国道210号
part2

R212高瀬交差点〜R387粟野交差点
日田市→玖珠町→九重町

58.「R210この先6km 車幅3m以上通行不可」 59.琴平大橋 60.R210・R212串刺しおにぎりあり
 R212高瀬交差点からも引き続き日田バイパスを走っており、道路状況としては非常に走りやすい。下り勾配になっている琴平橋をで高瀬川を渡るが、その左岸には大分r673がある。琴平大橋を渡り終えると左にカーブした後に右にカーブする。すぐ南にサッポロビールの九州日田工場があるが、国道との標高差は50mある。

61.長い勾配を下る 62.R212・大分r9大宮交差点
 サッポロビール付近からは直線道路を下り、緩やかに左にカーブした先でR212・大分r9大宮交差点を通過する。r9に案内されていた地名は消されているが、これはr9が住宅地の中を通る狭路である事が要因と思われる。

63.大宮大橋と大部トンネル 64.R386小ヶ瀬(1)交差点
 大宮交差点を過ぎてすぐに大山川に架かる大宮大橋を渡る。大山川の右岸にはR212の現道が走っているが、大宮橋が高所を通っているため直接は繋がっていない。大宮大橋を渡り終えて市道との交差点を過ぎると大部トンネルに入る。
 大部トンネルを出て小ヶ瀬橋を渡った直後にR386小ヶ瀬(1)交差点を通過する。この交差点はR386の起点であり、R210の北を福岡県筑紫野市まで続いている。R212の現道は日田市街においてR386と重複区間を持っている。

65.玖珠川の右岸を走る 66.小ヶ瀬隧道 67.旧天瀬町に入る
 小ヶ瀬(1)交差点からは玖珠川の右岸を走る。以降は分水嶺の水分峠までは玖珠川流域を東に進む。短い小ヶ瀬隧道をくぐってからはこれまでも並走していたJR久大本線が接近してくる。R210と同様に久大本線も玖珠川流域を走っている。九州電力の日田電力所の対岸で旧天瀬町に入る。

68.JR久大本線 69.車線逸脱防止(?)の分離帯がある 70.新境橋は工事のため片側交互通行
 旧天瀬町に入り金場集落を通り過ぎて左にカーブした先でJR久大本線の橋梁の下を通る。榎釣橋を渡った後に玖珠川に沿って右の急カーブを曲がるが、カーブ部分には車線逸脱防止用と思われる分離帯が設置されている。右カーブを曲がって川原集落の北を通り過ぎると新境橋を渡るが、走行した日は床板改修工事のため片側交互通行規制が敷かれていた。

71.JR久大本線 72.塩井第一洞門 73.豊後中川駅付近を通過
 新境橋を渡ってすぐにJR久大本線の下をくぐり、左にカーブした先でもくぐる。さらにすぐ先では塩井第一洞門と塩井第二洞門を連続して通過する。玖珠川に沿って右にカーブして新合田橋を渡り、久大本線と玖珠川の間を走っていると大分r54高塚愛宕地蔵尊入口交差点を通過する。交差点の西には豊後中川駅があるが、場所が場所なだけに無人駅で周辺の集落も規模が小さい。

74.JR久大本線 75.観音の滝とバス停との間に歩道橋あり 76.JR久大本線
 玖珠川の左岸を走っているとJR久大本線の橋梁の下を通過する。川に沿って緩やかな左カーブを走っていると観音の滝の前を通過する。沿線に集落のない場所だが、滝の近くには歩道橋が設置されている。バス停と滝とを結ぶためだけに存在しているように思える。その後、上ノ釣集落と多々良木集落との間でも久大本線の下を通過する。

77.池ノ原橋と池ノ原トンネル 78.谷筋を走っている事がわかる 79.交通量は少ない
 池ノ原橋を渡った直後に池ノ原トンネルをくぐり、新池ノ原橋を渡る。池ノ原橋のトンネル寄りの下にはJR久大本線が通っている。山ノ釣集落を過ぎると大きく左にカーブして湯田橋を渡り、少しだけ右岸を走った後に湯山橋を渡る。玖珠川に架かる橋を通過する回数が多いのがこの区間のR210の特徴と言える。

80.五馬入口交差点 81.天ヶ瀬駅付近は高架橋で通過 82.大分r12交差点
 湯山橋から程なくして市道との五馬入口交差点を通過し、直後にJR久大本線の下を通過して旧道と思われる市道との天瀬町振興局前交差点を通過する。その後は高架橋を走るが、旧道や久大本線の上を通っている。近くに天ヶ瀬駅があるが、駅に行くには旧道を通らなければならない。久大本線の上を通ってすぐに大分r12交差点を通過する。

83.正面に見えるのはみるき〜すぱサンビレッジ 84.JR久大本線をオーバーパス 85.谷筋を快走
 天ヶ瀬駅の周辺は温泉街となっているが、多くの温泉は旧道沿いにあるためバイパスの沿線に建っている建物は少なく温泉街の風情はほとんど感じられない。緩やかなS字カーブを描いて跨線橋を通ると、玖珠川を眺めながら緩やかな勾配を下る。JR久大本線と玖珠川の間を走っており、対岸は玖珠町域となっている。

86.バイパス工事が進行中 87.JR久大本線 88.湯の釣第二洞門
 トンネルに入るJR久大本線から離れて川沿いを走っていると右カーブ付近でバイパスの工事現場を通過する。天瀬改良という工事名称だが、現道を改修するのではなく橋梁とトンネルで別のルートの道路が造られている。バイパスの西側の接続地点を過ぎると久大本線の橋梁の下を通過した後に湯の釣第一洞門、第二洞門、第三洞門を相次いで通過する。

89.JR久大本線 90.バイパスの東側の接続地点を通過 91.赤岩洞門
 湯の釣第三洞門を出てすぐにJR久大本線の橋梁の下を通る。その先の右カーブにバイパスの東側の接続地点があり、カーブを曲がり切った先で赤岩洞門をくぐる。バイパス開通後に旧道となる区間には温泉があるため閉鎖されることはないだろうが、東側は洞門があるだけなのでそちら側だけ閉鎖される可能性はあるだろう。

92.玖珠町に入る 93.大分r704慈恩の滝入口交差点と道の駅「慈恩の滝くす」 94.杉河内橋
 杉河内駅の前を通り過ぎて右カーブを曲がった先でJR久大本線の橋梁の下を通り、山浦川を渡ると玖珠町に入る。玖珠町に入ってすぐに大分r704慈恩の滝入口交差点を通過するが、交差点に隣接する形で道の駅「慈恩の滝くす」がある。2016年7月23日に開業した新しい道の駅で、R210の道の駅として登録されているが、R210に接している場所に出入り口が設けられていない。道の駅を過ぎてすぐに杉河内橋で筑後川を渡り、右にカーブした後に家屋が点在する集落を通過する。

95.滝瀬隧道 96.JR久大本線が隣接して並走 97.大分r54平川交差点
 玖珠川の右岸を走っていると滝瀬隧道をくぐる。川沿いの旧道は完全1.0車線幅で、家屋があるため閉鎖こそされていないが、落石のため通り抜けるのは不可能である。滝瀬隧道を出てしばらく谷筋を走った後に景色が開けるようになる。JR久大本線とともに蛇行する玖珠川から離れて緩やかなアップダウンを繰り返す2車線道路を走っていると大分r54平川交差点を通過する。r54の路線名は玖珠天瀬線と言い、ここが起点で日田市の高塚愛宕地蔵尊入口交差点が終点と思われる。両交差点間の距離はR210の13.4kmに対してr54は10.4kmと若干短い。

98.北山田駅付近を通過 99.大分r678広瀬交差点 100.「大分65km 湯布院28km」
 平川交差点からも緩やかなアップダウンを繰り返しながら開けた景色の中を走る。右にカーブしている大分r678広瀬交差点を通過してすぐに広瀬橋を渡るが、その下を流れているのは玖珠川である。広瀬橋以降は直線的な2車線道路となっており、沿線の建物が多くなり、コンビニ等の商業施設も見られる。

101.交通量が多くなる 102.R387新長野交差点
 旧道と思われる町道との門出交差点を過ぎるとセンターラインにゼブラゾーンが付加された2車線道路となる。大分r43新塚脇交差点を通過して旧道との長野交差点のすぐ先でR387新長野交差点を通過する。玖珠町の役場や中心駅である豊後森駅からはやや離れた位置だが、周辺には商業施設が多く、また交通量も多い。

103.R387重複区間にも串刺しおにぎりあり 104.玖珠町大隈 105.風景が長閑になる
 新長野交差点からはR387が重複しており、串刺しおにぎりも設置されている。しばらく沿線の商業施設が多い状態が続くが、右カーブ辺りから南は商業施設よりも家屋の割合が高くなる。さらに進むと家屋の数も少なくなる。

106.九重町に入る 107.R387粟野交差点
 町道との恵良入口交差点を通過するが、交差点上に町境があり以降は九重町域である。玖珠川の左岸を南下しているとR387粟野交差点を道なりに左にカーブして通過する事で重複区間が解消する。新長野交差点からの距離は約3.1kmである。

国道212号 part3