花沢交差点 130.滋賀r28・r508中里交差点 131.左の樹木地帯は八幡社
 池之尻交差点を過ぎると緩やかな勾配を上った後に滋賀r213南花沢交差点を通過する。交差点の南東に八幡神社の敷地内には南花沢のハナノキがあり、国の天然記念物に指定されている。約600m北に北花沢のハナノキがあるが、こちらも天然記念物に指定されている。
 2車線道路を北上していると滋賀r28・r508中里交差点を通過する。以降も2車線道路が続いているが、大型トラックを含む交通量が意外と多いにも関わらず歩道は設置されておらず、集落内を走行する際は気を遣った走行となってしまう。

132.東近江市平柳町 133.愛荘町に入る 134.E1名神・湖東三山SIC
 宇曽川に架かる上宇曽川橋を渡ると愛荘町に入る。川を挟んで南北どちら側にも小規模な工業団地がある。E1名神との湖東三山SICを通過するが、元々あった秦荘PAにスマートインターチェンジを付加して名称が変更されている。その構造から上り線の流入と下り線の流出はPAの施設を利用できない。湖東三山は龍應山(西明寺)、松峰山(金剛輪寺)、釈迦山(百濟寺)を指しており、SICから1〜8分程度の場所にある。案内標識には一切表記されていないが、R307からSICまでの313mの道路は滋賀r344に指定されている県道である。

135.滋賀r220松尾寺交差点 136.E1名神と並走 137.甲良町に入る
 湖東三山SICを過ぎて緩やかな勾配を下って滋賀r220松尾寺交差点を通過する。前述の湖東三山のひとつ、金剛輪寺の出入口に当たる交差点で右折すると寺に行く事ができる。松尾寺交差点からはE1名神と隣接した状態での並走となる。名神の甲良町の境標識を視認した後にR307のそれの前を通って甲良町に入る。境標識の位置が若干ずれているが、R307の方の位置が正確なようである。

138.西明寺の西を通る 139.池寺北交差点 140.道の駅「せせらぎの里こうら」と滋賀r227金屋北交差点
 甲良町に入ってからは6%の勾配を下り、湖東三山のひとつの西明寺の出入口を通過する。勾配がなくなって平坦になると集落が現れる。かつてはその辺りに甲良PAが設置されていたが、湖東三山PA(当時は秦荘PA)からも多賀SAからも3km程度と近い位置にあったため2005年9月29日に閉鎖されている。
 歩道付きの2車線道路を走っていると道の駅「せせらぎの里こうら」と滋賀r227金屋北交差点を通過する。交差点を左折して西に向かうと1.4km程で甲良町役場に行く事ができる。

141.多賀町に入る 142.滋賀r226敏満寺中交差点 143.E1名神
 緩やかな上り勾配の右カーブを曲がりながら滋賀r222交差点と滋賀r543交差点を通過して福寿橋で犬上川を渡ると多賀町に入る。滋賀r226敏満寺中交差点を通過して大門池の北岸を走った後にE1名神のボックスカルバートをくぐる。その手前を左折すると下り線の多賀SAに行く事ができ、台数は少ないが本線外からの利用者用の駐車場が設置されている(下り線側も同様の本線外利用者用の駐車場あり)。

144.直線道路を下る 145.R306・滋賀r225多賀交差点を直進
 多賀SLパーク跡の前を通るが、SLホテルとして稼働していたが既に廃業されており蒸気機関車が静態保存(と言うより野晒し)されている。その後は多賀町の中心部に向かって直線道路を下る。多賀町役場の前からは平坦になり、R306・滋賀r225多賀交差点に至る。案内標識にR307のおにぎりは表記されていないが、直進してR306との重複区間を米原・彦根方面に進む。なお、これより起点の外町交差点まで全てR306との重複区間であり、この多賀交差点が実質的な起点と言える。

146.滋賀r224多賀北交差点 147.久徳橋 148.滋賀r17交差点
 多賀交差点からはR306との重複区間となるが、道路状況と周辺の風景に変化はない。滋賀r224との多賀北交差点を通過した後に四手川橋と久徳橋を相次いで渡る。緩やかな左カーブを曲がっていると滋賀r17交差点を通過する。彦根方面に北上していると鋭角に右折しなければならないにもかかわらず右折車線が設置されていない。そのためか、久徳橋の北にある町道との久徳交差点の右折方向にr17の行き先のひとつの河内が案内されている。

149.滋賀r330中川原交差点 150.彦根市に入る 151.E1名神
 平坦でカーブの少ない2車線道路を走る。彦根市に近付いているせいもあって交通量が増えている。滋賀r330中川原交差点を通過してすぐに市町境を越えて彦根市に入り、E1名神のボックスカルバートをくぐる。

152.おにぎりはR306のみ 153.野田山町交差点を道なりに右へ進む 154.緩やかなアップダウンあり
 E1名神をくぐってからはさらに交通量が増えるが、歩道が片側だけで狭いため走りやすいとは言い難い2車線道路である。市道との野田山町交差点は道なりに右へカーブして進む。案内標識では市道が直進であるかのように描かれているが、実際は左折である。この市道を走るとR8まで行く事は可能だが、1.5〜1.8車線幅と狭い割に抜け道として利用する車両が多いため走りにくい道路である。野田山町交差点からは東海道新幹線とE1名神の間を北に向かって走っており、緩やかなアップダウンを繰り返す。

155.東海道新幹線 156.滋賀r528正法寺町交差点 157.E1名神・彦根IC(原町交差点)
 東海道新幹線の高架の下をくぐるが、E1名神と同じ4.3mの制限高が設定されている。滋賀r528正法寺町交差点を通過するが、交差している道路は旧中山道に当たる(r528に指定されているのは南西側の道路で北東側は市道)。正法寺町交差点を過ぎて少し走るとE1名神の彦根ICを通過する。かつてはR307で唯一の名神とのインターチェンジであったが、湖東三山SICが供用されたため唯一ではなくなった。

158.彦根市街地に近付く 159.R8・R306・滋賀r25外町交差点
 彦根ICからはさらに交通量が増える。ごく緩やかな勾配を下り切ると車線が増えるが、右側の車線は右折車線になるため多車線道路とは言い難い。緩やかな左カーブの先でR8・R306・滋賀r25外町交差点に至る。この交差点がR307の起点であり、R306の終点である。