国道239号
part6

R242交差点〜R39大曲1交差点
湧別町→佐呂間町→北見市→網走市

257.おにぎりはR238のみ 258.「網走76km 常呂44km」 259.サロマ湖の西端付近で右にカーブ
 R238・R242・北海道r712交差点からは3本の国道が重複している区間となるが、設置されているおにぎりはR238のみである。JR名寄本線の支線のあった跡を通過するが、現在は町道となっており痕跡は全く残っていないようである。また、これまで並走していたのは名寄本線跡だったが、これ以降は国鉄湧網線跡が並走している。平坦な直線道路を走っているとサロマ湖の西端付近で緩やかな右カーブを曲がる。

260.「網走まで71km」 261.湧別町芭露 262.北海道r244・r491交差点
 サロマ湖に近い場所を走っているとは言え湖畔までの距離は1km以上離れているので湖面は一切見えない。芭露集落の中で北海道r244・r491交差点を通過する。r491は芭露停車場線という路線名だが、芭露駅は1987年に廃止となっている。

263.芭露橋 264.湧別芭露駐車場 265.道の駅「愛ランド湧別」
 芭露集落の南端で芭露橋を渡り、2車線道路を走っていると湧別芭露駐車場を通過してサロマ湖の湖畔を走る。緩やかな勾配を上ってから下り勾配を走っていると道の駅「愛らんど湧別」を通過する。小規模ながら遊園地が併設されており、懐かしさを感じる遊具が多い。

266.「網走67km 常呂35km」 267.湧別町計呂地 268.北海道r685交差点
 道の駅を過ぎてからも下り勾配が続いており、平坦になるとサロマ湖沿いを走る。国鉄湧網線跡は湖沿いを通っており、道の駅付近の一部は遊歩道になっている。緩やかな勾配を下っていると計呂地集落を通り、北海道r685交差点を左にカーブしながら通過して計呂地橋を渡る。

269.北海道r685交差点以降はカーブが多くなる 270.佐呂間町に入る 271.直線道路を下る
 緩やかなカーブが連続している勾配を上っていると佐呂間町に入る。佐呂間町に入ってからは緩やかな勾配を下る。直線道路を下っていると国鉄湧網線跡を横切るが、廃止後30年以上が経過しているとあってその痕跡はほとんど確認できない。

272.床丹橋以東は上り勾配 273.サロマ湖を望む 274.サロマ湖畔を快走
 床丹橋を渡ってからは緩やかな勾配を上り、前方にサロマ湖を望むようになる。緩やかに下った後は湖畔を走る。湖畔区間にサロマ湖駐車場があり、湖に近接した位置にあるもののトイレ等は設置されていない。

275.北海道r961交差点 276.ルートイングランディアサロマ湖は休業中 277.道の駅「サロマ湖」
 トップウシベツ川に架かっている富武士橋を渡った先で北海道r961交差点を通過する。r961に佐呂間と案内されている事からも分かるとおり、佐呂間町の中心部はR239(実質R238)が通っている地域ではない。r961交差点からは緩やかな勾配を上り、休業中のルートイングランディアサロマ湖の前を通った後に道の駅「サロマ湖」を通過する。

278.交通量は少ない 279.再びサロマ湖畔を走る 280.佐呂間町字幌岩
 道の駅付近もサロマ湖沿いと言える場所を通っているが、湖側に樹木があるため湖面は見えない。水産物加工会社付近からは湖のすぐ傍を走っているため湖面を望む事ができる。幌岩駐車場付近を通り過ぎると湖岸から離れる。

281.おにぎりが白くなりすぎて見にくくなっている 282.北海道r858交差点 283.佐呂間大橋
 サロマ湖から少し離れた場所を走っていると北海道r858交差点を通過してその直後に佐呂間大橋を渡る。r858はキムアネップ岬浜佐呂間線と言って佐呂間湖に突き出たキムネアップ岬と国道とを結ぶ道道である。

284.北海道r103交差点 285.北見市に入る 286.北海道r442交差点
 佐呂間大橋から少し走ると北海道r103交差点を通過する。床丹橋付近から内陸を通っていた国鉄湧網線跡がこの辺りから再び並走状態となり、交差点の東に浜佐呂間駅があった。浜佐呂間集落を通り過ぎて程なくして市町境を通過して北見市に入る。平成の大合併以前は常呂町だった地域であり、北見市の市街地とは40km程離れている。
 北見市に入ってすぐに北海道r442交差点を通過するが、r442はサロマ湖公園線と言って、概ねサロマ湖に沿っており起終点はどちらもR239(実質R238。R242重複)との交差点である。湧網線跡は東に逸れており再び離れた状態になる。

287.アップダウンのある2車線道路を快走 288.北見市常呂町岐阜 289.岐阜橋
 北海道r442交差点から少し走ると右カーブを曲がってほぼ真東の方角に向かって走る。その後はアップダウンを繰り返しながらいくつかの緩やかなカーブを曲がる。交通量は少なく快走路と言える道路状況である。

290.市道が交差している左カーブを曲がる 291.北海道r442交差点 292.「斜里77km 網走35km 常呂市街3km」
 岐阜橋を渡ってから程なくして左カーブを曲がり、その後の右カーブの先で北海道r442交差点を通過する。この交差点がr442の起点である。なお、r442のサロマ湖駐車場から東の区間はオホーツク自転車道が重複しており、R239(実質R238。R242重複)にも重複している。

293.北海道r1033交差点を道なりに右へ進む 294.カーリング場の近くを通る 295.北海道r7交差点
 北海道r442交差点から少し走ると北海道r1033交差点を道なりに右方向へと進む。r1033は路線名を土佐東浜線と言い、国道の旧道のようなルートをしている。前述のオホーツク自転車道はこのr1033に重複している。なお、案内標識のヘキサには四桁ではなく三桁“033”で表記されている。
 r1033交差点からは車線幅の広い2車線道路を走る。常呂町スポーツセンターの野球場付近に国鉄湧網線が横切っていたが、その痕跡は確認できない。踏切跡を通過して少し走ると北海道r7交差点を通過する。r7は停車場線ではないが、左折して常呂市街方面に進むと常呂駅跡に行く事ができる(ただし、駅の痕跡は残っていないようである)。

296.常呂大橋 297.常呂駐車場 298.高台からオホーツク海を望む
 北海道r7交差点を過ぎてすぐに左にカーブして緩やかな勾配を上って常呂大橋を渡る。橋を渡り終えると沿線の建物は少なく緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。左側の視界が開けるようになるとオホーツク海が見えるようになる。

299.北海道r1033交差点 300.北海道r1087(網走常呂自転車道線)との交差点 301.「斜里70km 網走28km」
 オホーツク海を見ながら緩やかな右カーブを曲がっていると北海道r1033交差点を通過する。こちら側の交差点の案内標識のヘキサはちゃんと四桁で表記されている。その後も標高20m前後の少し高い場所を走っていると北海道r1087との交差点を通過する。r1087は網走常呂自転車道という路線名が示す通り、自転車道である。交差点から400m弱先から網走方面の区間は国鉄湧網線跡が転用されている。

302.網走市に入る 303.能取稲荷神社の前を通過 304.網走市字能取
 国鉄湧網線跡(=北海道r1087)と並走状態になって少し走ると市境を通過して網走市に入る。市境のすぐ先でr1087の上を通るが、鉄道の跡を転用しているため掘割となっており前後に勾配はなく平坦のため気付かずに通り過ぎてしまうかもしれない。ポント沼の東を南下していると能取湖の手前で右カーブを曲がる。

305.能取駐車場 306.能取湖の湖畔を走る 307.平和駐車帯
 能取駐車場からは能取湖の湖畔を走る。能取駐車場の手前でも北海道r1087をオーバーパスしているが、ここもr1087は掘割となっている。また、駐車場には公衆トイレが設置されており、国道を走るドライバーのみならずサイクリング中でも立ち寄る事が可能である。湖畔の南に向かって走っていると平和駐車帯を通過するが、こちらは駐車スペースのみでトイレは設置されていない。

308.住吉橋 309.網走市字卯原内 310.北海道r591交差点
 能取湖の南西で住吉橋を渡ってから程なくして卯原内集落を通行する。卯原内駅跡の前を通るが、駅跡には静態保存されたSLと客車が置かれている。卯原内集落の中で北海道r591交差点を通過して卯原内新橋を渡る。

311.網走市字二見ヶ岡 312.北海道r76交差点 313.おにぎりが警戒標識に隠されている
 能取湖の南岸を東の方角に向かっており、湖寄りの隣接した場所に北海道r1087が並走している。能取湖から離れて北海道r76交差点を通過する。r76は網走公園線といって能取岬を含む能取半島を周回する道道である。

314.北海道r104交差点 315.網走湖を望む 316.湧網線跡の湖眺橋
 能取湖と網走湖の中間付近で二見ヶ岡駅の近くを通って北海道r104交差点を通過する。r104は網走市と北見市を結ぶルートに当たるためr104に進む車両も多い。r104交差点を過ぎて左カーブを曲がっていると前方に網走湖が見えてきてそのまま湖畔を走る。中央分離帯が現れて片側1車線道路を走っていると跨道橋をくぐるが、これは湧網線跡から転用された北海道r1087=自転車道である。片側1車線区間に駐車帯が設置されているが、上下線それぞれに設けられている。

317.能取湖の北岸を走る 318.能取湖の北東にも中央分離帯あり 319.北海道r1010交差点
 通常の2車線道路に戻ってからも湖沿い状態が続いている。再び中央分離帯が設置された区間に入るとやや急な左カーブを曲がる。その後車線が増えて片側2車線道路になり、北海道r1010交差点を通過する。r1010を走ると北海道r76に行く事ができ、さらには能取岬まで行く事も可能である。

320.大曲橋 321.中央分離帯がなくなる 322.R39・R238・R240・R242・R243大曲1交差点
 北海道r1010交差点からは大きく右にカーブして大曲橋で網走川を渡る。橋の東詰に北海道r1087が交差しており、自転車道線としては起点に当たる。国鉄湧網線跡はさらに東に続いている。
 大曲橋からは中央分離帯のない4車線道路を走る。網走市の市街地とはやや離れている場所だが沿線には商業施設が点在している。市道の山下通との交差点を通過してすぐにR39・R238・R240・R242・R243大曲1交差点に至る。この交差点がR239の起点であり、R238との重複区間は130kmに及ぶ。なお、交差点の東方向はR238・R239・R242重複区間、西方向と南方向はR39・R240・R242・R243重複区間となっている。意外に多くの国道が交差している交差点だが、案内標識に表記されているのはR39とR238のみである。