国道272号
part1

R38幣舞ロータリー〜R243ランプ
釧路市→釧路町→標茶町→厚岸町→別海町

1.R38・R44・R336・R391・北海道r25・r113幣舞ロータリー 2.幣舞橋から見た幣舞ロータリー 3.幣舞公園から見た幣舞ロータリー
 北海道釧路市の市街地の南部、釧路川左岸に位置するR38・R44R336R391・北海道r25・r113がR272の起点であり、通称幣舞ロータリーと呼ばれている。ロータリーの中央部には1本の木が生えた緑地となっており、幣舞公園の斜面には花時計が設置されている。ロータリー内は2〜3車線となっており、信号機は設置されていない。また、案内標識は設置されているが、市道の橋南幹線通のものはR38のおにぎりしか表記されていない。R272だけでなくR44・R336・R391は全てR38に重複している。

4.幣舞橋 5.幣舞橋交差点で左端車線が左折専用車線になる 6.交差点が多い
 幣舞ロータリーの直後に幣舞橋を渡るが、橋上は中央分離帯のない6車線道路である。しかし、幣舞橋の北詰の幣舞橋交差点で左端車線が左折専用車線になってしまう。ここで左折するとR38のバイパスのようなルートで釧路市の市街地の西に行けるとあって左折する車両も多い。幣舞橋交差点からは4車線道路を走るが、交差点の数が多い。

7.R38・R44・R336・R391・北海道r24北大通6・北大通5交差点を右折 8.北大通6・北大通5交差点からも4車線道路 9.カーブ部分は中央分離帯がある
 幣舞ロータリーから約500m走るとR38・R44・R336・R391・北海道r24北大通6・北大通5交差点に至り、右折するとR38から分岐する。R336はR38に重複しているが、その他のR272とR391はR44に重複している。北大通6・北大通5交差点からも4車線道路が続いており、川上町6・川上町5交差点からは中央分離帯付きの片側2車線道路となり、大きく左にカーブする。

10.旭アンダーパス 11.アンダーパス以降はカーブが多い 12.川北通との入江町12・古川町7交差点
 市道の旭橋通との旭町30・旭町27交差点を過ぎると旭アンダーパスでJR根室本線の下を通る。アンダーパスを出てからは片側2車線道路が続いており、緩やかなカーブが連続しておりバイパスにしてはカーブが多い。

13.北海道r113入江町14・入江町13交差点を右折 14.桂1・光和1交差点 15.「根室122km 厚床90km 厚岸46km」
 北大通6・北大通5交差点から約2.6kmで北海道r113との入江町14・入江町13交差点に至り、右折して根室・厚岸方面に進む。この交差点を直進すると釧路市街地の西部に行く事ができるため真っ直ぐ進む車両も少なくない。
 入江町14・入江町13交差点の直後に阿雪裡橋を渡って釧路町に入る。橋の北詰の桂1・光和1交差点で右端車線が右折専用車線となり、以北は片側2車線道路を走る。沿線には多くの商業施設があり賑やかな雰囲気である。

16.曙1・木場2交差点を右折 17.「根室120km 厚岸44km」 18.R44・R391中央1交差点
 商業施設が建ち並ぶ中で町道との曙1・木場2交差点に至り、右折して引き続き根室・厚岸方面に進む。右折車線は2本設置されているが、左側車線を走っていると左折直進車線になってしまうため右側車線を走っている必要がある。曙1・木場2交差点からも片側2車線道路が続いており、程なくして雪裡橋で釧路川を渡り、その直後のR44・R391中央1交差点を通過する。ここでR391が弟子屈・標茶方面に分岐する一方で、R272はR44との重複が続く。

19.片側2車線道路が続く 20.北海道r113交差点 21.左側車線が減少
 緩やかな勾配を上って釧網跨線橋でJR釧網本線の上を通過する。その後程なくして北海道r113交差点を通過する。r113は釧路環状線という路線名であり、幣舞ロータリー〜北大通6・北大通5交差点の区間はR272(実質R44)に重複している。r113交差点の直後に左側車線が減少すると同時に中央分離帯もなくなって対面2車線道路になる。

22.「根室116km 厚床84km 厚岸40km」 23.別保公園の前を通過 24.釧路町役場の南を通過
 JR根室本線とともに別保川の右岸を走り、大きく左にカーブした後に別保公園の前を通過し、程なくして釧路町役場の出入口に当たる町道との交差点と別保駅の前を通過する。

25.前方に見えるのはE44釧路外環状道路のオビラシケ川橋 26.北海道r1003交差点 27.別保跨線橋
 その後もJR根室線との並走状態が続いており、オビラシケ川に架かる高台橋を渡る。橋上からはE44釧路外環状道路のオビラシケ川橋が見える。緩やかな右カーブを曲がっていると北海道r1003交差点を通過する。左折してr1003でオビラシケ川流域を北上するとオビラシケ地区に行く事ができる。r1003交差点を過ぎてすぐに別保跨線橋でJR根室本線をオーバーパスして線路と別保川の間を走る。

28.交通量は少ない 29.R44別保原野交差点を左折
 西向き車線の駐車帯を通過した後に東向き車線の駐車帯を通過し、その先でR44別保原野交差点を左折すると単独区間となる。起点の幣舞ロータリーからの距離は約13.5kmである。

30.上別保跨線橋 31.E44釧路外環状道路との釧路別保IC 32.別保川橋
 別保原野交差点の直後に上別保跨線橋でJR根室本線の上を通過し、右にカーブしながら勾配を上る。前方に見えているのはE44釧路外環状道路の新別保川橋である。勾配が下りになる所でE44との釧路別保ICを通過するが、2019年10月の時点ではこのインターチェンジより東の区間は供用されていない。また、このインターチェンジの供用に合わせてR272も改良されており、インターチェンジの前後に旧道との交差点がある。2019年10月の時点においてウォッちずでは旧道も国道扱いされていた。その旧道との並走区間は中央分離帯のある片側1車線道路である。

33.緩やかな上り勾配の快走路 34.改良されており走りやすい 35.沿線に集落なし
 中央分離帯がなくなって通常の対面2車線道路になってからも走りやすい道路状況が続いている。しばらくは上り勾配となっているが、一部は下り勾配の箇所も存在している。沿線に集落はなく、早朝とあって交通量は非常に少ない。

36.標茶町に入る 37.左側のスペースは仮設道路跡 38.交通量は少ない
 緩やかな左カーブを曲がっていると町境を通過して標茶町に入る。かつてはもう少し急なカーブだったが、線形が改良されたようである。町境の前後にその名残とも言える旧道や道路敷だったスペースがある。

39.北海道r221交差点 40.周辺は牧草地 41.見通しの良い場所には防雪柵あり
 北海道r221交差点を通過するが、案内標識は設置されているものの信号機がなくセンターラインの切れ目がないため道道が交差しているようには見えない。r221交差点からは緩やかなアップダウンを繰り返しながらカーブの少ない2車線道路が続いている。周辺には牧草地が広がっており、北海道らしい風景と言える。

42.ゆずり車線あり 43.反対側車線にもゆずり車線がある 44.ゆずり車線がなくなってからも中央分離帯区間が続く
 アレキナイ川に架かる観月橋の直後にラバーポールが現れ、阿歴内1号幹線農道との交差点からは中央分離帯によって上下線が分離される。その後に約1.1kmに渡るゆずり車線が現れる。ゆずり車線が終わると同時に反対側車線に約1.2kmのゆずり車線が設置されており、それが終わってからも中央分離帯付きの片側1車線道路が続く。片無去北地区団体営農道との交差点を過ぎると中央分離帯がなくなる。ゆずり車線区間を含めた片側1車線区間の距離は約5.5kmと結構な長さである。

45.牧草地を駆け抜ける快走路 46.「シカ 飛び出し 注意!!」 47.「標津75km 中標津56km」
 対面2車線道路に戻ってからはアップダウンとカーブを繰り返す2車線道路を快走する。沿線には集落が存在しないわけではないが、家屋の数よりも牧草地の方が多いくらいである。

48.開拓地農道との交差点 49.弥生橋 50.閉鎖用ゲートを通過
 開拓地農道との交差点を過ぎてからは雷別川の流域を走っており、弥生橋と藤橋、峯月橋で蛇行する雷別川を渡る。周辺の建物が増えた所で閉鎖用のゲートを通過する。ゲートの直後には昔ながらのドライブインが建っている。

51.北海道r14交差点 52.「標津69km 中標津50km」 53.交通量は少なくハイペースで流れている
 中チャンベツ集落の中で北海道r14交差点を通過して緩やかな勾配を下って行く。茶安別橋を渡ってからは上りとなるが、勾配が緩やかという点に変化はない。再び下り勾配となるが、平野橋からはまたしても上り勾配となる。上り勾配の途中には牧場の出入口があるため、牛の横断に注意する必要がある。

54.多刈橋 55.「標津61km 中標津42km」 56.厚岸町に入る
 アップダウンを繰り返す2車線道路を快走しているとタッカルウシ川に架かる多刈橋を渡り、上り勾配ののちに下り勾配を走っていると別寒橋を渡って厚岸町に入る。別寒辺牛川は蛇行している河川だが、その一部はかなりの距離に渡って標茶町と厚岸町の境をなしている。

57.下り6%勾配 58.西フッポウシ橋 59.路面に「シカ注意」
 厚岸町に入ってからしばらくは上り勾配となっているが、しばらく走ると6%の下り勾配となる。陸上自衛隊の矢臼別演習場の出入口を通り過ぎて西フッポウシ橋を渡るとまた上り勾配となり、その後もアップダウンを繰り返す。演習林があるような場所だからか、鹿が多いようで警戒標識だけでなく路面に「シカ注意」とペイントされている。

60.別海町に入る 61.ゆずり車線 62.「ゆずり車線終り 対面通行」
 上り勾配から下り勾配になった直後に別海町に入る。厚岸町と別海町の町境は振興局の境でもあり、前者は釧路総合振興局に、後者は根室振興局に属している。町境からの勾配を下り切って上り勾配となる所で中央分離帯が現れ、次いでゆずり車線が現れる。反対側車線にもゆずり車線があるため片側2車線道路に見える。両方向ともその延長は1130mである事が手前の標識で確認できる。

63.西風連橋 64.町道(農道?)の73線こ道橋をくぐる 65.中風連橋
 対面2車線道路に戻ってからしばらくは緩やかな勾配を上り、その後緩やかに下っていると西風連橋を渡ってから上り勾配に転ずる。町道(農道?)の73線こ道橋の下をくぐった先で町道(?)に向かう道路との交差点を通過する。中風連橋まで下った後に上り勾配となるなど、河川を渡るごとにアップダウンしている事が分かる。

66.西春茶内線こ道橋をくぐる 67.2車線道路でも走りやすい 68.立体交差化されている町道(農道)が多い
 中風連橋を渡った直後から延長1380mのゆずり車線区間となるが、ここも上下線どちらにもゆずり車線が設置されている。ゆずり車線区間内で町道(農道?)の西春茶内こ道橋をくぐるが、ここも立体交差点のような接続である。対面2車線道路に戻ってからも緩やかにアップダウンしながら直線基調の道路を快走する。

69.電光掲示板は日本語と英語が交互に表示されるものが多い 70.ゆずり車線区間 71.R243とのランプ
 非常に緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると時雨橋を渡り、その直後から上下線にゆずり車線のある状態となる。その延長は2210mとこれまでの2ヶ所に比べて2倍近い距離である。ゆずり車線区間を走っているとR243とのランプを通過する。ランプの形状としてはごく普通だが、各方向の側道はウォッちずにおいて国道扱いされていない。

国道272号 part2