国道274号
part6

R241交差点〜R242南4・南3交差点
士幌町→上士幌町→足寄町→本別町→足寄町→本別町→足寄町→本別町

254.「足寄41km 上士幌12km」 255.北海道r417(?)交差点 256.士幌町の中心部をパス
 R241・R273交差点からは3国道重複区間となって足寄方面に北上する。士幌町の中心部の手前で北海道r417交差点を通過する。ウォッちずでは道道扱いされているが、案内標識にヘキサは表記されておらず道道扱いしていない地図も見受けられる。どちらにせよr417らしき道路が国道の旧道だろうと思われる。
 バイパス区間に入ると緩やかな右カーブを曲がって国鉄士幌線の士幌駅の近くを通過する。士幌線は民営化前の1987年3月に廃線となっており、駅跡は鉄道記念公園として整備されている。士幌町の中心部の東で北海道r134協進交差点を通過するが、西に接続している町道はR274の旧道である。

257.R241・R274串刺しおにぎり 258.耕作地の間を快走 259.上士幌町に入る
 協進交差点からはほぼ真北の方角に向かって平坦な直線道路を走る。R241とR274の串刺しおにぎりが設置されているが、R274よりも小さい番号のR273のおにぎりは取り付けられていない。これはR273が起点まで全てR241に重複しているせいであろう。町道が交差している右カーブを過ぎて少し走ると町境を通過して上士幌町に入る。

260.R241・R273上士幌2区・上士幌17区交差点を直進 261.上士幌町の中心部をパス 262.緩やかな上り勾配が続く
 上士幌町の中心部の南でR241・R273上士幌2区・上士幌17区交差点を通過する。ここでR273が三国峠・上川町方面に分岐するが、案内標識が設置されていないのでR273のトレースの際は要注意である。3国道重複区間の距離は約10.6kmである。
 上士幌2区・上士幌17区交差点を過ぎると緩やかな勾配を上りながら緩やかな左カーブを曲がる。北海道r316の上を柏陵跨道橋で通過した後に右カーブを曲がる。士幌町と同様に上士幌町も中心部を通っていない。なお、国鉄士幌線の上士幌駅跡も記念公園に整備されている。

263.「弟子屈120km 阿寒湖温泉79km 足寄25km」 264.串刺しおにぎりも設置されている 265.交通量の少ない直線道路を快走
 ほぼ平坦な直線道路を北東に向かって走っていると北海道r660交差点を通過し、以降も快走路が続いている。200番台の国道同士が重複しているとは言えメインルートから外れているようで交通量は非常に少ない。

266.反対側車線に登坂車線あり 267.下り6%勾配 268.足寄町に入る
 左カーブが始まると下り勾配となり反対側車線には登坂車線が設置されている。6%とやや急な勾配を下って右カーブを曲がると足寄町に入る。反対側車線の登坂車線は町境の上士幌町寄りから始まっている。

269.町道(旧道?)との交差点 270.北海道r88交差点 270.北海道r88交差点以降は上り勾配
 足寄町に入ってからも右カーブが続いており、直線道路をになると緩やかな勾配を下って行く。旧道と思われる町道との交差点を過ぎてなおも下っていると北海道r88交差点を通過する。その後は緩やかな上り勾配となるが走りやすいという点においては変化ない。

272.美里別川の流域を走る 273.紅葉橋 274.活込貯水池沿いを走る
 美里別川の右岸を上っていると芽登第2発電所付近で紅葉橋を渡る。この橋より下流側は活込ダムによる活込貯水池が形成されており、R274(実質R241)はその北岸を走る。とは言うものの池側に多くの樹木があるため水面が見える場所は少ない。

275.道の駅「足寄湖」 276.本別町に入る 277.標識ほど急なカーブではない
 緩やかなアップダウンを繰り返す2車線道路を走っていると道の駅「足寄湖」を通過する。北海道内では最初に登録された道の駅のひとつだが、2019年10月の時点では売店やレストラン、チーズ工場などが休止中であり、駐車場とトイレ、自動販売機のみが利用可能である。
 道の駅を過ぎてからも活込貯水池沿いが続いている。北海道r88との交差点を過ぎると左カーブを曲がって貯水池から離れる。また、このカーブから登坂車線が設置されているが、勾配は急と言える程ではない。登坂車線区間の中で町境を通過して本別町に入るが、境標識は設置されていない。

278.登坂車線が終わる 279.ヘアピンカーブ部分に中央分離帯 280.長い勾配を下る
 登坂車線が終わる辺りでは本別町と足寄町の境が交錯しているが、境標識は設置されておらず町境である事は意識し難い。本別町域を走っていると左のヘアピンカーブを曲がるが、その前後には中央分離帯が設置されている。また、カーブの外側に十勝富士見展望台があるが、その中にドライブインの廃墟が残っている。ヘアピンカーブからは勾配がややきつくなるためか、反対側車線に登坂車線が設置されている。緩やかな右カーブを曲がっていると町境を通過して足寄町に入るが、ここにも境標識は設置されていない。

281.「阿寒湖温泉57km E61道東道4km 足寄市街3km」 282.景色が開けても下り勾配が続く 283.R241・R242郊南1交差点を右折
 右にカーブしながら勾配を下っていると景色が開ける。反対側車線の登坂車線が終わった後に左カーブを曲がってさらに下った先でR241・R242郊南1交差点に突き当たる。案内標識に4つのおにぎりが表記されており、R274は右折してR241から分岐すると同時にR242との重複区間になる事が分かる。

284.「幕別51km 本別14km E61道東道2km」 285.E61道東道の足寄IC 286.平坦な2車線快走路
 郊南1交差点からはR242との重複区間を幕別・本別方面に進む。交差点の西と南に北海道ちほく高原鉄道が横切っていたが、廃線になったのが他の北海道の鉄道よりも遅い2006年にもかかわらずその痕跡は確認できなかった。
 平坦な2車線道路を南下しているとE61道東道との足寄ICを通過する。道東道はE38ではなかったのかと思うかもしれないが、本別JCT〜足寄ICの一区間は道東道でありかつE61の番号が与えられている。計画ではE61十勝オホーツク道と接続する予定だが、2019年10月時点では工事は始まっていない。

287.本別町に入る 288.背の低い串刺しおにぎり 289.本別町仙里元町
 仙美里橋で利別川を渡ると本別町に入る。本別町の本体に入るためここには境標識が設置されている。仙里元町集落を通過するが、ここには仙美里駅が置かれていた。駅跡は鉄道資料館になっている。

290.左側には北海道ちほく高原鉄道跡がある 291.断続的に集落がある 292.北海道r88交差点
 北海道ちほく高原鉄道跡と並走する形で直線道路を南下する。山間部とは異なり沿線には集落が断続的に続いている。本別町の中心部に差し掛かると北海道r88交差点を通過する。交差点の手前では道路工事が行われていたが、鉄道跡を転用して拡幅しているように見えた。

293.道の駅「ステラ☆ほんべつ」 294.本別町の中心部を走る 295.R242・R392南4・南3交差点を左折
 本別町の中心部で道の駅「ステラ☆ほんべつ」を通過するが、北海道ちほく高原鉄道の本別駅の跡地に造られたものである。北海道r499本別駅北4交差点を通過して本別川に架かる大通橋を渡った後に北海道r658南1交差点を通過して右カーブを曲がる。
 本別町の中心部の南部でR242・R392南4・南3交差点を左折して釧路・白糠方面に進むとR242から分岐するが、同時にR392との重複区間が始まる。なお、R392はこの交差点が終点である。

国道274号 part7