国道292号
part1

R18寺町交差点〜R117伍位野交差点
上越市→妙高市→
→飯山市

1.R18寺町交差点 2.妙高市に入る 3.新潟r254柳井田交差点
 新潟県上越市の旧高田市の南部に位置するR18・新潟r579寺町交差点がR292の終点である。交差点そのものは上越市域に属しているが、市境が交差点の南を横切っておりR292に進むとすぐに妙高市に入る。その後はごく普通の対面2車線道路を南に向かって走る。この区間のR292は寺町交差点から北に延びているr579とともにR18上新バイパスの旧道に当たる。

4.平坦な直線道路 5.工業団地入口交差点 6.新潟r30関川町交差点
 平坦かつ直線的な2車線道路が続いており、沿線には商業施設も点在している。200番台の国道としては問題ない道路状況だが、かつてはR18だった区間であり、大型トラックを含めてもっと多くの交通量があった事を考えると貧弱な道路状況だったかもしれない。妙高市の中心部付近で新潟r30関川町交差点を通過する。

7.妙高市諏訪町 8.新潟r63交差点 9.沿線の建物が家屋中心になる
 妙高市の市街地の東側を走っていると新潟r63交差点を通過する。市街地寄りの西側にはえちごトキめき鉄道が並走しているが、これはJR信越本線だった路線で北陸新幹線の開業後に第三セクター鉄道となっている。r63交差点辺りからは沿線の商業施設は少なくなり一般の家屋が中心となる。

10.新潟r584姫川原交差点を左折 11.「飯山26km 長野県界12km」 12.センターラインが消えている箇所がある
 寺町交差点から約1.6km走ると新潟r584姫川原交差点を左折して飯山方面に進む。直進してr584を道なりに走っているとR18の市屋ランプに至る事から、r584もR18の旧道である事が分かる。
 姫川原交差点からもセンターライン付きの2車線道路が続いており走りやすい道路状況である。センターラインが消えている箇所もあるが、道幅は充分あるため走りにくさを感じる事はない。

13.堀之内交差点 14.新潟r97除戸交差点 15.路側帯がなくなる
 緩やかな右カーブの先で市道との堀之内交差点を通過する。左折して市道で関川の対岸に渡った所で新潟r455が交差しているが、交差点より北は分断区間である。新潟r97除戸交差点を通過するが、r97の路線名は飯山斑尾新井線といってR292と同じく県境を越えている県道である。また、案内標識には一切表記されていないが東にも道路が接続しており、ウオッちずでは県道扱いされているので新潟r455かもしれない。その後しばらくは走りやすい2車線道路だが、沿線に家屋が途切れると路側帯がなくなってしまう。

16.山間部ではないが落石に注意 17.前方には建設中の猿橋バイパスが見える 18.猿橋
 路側帯がなくなったと言っても2車線道路なので乗用車で走っている分には走りにくさはさほど感じない。猿橋バイパスの北の接続地点を過ぎて楡島集落を通るが、集落内は若干の狭苦しさを感じる。左カーブを曲がって猿橋で関川を渡る。

19.新潟r412交差点を右折 20.猿橋バイパスの一部は供用済み 21.追加で供用された猿橋バイパス
 猿橋集落を走っていると新潟r412交差点を右折する。前述の猿橋バイパスが左方向に接続しており、新猿橋を含む区間が供用されるとr412交差点は右折ではなく直進になると考えられる。r412交差点からは先行で供用された猿橋バイパスとなるため走りやすくなる。走行した日の6日前の2021年7月20日に追加の区間が供用されており、旧道との接続地点には仮設のバリケードが設置されていた。

22.令和長澤原橋 23.追加開通区間の沿線に家屋なし 24.旧道との合流部は工事中
 追加で供用された区間は1週間しか経過していないせいもあって完全な状態にはなっておらず、令和長澤原橋の手前には段差が残っていた。上り勾配の直線道路を走り左カーブの先で旧道との交差点を通過するが、こちらもまだ完全に工事が終わっていない状態であった。

25.狭路区間が始まる 26.所々にセンターラインあり 27.中栗集落
 猿橋バイパスの開通済み区間が終わるとセンターラインがなくなり道幅も1.5車線幅にまで狭くなる。蛇行している長沢川に沿っており国道もカーブが多く見通しは悪い。中栗集落を通過するが、家屋の大半は高低差のある市道沿いに建っており国道沿いにはほとんどない。

28.長沢集落の北部は狭い 29.長沢集落 30.「なだれ注意」
 長沢集落に入るとセンターライン付きの2車線道路になるが、カーブは多く走りやすいとは言い難い。なお、猿橋バイパスは延伸が計画されておりいずれ長沢集落以北の狭路区間も解消されると思われる。

31.長沢トンネル 32.長野県飯山市に入る 33.緩やかな下り勾配
 長沢トンネルをくぐった直後に県境を越えて長野県飯山市に入る。トンネルは全て新潟県域に属しておりトンネルの途中で県境を越えている訳ではない。また、新潟県の県境標識はイラスト入りだが長野県のそれは県章と文字だけの単純なものである。また、長野県側は雨量通行規制が敷かれており時間雨量25mm超、連続雨量100mm超で通行止になる。

34.高倉トンネル 35.災害復旧工事のため片側交互通行規制中 36.規制区間のスノーシェッドも含まれていた
 中谷集落と富倉集落の間で高倉トンネルをくぐるが、北側の坑口にはスノーシェッドが設置されている。松田川の流域を下っていると災害復旧工事に伴う片側交互通行規制区間を通過する。護岸が崩れていたようなので台風か大雨による被災と思われる。

37.松田川を何ヶ所も渡る 38.正面のカーブ部分に小さな滝がある 39.大川トンネル
 松田川をいくつもの橋で渡りながら緩やかな勾配をひたすら下って行く。新潟県側で交差した新潟r97や新潟r412も県境を越えているが、狭路区間があるうえにカーブが多くまともに通行できるのはR292だけという状態ながら意外に交通量は多くない。松田川の源流の希望湖に向かう市道との交差点を通過した後に大川トンネルをくぐる。このトンネルは両方の坑口にスノーシェッドが設置されている。

40.急勾配区間には登坂車線あり 41.長野r503交差点 42.「十日町59km 中野19km 野沢温泉16km」
 大川トンネルを出て右にカーブしている五郷橋を渡ると直線ながら勾配が急になる。上りとなる反対側の車線には短いながらも登坂車線が設置されている。その登坂車線が終わると長野r503交差点を左にカーブしながら通過する。大川橋を渡ってロックシェッドをくぐるが、橋の山寄りの旧道らしき場所には倉庫のような建物が建てられているが、道路に合わせてカーブしている事からスノーシェッドに壁を取り付けたものと思われる。

43.皿川沿いを下る 44.飯山市旭 45.長野r409藤ノ木交差点
 ロックシェッドからしばらくはやや急なカーブが連続しているが、カーブが落ち着いた所で反対側車線に短い登坂車線が設置されている。その後またカーブの多い状態となるが、視界が開けて集落に差し掛かった後に直線道路となる。長野r409藤ノ木交差点を過ぎて右カーブ辺りから緩やかな上り勾配となる。

46.有尾トンネル 47.「下り6.4%勾配」 48.R117・R403有尾交差点を右折
 有尾トンネルをくぐってからJR飯山線の上を通過するが、線路を越えた直後から6.4%の急勾配を下る。勾配を下り切った所でR117R403有尾交差点に突き当たる。案内標識にR292のおにぎりは表記されていないが右折して長野・中野方面に進む。なお、同じく案内標識に表記されていないR403はR117の両方面に重複しており、ここから先は3国道重複区間である。

49.旧道との皿川交差点 50.堤防上を快走 51.R117・R403・長野r97中央橋西交差点を直進
 有尾交差点からはR117とR403との重複区間を走る。千曲川(新潟県での呼称は信濃川)の左岸に沿っており堤防の上のため左右どちらも見通しが良く走りやすい。旧道と思われる市道との皿川交差点を通過し、飯山市の市街地の北東を走っているとR117・R403・長野r97中央橋西交差点を通過する。ここでR403は木島平方面に分岐するが、R117との重複は続く。なお、長野r97は上越市で交差した新潟r97と同一の県道である。

52.E18上信越道の豊田飯山ICまで7km 53.長野r38新町交差点と北陸新幹線の菜の花大橋 54.北畑南交差点
 R403が分岐して2国道重複区間となってからも道路状況に変化はなく堤防上の2車線道路を走る。長野r38新町交差点の直後に北陸新幹線の菜の花大橋をくぐる。r38はR117(R292重複)の旧道の市道との交差点を起点としていたが、北陸新幹線の飯山駅の開業に伴って延伸されて長野r97との飯山駅北交差点が起点となっている(2021年8月時点のウオッちずには未反映)。少し南に進むと市道との北畑南交差点を通過するが、ここから市街地を貫くように伸びている道路が旧道である。

55.堤防から離れる 56.高速道路の休日割引の適応除外が延期され続けていた 57.R117伍位野交差点を左折
 北畑南交差点を過ぎると堤防から離れる。飯山市の市街地からも離れるが沿線に郊外型の商業施設が多く、堤防上の区間よりも賑やかな雰囲気になる。JR飯山線と千曲川の間を走っていると伍位野交差点に至り、左折してR117との重複区間が終わる。案内標識のR292のおにぎりがシールで修正されているが、これは元々R117だった区間が替佐静間バイパスに一本化されたためである。

国道292号 part2