国道264号

R34国立病院前交差点〜R209六ッ門交差点
佐賀市→神埼市→みやき町→
→久留米市

1.R34・R203・R263・R323国立病院前交差点 2.佐賀駅へは左折する 3.高層の建物は少ない
 佐賀県の県庁所在地である佐賀市の中心部の北に位置するR34・R203R263R323国立病院前交差点がR264の起点である。交差している5本の国道のうち、R203はR34の長崎・武雄方面に、R323はR263に重複している。
 R264は南の佐賀市街方面に延びており、他の国道が重複していない単独区間として始まる。簡易的な中央分離帯のある片側2車線道路を走っていると緩やかなに右にカーブしている機動隊前交差点を通過する。左折して道なりに走っているとJR長崎本線の佐賀駅の北口に至る。その後も片側2車線道路が続いており、広めの歩道は歩行者用と自転車走行帯が分けられており、また無電柱化もされており都市部の改良された道路状況だが、沿線には高層の建物は少ない。

4.JR長崎本線 5.早朝であれば交通量は少ない 6.R207・佐賀r54与賀町交差点を左折
 佐賀r267堀江通り交差点の直後にJR長崎本線の高架をくぐり、少し走った所でr267神野東1交差点を通過する。片側2車線道路を南下していると旧道との多布施1南交差点を通過するが、ウォッちずではこの旧道も国道色に塗られている。今回は道なりに直進してバイパスを走行している。多布施1南交差点から約500mでR207・佐賀r54与賀町交差点となり、左折して久留米・千代田方面に進む。この交差点はR207の起点である。格下の国道との交差点が起点となっている事に違和感を覚えるが、これはR264久留米方面とR207がR34の旧道という事に起因している。

7.辻の堂交差点 8.県庁前交差点 9.佐嘉神社の南を通過
 与賀町交差点を左折してすぐに辻の堂交差点を通過するが、交差点から北に延びている道路は旧道である。その後は対面2車線道路を東の方角に進む。佐賀城の堀に沿っている箇所があるが、堀の内側には佐賀県庁等が建っている。県庁の北東に佐賀r29郵便局前交差点があり、左折してr29を北上すると佐賀駅に行く事ができる。

10.佐賀r30片田江交差点 11.左カーブを曲がる 12.佐賀r51溝口交差点を右折
 佐賀城や佐嘉神社を通り過ぎてすぐに佐賀r30片田江交差点を通過する。東進を続けているとやや急な左カーブを曲がり、牛島橋を渡った直後の佐賀r51溝口交差点を右折して久留米・千代田方面に進む。直進してr51を約2.9km走るとR34との兵庫町堀立西交差点に至るルートからr51がR34の旧道である事が分かる。与賀町交差点から溝口交差点にかけてのR264もR34の旧道であり、与賀町交差点から西はR207が旧道に該当する。

13.走りやすい2車線道路 14.巨勢橋 15.直線的な2車線道路が続く
 溝口交差点からも2車線道路が続いているが、広めの歩道が設置されており沿線の建物も少ないので走りやすさが向上する。佐賀r333牛島宿交差点を通過すると緩やかに左にカーブして巨勢橋を渡る。その後は歩道が狭くなるものの沿線の建物が少なくなる。

16.神埼市に入る 17.佐賀r48西原の町交差点 18.佐賀r15東原の町交差点
 溝口交差点から約2.8km走ると市境を通過して神埼市に入るが、道路状況や周辺の風景には特に変化はなく直線的な2車線道路を西北西に向かって走る。佐賀r48西原の町交差点を通過して右にカーブし、少し進むと佐賀r15東原の町交差点を左にカーブしながら通過する。r15も県境を越えて福岡県まで繋がっている県道である。

19.神埼市千代田町鏡原 20.佐賀r48姉交差点 21.上直島集落
 東原の町交差点以降は北の方角に進んだ後に右にカーブして進行方角を東に戻す。佐賀r48姉交差点を通過するが、西原の町交差点から姉交差点まではr48が重複している。r48の路線名を佐賀外環状線と言い、両交差点の間のR384も環状線の一部という事になる。姉交差点以降は家屋が点在する中を走る。

22.直鳥橋 23.クリークをいくつも通過する 24.若干狭苦しい区間もある
 直鳥クリーク公園(直鳥城跡)の北を通ってすぐに直鳥橋で城原川を渡るが、橋の前後は短いながらもやや急な勾配となっている。その後も直線的な2車線道路を東進するが、クリークをいくつも通るためその前後にアップダウン(凹凸)のある道路状況が続いている。通常の川に架かる橋は前後の勾配が大きいので分かりやすいが、クリークの勾配は小さいので特に夜間は分かりにくいと思われる。

25.R385交差点 26.R385城東橋交差点
 城東橋の西詰でR385との交差点を通過し、東詰でもR385城東橋交差点を通過する。R385との重複区間は城東橋だけという短さである。そのため案内標識は1ヶ所にしか設置されていない。これはR385を走っている場合も同様である。

27.交通量は早朝の割に多い 28.R385三田川バイパスとの藤ノ木交差点
 城東橋交差点からも緩やかなカーブの2車線道路が続いている。風景はどちらかというと長閑だが、早朝という時間帯にもかかわらず交通量はやや多めである。城東橋交差点から約1.0km走るとR385三田川バイパスとの藤ノ木交差点を通過する。R385にはバイパスが開通している区間が複数存在しているが、そのうちのいくつかは現道も国道の指定を受け続けており、新旧の道路が並走している。

29.みやき町に入る 30.狭苦しさを感じる2車線道路 31.佐賀r210六田交差点
 藤ノ木交差点の直後に市町境を通過してみやき町に入るが、道路状況に特に変化はない。いくつものクリープを渡りながら2車線道路を西北西の方角に向かって走る。佐賀r211交差点を通過してからはカーブが連続しており、佐賀r210六田交差点はそのカーブ区間の中にある。

32.歩道改良工事中 33.佐賀r138西島交差点 34.佐賀r19交差点
 沿線の商業施設が増えてきた所で佐賀r133現道との江見交差点やr133バイパスとの三根庁舎南交差点を通過する。三根庁舎南交差点の名称が示す通り、旧三根町の中心部だった場所である。
 ほぼ真東の方角に向かって走っていると佐賀r138西島交差点を通過する。その後程なくして緩やかな勾配を上りながら左にカーブして佐賀r19交差点を通過する。主要地方道との交差点だが、信号機も右折車線も設置されてない。

35.筑後川の堤防沿いを走る 36.筑後川そのものは見えない 37.筑後大橋の北詰を通過
 佐賀r19交差点前後の勾配を上ると筑後川の堤防沿いを走る。堤防の上を走っている訳ではないが、片側は川でもう片方の低い位置に建物があり、非常に見通しの良い快走路である。筑後川に架かる筑後大橋の北詰からは大きく左にカーブして北上する。なお、筑後川の対岸は福岡県久留米市である。

38.豆津ゴルフセンターの横はネットが張られている 39.佐賀r22・r145豆津橋交差点を右折
 堤防沿いを走っていると5m程のネットが張られているのが確認できる。落石防止ネットではなく筑後川リバーサイドスポーツセンター豆津ゴルフ場のボール除けネットである。豆津ゴルフ場の北端で佐賀r22・r145豆津橋交差点に至り、右折して久留米方面に進む。

40.豆津橋 41.多車線化工事(?)が進行中 42.九州新幹線とJR鹿児島本線をアンダーパス
 豆津橋を渡ると福岡県久留米市に入る。東詰で福岡r47豆津橋東詰交差点を通過するが、左折する道路はR264の旧道である。ウォッちずではまだ国道色に塗られているが、現地の案内標識のおにぎりは表記されていない。豆津橋東詰交差点を直進すると緩やかな勾配を下り、平坦になる直前に中央分離帯が現れる。片側1車線道路だが、工事をしているところを見ると遠からず片側2車線道路になるものと思われる。緩やかな左カーブを曲がった先で九州新幹線とJR鹿児島本線の下を通過するが、鹿児島本線のほぼ真下で車線が増えて片側2車線になる。

43.アンダーパスから片側2車線道路になる 44.福岡r23本町4交差点を左折 45.本町4交差点以降も片側2車線道路
 アンダーパスから上ってきて平面道路になってすぐに佐賀r23本町4交差点に至り、左折して日田・鳥栖方面に進む。直進すれば市道と経てR209や西鉄久留米駅に行く事ができ、直進する車も多い。
 本町4交差点からも片側2車線道路が続いているが、中央分離帯に街路樹が植えられており幅も広めである。交通量も非常に多く、久留米市の中心部を走っている事を実感できる。

46.福岡r753本町交差点を右折 47.「日田43km 鳥栖15km」 48.R209六ッ門交差点
 本町4交差点から約400mで福岡r753本町交差点に至り、今度は右折して日田方面に進む。左折の佐賀方面がr753だが、R264の旧道でもある(前述のとおりウォッちずでは国道色に塗られている)。
 本町交差点からはさらに交通量の増えた片側2車線道路を走る。約400m走った所でR209六ッ門交差点に至る。この交差点がR264の終点である。なお、1km程東にR3が南北に走っているが、そこまでの区間はR264に指定されてないようである。