国道186号
part2

R434交差点〜R191山崎交差点
廿日市市→安芸太田町

51.旧吉和村に入る 52.積雪地のためチェーン着脱場がある 53.山間部の2車線快走路
 R434交差点を通過してすぐに旧吉和村に入り、緩やかなカーブとアップダウンの2車線快走路を北東の方角に走る。島根県に接している山間部とあって積雪があるためチェーン着脱場がいくつか設けられている。太田川に沿って走っているが、川に忠実に沿っている訳ではなく線形は良い。

54.集落内も快走路 55.中国道 56.R434・R488交差点
 集落内も走りやすい2車線道路となっており、交通量が少ない事もあって非常に走りやすい状況である。頓原集落で広島r471交差点を通過するが、r471が狭路険道のためか案内標識が設置されておらず県道との交差点に見えなかった。r471交差点から程なくして左にカーブした先で中国道の高架下を通過する。緩やかなカーブをいくつか通過してからR434・R488交差点を通過する。信号機もなくセンターラインの切れ目もない交差点のため、案内標識があっても国道同士の交差点には見えない。なお、R488の益田方面は中国地方屈指の酷道である三坂峠がある。

57.おにぎりはR186のみ 58.センターラインが消えかけている 59.広島r296交差点
 R434とR488が重複した状態で集落内の2車線道路を走る。太田川の対岸の南側に時折高架道路が見えるが、中国道であり程近い場所に吉和SAがある。旧吉和村の中心部の手前で広島r296交差点を通過する。左折の県道にさらっと戸河内と案内されているが、1.0車線幅区間を含む険道である。

60.センターラインなしの2.0車線幅区間 61.R434・R488吉和郵便局前交差点 62.中国道・吉和IC
 新田尻橋からはセンターラインがなくなるが2.0車線幅程度はあるため乗用車であれば特に走りにくいと思う事はないだろう。旧吉和村役場(現在の廿日市市役所吉和支所)の出入口に当たる吉和郵便局前交差点でR488が湯来方面に分岐するが、R434との重複は続いている。吉和郵便局前交差点のすぐ近くに中国道の吉和ICが接続しており、距離が近いため2つの交差点は連動している。

63.長閑な風景の快走路を走り抜ける 64.集落が途切れると上り勾配になる 65.下り勾配となる区間もある
 吉和ICを過ぎると緩やかなカーブを描きながら勾配を下ってインターチェンジの接続道路の下をくぐる。その後は長閑な風景の2車線快走路を走り、集落が途切れると同時に緩やかな上り勾配となる。上り勾配を走っていると下り勾配に転じ、以降はアップダウンを繰り返しながら筒賀川沿いの谷筋を走る。

66.中国道と並走 67.安芸太田町に入る 68.坂原集落
 中国道も筒賀川沿いを走っており、国道に隣接している区間もある。狭い筒賀川を挟んでいるだけなのでお互いに走っている車両が分かるくらいの距離である。筒賀川に架かる境橋を渡ると安芸太田町に入るが、道路状況や周辺の風景に変化はなく谷筋の2車線道路を走る。安芸太田島に入ってすぐに景色が開けて坂原集落を通り抜ける。

69.中国道との交差区間が始まる 70.中国道は直線的でR186とR434はカーブが多い 71.交通量は少ない
 坂原集落を通り過ぎると並走している中国道の下をくぐり、少しだけ並走した後に再びその下を通過する。筒賀川に沿ってカーブの多い状態を走っていると筒賀川を渡って右にカーブして中国道をくぐり、さらにもう1回くぐる。

72.左に見えるのは中国道の馬越トンネル 73.栃山トンネル 74.布原トンネル
 馬越集落でまた中国道の下をくぐる。中国道の馬越トンネルの南ではR186(とR434)が栃山トンネルと布原トンネルを通過している。どちらのトンネルにも川沿いの旧道があり、フェンスやバリケードが設置されておらず進入できそうだが荒れ果てており車で走ろうとは思えない状態になっていた。

75.布原集落 76.筒賀川沿いを走る 77.中国道の上り線と下り線が離れている
 布原トンネルを出て中国道の下をくぐると布原集落に入り、その東端で右にカーブして中国道をくぐる。中国道の南側を走っていると左にカーブしてまた中国道をくぐるが、上り線と下り線の距離が少し離れているため橋梁下をくぐる回数が増える。距離が離れているとは言え、北陸道の敦賀市北部程ではない。

78.左が下り線で右が上り線 79.広島r41交差点 80.中国道の椿山トンネルが見える
 筒賀川に沿ってカーブの多い2車線道路を走っていると大井集落を通り、上下線で離れている中国道の上り線と下り線の下を通過した先で広島r41を通過する。小原集落は中国道が近接しており、下り線の椿山トンネルの坑口が見える。

81.中国道との最後の交差ポイント 82.安芸太田町上筒賀 83.旧筒賀村の中心部はやや狭苦しい
 中国道の上下線の間にある萩原集落を通過して上り線の橋梁の下をくぐるが、それが最後の交差箇所である。中国道との交差箇所区間を出てすぐに広島r303との交差点を通過する。r303と筒賀川を挟むように並走しながら沿線の家屋が多い2車線道路を走る。交通量は少ないが家屋が密集している場所はやや走りにくく感じる。

84.JR可部線跡 85.右の"ま"は「またのおこしを」の一文字目 86.筒賀集落を離れると走りやすくなる
 旧筒賀村の中心部の東で鉄道のガードを2ヶ所通過するが、JR可部線が2003年に廃線となったため列車が走る事はない。国道の上を通過する橋梁は撤去されていないが、道路に転用されている箇所も多い。かつての村の中心部を出ると筒賀川に沿って山裾を走る。沿線の家屋が密集していないため走りやすくなる。

87.旧戸河内町に入る 88.R191・R434戸河内IC入口交差点 89.旧道との戸河内インター北交差点
 太田川を轟大橋で渡ると旧戸河内町に入り、道の駅「来夢とごうち」の北東でR191・R434戸河内IC入口交差点となる。交差点の名称が示す通り、中国道の戸河内ICが接続している。なお、道の駅はR186(R434重複)に面した場所に出入口がないため、利用するにはR191へ左折しなければならない。
 戸河内IC入口交差点からはR434に加えてが重複している。緩やかに右にカーブして戸河内インター北交差点を通過するが、左折する道路はR186(とR191とR434)の旧道に当たる。

90.おにぎりはR186のみ 91.上殿大橋と広島r304交差点 92.バイパスらしい快走路を走る
 戸河内インター北交差点からも沿線の建物があるがこれまでに比べて車線幅に余裕があって走りやすい。右にカーブしている勾配を上ると上殿大橋を渡り、東詰で広島r304との交差点を左にカーブしながら通過する。太田川の右岸を走り、r304が分岐した直後に殿賀大橋で左岸に戻る。

93.旧道との殿賀大橋北詰交差点 94.山岳部を走る 95.左の高台に見えるのは木坂駅跡
 殿賀大橋北詰交差点で旧道と合流した直後は沿線の家屋が多く多少狭苦しさも感じるがすぐに集落が途切れてしまう。太田川に山が迫っている場所を走ってから鵜渡瀬集落を走り抜ける。川の反対側の高台にはJR可部線跡があり、国道からも木坂駅跡は確認できる。

96.JR可部線 97.可部線ではなくはR191の加計大橋 98.旧加計町の中心部を走る
 木坂集落を通り過ぎると斜めに通過するJR可部線のガードを通過する。その先で直角に横切る高架があるが、これは可部線でも中国道でもなくR191の加計大橋である。加計大橋の下から左にカーブして旧加計町の中心部に差し掛かる。

99.R191・R434山崎交差点をまず左折 100.R191・広島r305山崎交差点を右折
 旧加計町の中心部の西部でR191・R434山崎交差点に突き当たり、左折するとR434が加計市街方面に分岐する。その直後の山崎交差点を右折するとR191が広島方面に分岐して完全な単独区間となる。最初の山崎交差点を右折して約900m進むと終点で交差していたR433とR434の加計郵便局前交差点に至る。R434はこの先三次市の終点までR433との重複区間が続いている。

国道186号 part3