国道212号
part2

R496交差点〜大分r647松原ダム入口交差点
中津市→日田市

49.R496・R500交差点以降も快走路 50.大分r720交差点 51.上志川の流域を南下
 R500との重複区間からR496との重複区間となるが道路状況に変化はなく走りやすい2車線道路が続く。約800mで大分r720との交差点を通過するが、r720は奥耶馬トンネルを含むバイパスの旧道である。上志川の流域の緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。交通量は多いが流れはスムースである。

52.上志川大橋 53.登坂車線あり 54.奥耶馬トンネル
 上志川大橋を渡り終えた後に登坂車線が現れ、それが終わった直後に奥耶馬トンネルに入る。上志川大橋の北詰で交差している市道へと進むと明治期に掘られた手掘りの大石隧道に行く事ができる。ただしトンネルの前後は廃道状態で車両では進入できず、トンネルそのものも風化によって崩れている箇所があるので安全とは言い難いようである。

55.R212・R496串刺しおにぎり 56.伏木入口交差点 57.長い勾配を下り続ける
 奥耶馬トンネルからは日田市に入って緩やかな勾配を下って行く。R212とR496の串刺しおにぎりが設置されているが、中津市側では見られなかったものである。これは管轄する県の土木事務所が異なるためと思われる。反対側車線に登坂車線が設置されてているが、その延長は約2.4kmと結構な長さである。

58.日田市花月 59.市ノ瀬橋 60.市ノ瀬橋を渡ってからも中央分離帯がある
 2車線道路を下っていると視界が開けると同時に勾配が緩やかになる。市ノ瀬橋は上下線が分離しており片側1車線道路になる。橋を渡り終えてからも中央分離帯はなくならず片側1車線状態が続く。S字状にカーブしている事もあって追越しを物理的に防ぐために設置されているものと推測される。

61.大分r107藤山三差路交差点 62.財津橋 63.拡幅工事が進行中
 猿王橋を渡って市ノ瀬川の左岸を左にカーブしながら走って大分r107藤山三差路交差点を通過する。r107を300m弱進んだ所で旧道の大分r720と交差している。藤山三差路交差点付近からは交通量が増え始め、沿線には家屋の他に商業施設も建っている。財津橋付近からは多車線化工事が行われている。北向き車線用の橋もほぼ完成しているようだったが、南の部分がまだ工事中であった。

64.大分r671三和団地入口交差点 65.大分r676天神町交差点とE34大分道の天神高架橋 66.R596走行時よりも他車線区間が延伸されていた
 大分r671三和団地入口を通過しながら左カーブを曲がり、真南に延びる直線道路を走っているとE34大分道の天神高架橋の手前で大分r676天神町交差点を通過する。天神町交差点を過ぎて少し走ると車線が増える。R496を走行した2021年12月13日よりも多車線区間が僅かながら延伸されていた。

67.E34大分道・日田IC 68.花月川大橋 69.R386・R496玉川交差点
 日の出第二交差点からは中央分離帯のある片側2車線道路となり、永山城址の北西でE34大分道の日田ICを通過する。左にカーブしてから花月川大橋でJR久大本線と花月川の上を通過する。橋を渡り終えて平坦な状態になった後にR386・R496玉川交差点を通過する。かつては左折の日田市街方面がR212に指定されており、R386・R496との重複区間となっていたが、2020年3月31日に玉川バイパスに一本化されてR386の単独区間となっている。

70.大分r677日ノ隈町交差点 71.島内橋 72.R210加々鶴トンネルの制限高の警告
 玉川交差点からも片側2車線道路が続いており交通量も多い。浄明寺橋を渡った先で大分r677日ノ隈町交差点を通過して島内橋を渡る。島内橋の手前の日ノ隈陸橋ではr677の旧道の上を通っている。
 島内橋を渡り終えると筑後川の中州と走るが、そこには加々鶴トンネルの制限高の警告標識が設置されている。加々鶴トンネルはR210の久留米方面にあり、5.4kmと結構離れているうえに制限高も4mと特段低い訳ではない。にもかかわらず警告されているという事は過去に事故があったのだろう。

73.鏡坂交差点 74.登坂車線あり 75.R210・R496高瀬交差点を左折
 台霧橋の南詰で鏡坂交差点を通過するが、交差している市道はR210の旧道である。鏡坂交差点からはやや急な上り勾配となり左カーブを曲がった先から登坂車線が設置されている。右カーブを曲がって上野橋を渡り、登坂車線が終わった直後にR210・R496高瀬交差点に突き当たる。R212は左折してR210との重複区間を大分・阿蘇方面に進む。R496はこの交差点が終点であり重複区間が終わる。

76.R210・R212串刺しおにぎり 77.琴平大橋 78.R210・大分r9大宮交差点を右折
 高瀬交差点からはR210との重複区間となるが串刺しおにぎりが設置されており2本の国道が重複している事が分かる。琴平大橋で高瀬川と大分r673の上を通ってS字状にカーブする。さらに下っているとR210・大分r9大宮交差点を右折して阿蘇・小国方面に進む。R210との重複区間の距離は約2.1kmである。

79.大宮交差点からも下り勾配 80.大分r9交差点 81.旧道との交差点
 大宮交差点からは大山川の左岸を下り、平坦になった所で左カーブを曲がって大分r9交差点を通過して恵良橋を渡る。橋の南詰で交差している日田市街方面の市道はR212の旧道である。ウオッちずでは2022年9月時点でも玉川交差点からこの交差点までの区間をR212と表記している。

82.大山川の右岸を走る 83.千丈橋 84.大分r9交差点
 旧道と合流してからは大山川の右岸を走る。山国川沿い区間と同様にカーブは多いが緩やかなものが大半でほとんど勾配がないため概ね走りやすい道路状況と言える。千丈橋を渡って左岸に移った直後に大分r9交差点を通過する。恵良橋北詰〜千丈橋南詰はr9が大山川の左岸を並走しているが、ほとんどが狭路のためR212を走った方が便利である。

85.片側だけながら歩道がある 86.大分r9中川原交差点 87.旧大山町の中心部はやや狭苦しい
 片瀬古集落を過ぎると大山川沿いの断崖路となるが、片側だけとは言え歩道も設置されており走りにくさは感じない。左にカーブしながら万々金橋を渡ると旧大山町の中心部に入り、大分r9中川原交差点を通過する。中川原交差点以降は町の中心部だった場所を通っているせいもあって若干狭苦しい2車線道路を走らなければならない。

88.道の駅「水辺の郷おおやま」 89.旧道との交差点 90.ひびきトンネル
 大山川沿いに戻った後に道の駅「水辺の郷おおやま」を通過する。細長い敷地の道の駅を過ぎるとおおくぼ台方面の市道との交差点、次いで鎌手・野瀬部方面の市道との交差点を通過する。後者は響峠バイパスの旧道だが、2021年3月28日と開通時期が最近のためかウオッちずでは2022年9月時点でも国道扱いされていた。
 響峠バイパスを走っているとひびきトンネルをくぐる。南側の坑口付近の上を通っている道路が旧道である。トンネルを出てからは旧道を並走しており、鎌手新橋を渡った直後に大分r698交差点を通過する。r698の50m程はR212の旧道である。

91.丸岩橋 92.金堀橋 93.柚木集落
 大分r698交差点を通過した後に左にカーブしている丸岩橋を渡ってから右カーブを曲がり、金堀橋で再び大山川を渡る。短い距離で2回も橋を渡っている事から旧道は左岸にあったと思われるが、廃道と化しており進入できない。左岸に戻ってからは下釣集落や柚木集落を通過しながらカーブの多い2車線道路を走る。

94.田北隧道 95.左前方に見えるのは松原ダム 96.大分r647松原ダム入口交差点を左折
 田北隧道をくぐって松原集落の山寄りを走っていると視界が開けると同時に前方に松原ダムが見えるようになる。ダムの真横で大分r647松原ダム入口交差点を左折して阿蘇・小国・杖立方面に進む。

国道212号 part3