国道204号
part3

R204BP川西交差点〜佐賀r217古保志気交差点
伊万里市→唐津市

85.川東橋 86.松浦鉄道と並走 87.R202西部BPの江湖の辻高架橋の下を通過
 R204バイパスとR383川西交差点を左折するとすぐに川東橋で伊万里川を渡る。橋を渡り終えると勾配を下りながら緩やかなS字カーブを曲がり沿線に家屋が建ち並んでいる中を走る。緩やかな左カーブからは右側に松浦鉄道が並走しているが、西九州線という同じ名称ながらたびら平戸口駅や佐世保駅方面とは別の有田駅方面の線路である。松浦鉄道と並走した状態を走っているとR204西部バイパスの江湖の辻高架橋の下を通過する。この高架橋はR204現道だけでなく松浦鉄道の佐世保方面と伊万里方面の2本の線路と新田川も越えている。そのためか、現道とバイパスは接続していない。

88.松浦鉄道の東八谷搦踏切 89.沿線の建物が多い 90.佐賀r240伊万里駅前交差点を左折
 江湖の辻高架橋からすぐに松浦鉄道の東八谷搦踏切を通過するが、これは佐世保方面の線路である。新田川に架かる黄金橋を渡ると伊万里市の市街地に入るため沿線が若干賑やかになる。松浦鉄道だけでなくJR筑肥線も乗り入れている伊万里駅の北で佐賀r240伊万里駅前交差点を左折する。ここの案内標識もR204のおにぎりが消されていた。

91.駅通商店街を走る 92.佐賀r321交差点を左折 93.佐賀r321交差点以降も建物が建ち並んでいる
 伊万里駅前交差点からは駅通商店街を通り抜けており沿線には店舗兼住宅が多い。相生橋で伊万里川を渡った先で佐賀r321との信号機のない交差点を左折する。この交差点ではR204であるはずの道路がr321として案内されている事から国道ではない可能性もある。しかし、走行した時点でウォッちずでは国道色に塗られているため弊サイトでも国道として扱うものとする。県道に降格した(かもしれない)区間と言えど市街地を通っている普通の2車線道路である。

94.R204西部BPとの木須町交差点 95.伊万里川の右岸を少しだけ走る 96.
 右にカーブしながら短い勾配を上った所でR204西部バイパスとの木須町交差点に至る。3方向ともR204となっているが、左折はバイパスで佐世保・有田方面に戻る方向で、右折もバイパスだが途中までしか国道に指定されていない。国道トレースであれば直進の現道に進む必要がある。
 木須町交差点の直後に少しだけ伊万里川に沿って走り、右にカーブして川から離れる。伊万里川の河口や伊万里湾に近い場所を走っており平坦でカーブの少ない2車線快走路を走る。

97.本瀬戸交差点 98.臨海道路との黒塩交差点 99.伊万里湾沿いを走る
 快走路を走っていると本瀬戸交差点に至る。交差している道路は市道だが、約1.0km先でR204のバイパスに直結している。バイパスと実質的に合流した後もこれまでと同じような緩やかなカーブとアップダウンのある2車線道路を走る。臨港道路との黒塩交差点を通過するが、左折して伊万里湾大橋を渡って伊万里市街地を通らずに松浦・平戸方面に行く事ができる。そのためR204に直進する車両よりも左折する車両の方が多く、以降は道路状況に変化はないものの交通量が減って走りやすくなる。

100.伊万里市黒川町小黒川 101.佐賀r297塩屋東交差点 102.アップダウンしている快走路
 拝川を渡ると勾配を上った後に峠部分を越えて下りに転じる。平坦になった所で左にカーブしながら佐賀r297塩屋東交差点を通過する。七ッ島工業団地の東を通り過ぎると佐賀r321交差点を通過する。伊万里市の市街地で交差したr321だが、カーブが多いためR204であれば約10kmのところを約16kmも走らなければならない。r321交差点からは少し内陸をほぼ真北に向かって走る。アップダウンは多いがカーブは少なく走りやすい。

103.佐賀r32交差点を過ぎると海沿いを走る 104.佐賀r103交差点 105.伊万里市波多津町辻
 佐賀r32交差点を通過すると海沿いを走り、緩やかな勾配を上った後に佐賀r103との交差点を右にカーブしながら通過する。左折してr103に進めばすぐに福島大橋で福島に行く事ができるが、この福島は佐賀県伊万里市ではなく長崎県松浦市に属している。福島港と本土の浦ノ崎港を結ぶ旅客航路が設定されているが、浦ノ崎港は伊万里市の港湾である。
 r103交差点からは緩やかな勾配を下る。海沿いを走っており多少急なカーブもあるが、沿線の家屋も交通量も少ないためそれなりに走りやすい。波多津町辻集落からは海から離れて内陸に向かう。

106.幅員減少 107.驚くほど狭いという訳ではない 108.狭路区間にもおにぎりが立っている
 家屋が途切れた所で幅員減少の警告標識が現れ、警告通りに道幅が狭くなる。1.8車線幅程度で急カーブがあるものの交通量が少ないので特別走りにくいという訳ではない。周囲に家屋こそないものの田畑はあり人里離れた場所ではなく、狭路区間の距離も1.3km程度である。

109.センターラインが復活 110.市道との交差点を道なりに左へカーブ 111.佐賀r342交差点
 センターラインが復活して2車線道路に戻ると波多津町井野尾集落に入り、波多津小学校の南東で市道との交差点を道なりに左にカーブして通過する。この市道との交差点からの進行方角は概ね北になる。行合野川の流域を北上していると佐賀r342交差点を通過する。このr342はR204をショートカットする県道で、R204が約12kmなのに対してr342は約4kmと3分の1程度である。

112.アップダウンのある快走路 113.再び幅員減少 114.前方のガードレールもR204
 アップダウンのある2車線快走路と淡々と走っていると木場集落で再び幅員減少の警告標識が現れる。標識を通過すると道幅が狭くなると同時に右カーブを曲がる。前方に2本のガードレールが見えているが、どちらもこれから走るR204である。

115.ヘアピンカーブで標高を上げる 116.広域農道との交差点からは2車線 117.唐津市に入る
 1.8車線幅狭路を少し走ると左のヘアピンカーブを曲がり、緩やかな勾配を上っていると今度は右のヘアピンカーブを曲がる。勾配が落ち着いた所で左にカーブして広域農道との交差点を通過する。この交差点の手前でセンターラインが復活して2車線道路になる。2回目の狭路区間の距離も1.0km程度と短い。広域農道との交差点を過ぎてすぐに市境を通過して唐津市に入り緩やかな勾配を下る。

118.急カーブが多い 119.唐津市唐川 120.佐賀r33交差点を左折
 唐津市に入ってからも2車線道路が続いているが、沿線に家屋はなくヘアピンカーブこそないものの急カーブが連続している。唐川集落に入ると急カーブはなくなる。上り勾配の直線道路を走っていると佐賀r33との信号機のない交差点に至る。直進に唐津と案内されているが、R204は左折して鷹島・肥前方面に進む。なお、直進すれば僅か6km程で唐津市の市街地に行く事ができる。一方でR204で唐津市街地に向かうには50km近く走らなければならない。

121.やや急な勾配を下る 122.沿線の建物は少ない 123.佐賀r47交差点
 佐賀r33交差点からはやや急な勾配を下り、名もなき川を渡って右にカーブすると上りに転ずる。左ヘアピンカーブを通過してからも上り勾配が続いている。東山集落に入ると勾配が落ち着くがアップダウンが多い。交通量の少ない2車線道路を走っていると佐賀r47交差点を通過する。案内標識はあるがかなり手前に立てられており、交差点に信号機がないため漫然と走っていれば気付かないかもしれない。

124.唐津市肥前町万賀里川 125.カーブは多いが走りやすい 126.風力発電の風車が1基だけある
 佐賀r47交差点からもアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線快走路を走る。緩やかな右カーブを曲がった先で佐賀r342湯の浦入口交差点を通過する。前述の通りR204をショートカットする県道である。上倉ダムによるダム湖(というより溜池)の近くには風力発電用の風車が1基だけ建てられいるのが見える。

127.センターラインが消えている 128.佐賀r217・r218古保志気交差点を右折
 緩やかな勾配を下っているとセンターラインが消えてしまうが、道幅は2.0車線あるので走行に支障は出ない。左カーブを曲がりながら下っていると佐賀r217・r218古保志気交差点に至る。R204は右折して呼子・玄海方面に進む。直進してr217を進むと佐賀r109の鷹島肥前大橋を渡って鷹島に行く事ができる。この鷹島も福島と同じく長崎県松浦市に属している島で、架橋されているのは佐賀県伊万里市のみである。松浦市内の今福港〜殿ノ浦港、御厨港〜阿翁港を結ぶフェリーが就航しており、直接松浦市本土と往来する事は可能である。

国道204号 part4