国道184号
part4

島根r325交差点〜R9渡橋中央交差点
飯南町→出雲市

163.島根r325交差点からは2車線 164.センターラインのない区間もあるが短い 165.神戸川沿いを快走
 島根r325交差点を左折するとセンターライン付きの2車線と道路状況が良くなる。その先でセンターラインのない箇所も残っているが、2.0車線程度のため大型車同士のすれ違いでもない限り全く問題のない道幅であり、距離も短い。再び2車線道路になってからは神戸川の右岸を大きくカーブする快走路となる。

166.法面崩落により片側交互通行規制が敷かれていた 167.上ガ原大橋 168.天王山トンネル
 中村集落を通り過ぎると法面崩落の復旧工事のため片側交互通行規制が敷かれていたが、規模としては小さな崩落のため復旧にはさほど時間を要しないと思われる。蛇行する神戸川を鳥越原大橋と上ガ原大橋で2回渡り、緩やかな勾配を上っていると天王山トンネルをくぐる。

169.島根r40交差点と明劒トンネル 170.出雲まで38km残っている 171.大歳原トンネル
 天王山トンネルを出て左カーブを曲がった先で島根r40との交差点を通過する。左折すれば三瓶山や三瓶温泉、右折すればR54に行く事ができる。r40交差点のすぐ先には明劒トンネルをくぐって、以降は緩やかな勾配をカーブの2車線快走路を走り、志津見湖の南端と言える場所で貝谷大橋を渡って大歳原トンネルをくぐる。貝谷大橋はダム湖を上を走っておりそこだけ開けているせいか、横風注意の標識が立っている。

172.権現大橋 173.志津見ダムの管理所の前を通過 174.出雲市に入る
 大歳原トンネルを出てすぐに根源大橋を渡るが、この橋の上も横風に注意しなければならない。町道との交差点を通過して緩やかな上り勾配の緩やかな右カーブを曲がっていると下山トンネルをくぐり、戸井谷大橋を渡った先で志津見ダムの管理所の前を通過する。来島湖は全く見えなかったが、湖岸を走っているはずの志津見ダムも橋の部分を除いてほとんど湖面が見えない。
 ダムのすぐ先にあるその名も境橋を渡ると出雲市に入る。橋長321mと結構な長さの境橋だが、神戸川に架けられた橋ではない。

175.神戸川の対岸に門曲集落がある 176.梁瀬橋の前後はS字状にカーブ 177.上橋波トンネル
 出雲市に入ってからも2車線快走路が続いている。右にカーブしている下ノ谷橋を渡り終えると左にカーブし、神戸川の左岸を少し走ってから梁瀬橋の前後でS字状にカーブしながら通過する。梁瀬橋の北詰には島根r185が交差している。その後すぐに上橋波トンネルを通過する。川に沿っている旧道は1.0車線と強烈な狭さだが、沿線に水田があるようで閉鎖されていない。

178.島根r56交差点 179.下橋波トンネル以北は谷筋を走る 180.仁江集落
 多少急なカーブもあるが走りやすい2車線道路を走っていると島根r56との交差点を通過するが、信号機もなくセンターラインの切れ目もないため、案内標識がなければ主要地方道が交差しているようには見えない。日之出橋を渡り、旧道と思われる市道との交差点の直後で下橋波トンネルを通過する。旧道は神戸川に忠実に沿うルートだが、下橋波トンネルを含むバイパスは神戸川の支流の高津屋川沿いを走っている。
 高津屋川の谷筋を走っていると旧道と合流、つまり神戸川沿いに戻り、広い開けた谷筋となる。その後は神戸川の右岸を北上し、島根r280仁江橋交差点を通過して右の急カーブを曲がる。

181.長閑な風景の中を走り抜ける 182.島根r39八幡原交差点 183.走行時は2ヶ所目となる片側交互通行工事現場
 神戸川に沿った2車線快走路を淡々と走る。風景な長閑で断続的に集落が続いているが、交通量は非常に少ない。やや急な右カーブを曲がった先で島根r39八幡原交差点を通過する。その後も2車線道路が続いているが、神戸川が蛇行している部分に関しては若干急なカーブもある。

184.島根r39反辺交差点を左折 185.明谷橋 186.殿川内トンネル
 淀西集落を通り抜けると島根r39反辺交差点に至るが、R184は左折して出雲方面に進む。既に出雲市に入っているにもかかわらず出雲と表記されているのは、この場所がかつては佐田町という町だったからである。ただし、合併したのは平成の大合併の期間中の2005年と10年も経過している。直進のr39に案内されている掛合も2004年に雲南市になっている。
 反辺交差点の直後に佐田大橋で神戸川の左岸に移り、出雲市役所佐田支所の前を通過する。かつての町役場だが周辺に集落がある訳でもなく、公共のホールが隣接しているものの町の中心部と聞いて思い浮かべるイメージとは異なる。その後神戸川を3回渡ってから右岸を走っていると向名橋の直後に殿川内トンネルを通過し、左にカーブした先で上乙立橋を渡る。

187.立久恵峡では上下線が分離する 188.南向き車線の方が高い位置を走っている 189.狭いが対向車が来る心配はない
 立久恵峡付近では上下線が分離する構造となっているが、大きく離れるわけではなくせいぜい20m程度である。北向き車線はかつて一畑電鉄の立久恵線の線路跡が道路に転用されたもので、南向き車線が元から道路だった部分である。上下とも1.0〜1.5車線と狭いが、一方通行のため対向車が来る心配はしなくて済む。なお、この立久恵峡に限らず須田町中心部以北のR184はその多くの区間で一畑電鉄の線路跡が道路に転用されているのだが、廃線となったのが1965年と年月が経過しているため鉄道の痕跡はほとんど残っていない。

190.上下線が合流 191.宇和佐集落 192.桜集落を過ぎると上り勾配
 上下線が合流してからは2車線道路に戻って神戸川沿いを走る。神戸川が大きく蛇行しているものの国道の曲線半径は大きく取られているため走りにくいと感じるカーブは少ない。桜集落を通り過ぎると上りとなるが勾配はさほど急ではないため走りにくいとは感じない。

193.宇比多岐トンネル 194.碑原川に向かって下る 195.島根r51朝山町交差点を左折
 勾配を上っていると断面が長方形の宇比多岐トンネルをくぐり、碑原川に向かって勾配を下る。平坦になった状態を少し走ると碑原川を渡り、緩やかに左にカーブしてから島根r51朝山町交差点に突き当たり、左折して出雲大社・国道9号方面に進む。

196.山陰道 197.神戸川沿いを快走 198.簸川南広域農道との交差点
 朝山町交差点のすぐ先で山陰道の高架をくぐるが、インターチェンジでの接続はなく最寄りの出雲ICまでは8kmもある。山陰道からは碑原川に沿って走るが、すぐに神戸川に合流してしまい、以降は神戸川に沿って走る。交通量が増えてきた2車線道路を走っていると右にカーブした後に簸川南広域農道との交差点を通過し、半分大橋を渡って左にカーブする。ちなみに半分大橋の下を流れているのは斐伊川放水路であり、これによって斐伊川と神戸川が繋がり、神戸川が斐伊川水系に編入される事になっている。

199.沿線の建物が増える 200.島根r277古志大橋東詰交差点 201.出雲市天神町
 半分大橋以降は出雲市の市街地と言える場所に差し掛かるため沿線の建物が一気に増える。島根大学の南の直線道路を走っていると右にカーブして島根r277古志大橋東詰交差点を通過する。以降は街路樹のある2車線道路をほとんどカーブもなく北の方角に向かって走る。

202.JR山陰本線をオーバーパス 203.R9渡橋中央交差点
 JR山陰本線を跨線橋で越えて赤川に架かる有原中橋を渡った先でR9渡橋中央交差点に至る。出雲市の市役所から西に1km程度の位置にあるこの交差点がR184の起点である。なお、交差点から北に約600m進むとR9出雲バイパスがあるのだが、その間の道路ははR184ではなく島根r28に指定されている。