国道183号
part5

R180荒神原橋交差点〜R9公会堂前交差点
日野町→江府町→伯耆町→米子市

206.荒神原橋 207.「鳥取138km 津山87km 根雨15km」 208.日野川沿いを快走
 R180荒神原橋交差点の直後に交差点名称の由来となった荒神原橋で日野川を渡る。R180との重複区間であり、これまでと同様の緩やかなカーブが連続する2車線道路を快走する。上位国道と重複しているとは言え米子方面に行くには遠回りとなるルートのせいか、交通量は意外に少ない。

209.上菅駅の前を通過 210.JR伯備線と隣接並走 211.乗越橋
 日野川とJR伯備線の間を走っていると上菅駅の前を通過する。上菅駅の周辺は家屋がある程度密集しているが、それを除けば小さな集落ばかりである。JR伯備線と隣接した状態を走っていると上菅変電所前で工事に伴う片側交互通行規制区間を通る。その後は緩やかに左にカーブして乗越橋で日野川を渡る。

212.異常気象時通行規制区間に入る 213.異常気象時通行規制内も走りやすい 214.左側の構造物は歩道
 乗越橋以降は日野川の左岸を走っており、異常気象時通行規制の起点を通過する。異常気象時通行規制に入ってからは集落のない場所を走るが、見通しが良く走りやすい道路状況が続いている。多少急なカーブもあるがセンターライン付きの2車線道路なので走りにくいとまでは言えない。

215.新黒坂橋 216.JR伯備線をオーバーパス 217.鳥取r46・r210黒坂橋交差点
 小河内集落を取りすぎると右にカーブしながら新黒坂橋を渡り、緩やかな勾配を上った後に跨線橋でJR伯備線を越えて左にカーブしながら勾配を下る。その後は非常に緩やかな勾配を下り、日野川沿いになって平坦になった所で鳥取r46・r210黒坂橋交差点を通過する。交差点名の由来となって黒坂橋は交差点を左折してすぐのr46の橋梁である。

218.異常気象時通行規制に入る 219.「鳥取132km 米子41km 根雨9km」 220.鳥取r286交差点
 黒坂交差点を過ぎてすぐに左にカーブし、異常気象時通行規制に入るが道路状況は良好で走りやすい2車線道路である。対岸には昭和の大合併以前の黒坂町の中心部がある。米子まで41kmの距離を示す案内標識が確認できるが、生山道路で既に41kmと案内されていた事からも荒神原橋交差点以南の米子までの距離はR180経由である事が分かる。黒坂集落の北東で右にカーブして進行方角を東に転じた後に鳥取r286交差点を通過する。

221.左側の導水管は黒坂発電所のもの 222.日野川の対岸の方が開けている 223.豪雨時土砂災害危険区間
 鳥取r286交差点からは集落が途切れてカーブの多い谷筋を走る。黒坂発電所の対岸に当たる場所でJR伯備線に沿って走り、右カーブを曲がって以降は日野川を挟んだ状態になる。本郷集落から加勢地集落の間は豪雨時の土砂災害危険区間となっている。

224.特急やくもが見える 225.漆原集落 226.R180・R181塔の峰交差点を左折
 対岸のJR伯備線とともに日野川の流域を淡々と走る。漆原集落を通り過ぎるとアップダウンして言える川沿いの道路を左にカーブしてR180・R181塔の峰交差点に突き当たる。案内標識にR183のおにぎりは表記されていないが、左折してR181重複区間を米子方面に進む。右折の津山方面はR180とR181の重複区間である。

227.根雨橋 228.富士見橋 229.鳥取r35舟場橋交差点
 塔の峰交差点からはR181との重複区間となるが、道路状況には大きな変化はなく対面2車線道路が続いている。米子と津山を結ぶ幹線国道のためか、交通量はこれまでに比べてやや多い。日野川の支流の板井原川に架かる根雨橋を渡ってすぐにJR伯備線を富士見橋でオーバーパスして右にカーブして鳥取r35舟場橋交差点を通過する。跨線橋の近くに根雨駅があり、駅の南に日野町役場を含む町の中心部がある。

230.左に日野川、右にJR伯備線 231.江府町に入る 232.バイパスの橋が架橋工事中
 舟場橋交差点を過ぎてからは日野川とJR伯備線に挟まれた狭い平地を走る。川から少し離れて貝原集落を通り過ぎると町境を通過して江府町に入る。荒田集落の手前に左斜め前方に橋が架けられているが、バイパスの橋と思われる。通行した時点(2017年3月)では橋の対岸に山があり、トンネルが掘られるものと考えられる。

233.武庫交差点が鳥取r113との交差点として案内されている 234.鳥取r113交差点 235.正面のトンネルはJR伯備線の白尾トンネル
 日野川とJR伯備線に挟まれた状態を左にカーブしていると武庫交差点を通過する。案内標識に鳥取r113のヘキサが描かれているが、厳密に言うと交差点から武庫踏切にかけては県道ではなく町道である。r113の正式な交差点は約700m先の一反踏切に近接する交差点であるが、武庫踏切までの区間が1.0〜1.5車線狭路ため案内標識は設置されてない。r113交差点を過ぎても日野川に沿っており、伯備線の白尾トンネルの坑口付近を左にカーブする。

236.前方に見える山は大山 237.江尾駅の裏手を通る 238.R181・R482江尾交差点
 冠雪した大山を正面に見ながら江尾集落を走っていると江尾駅の裏手を通過する。駅の東には江府町役場があり町の中心部と言える場所だが、日野川とと伯備線に挟まれており沿線の建物は少なく中心部という雰囲気は薄い。
 江尾橋を渡った先でR181・R482江尾交差点を通過する。R482の終点は公会堂前交差点であり、ここから北は全てR181とR183に重複している。江尾交差点の直後に小江尾橋を渡り、その北詰で鳥取r52交差点を通過する。

239.江府町中心部以北の日野川に沿っている 240.米子道・江府IC 241.道の駅「奥大山」
 江府町の中心部を通り過ぎてからも日野川沿いの2車線道路が続いている。江尾交差点から約1.5kmで米子道の江府ICを通過する。国道上を横切る接続道路の下に道の駅「奥大山」がある。2015年4月24日に登録された新しい道の駅である。

242.「米子鬼太郎空港まで あと35km」 243.右カーブの先に4.4m制限高あり 244.JR伯備線の橋梁下が制限高4.4m規制
 江府ICや道の駅以降も平坦な2車線快走路が続いている。佐川集落の北端付近で左急カーブを曲がると集落が途切れて日野川に沿ってやや急なカーブを曲がる。右カーブを曲がった先で中央分離帯が現れて上下線が分離した状態でJR伯備線の橋梁下を通過する。おそらくは元々1.0車線幅だったものに車線を追加する事で改良したものと推測される。なお、このガードが4.4mの制限高の規制対象だが、南向き車線は元々道路だったためか制限高は設定されていない。

245.伯耆町に入る 246.JR伯備線をオーバーパス 247.南向き車線に追越車線あり
 JR伯備線のガードから普通の対面2車線道路に戻ってすぐに伯耆町に入る。日野川に沿って左にカーブした先で緩やかな勾配の跨線橋で伯備線をオーバーパスする。跨線橋からは右にカーブした後に伯備線と隣接した状態で並走する。勾配は非常に緩やかだが、反対側の南向き車線には追越車線が設置されている。

248.景色が開けてくる 249.左にはおにっ子らんどの鬼の像が見える 250.鳥取r1鬼守橋交差点
 日野川とJR伯備線に挟まれた2車線道路を走る。鳥取r209白水交差点を過ぎてからは右側を走っている伯備線に複数のロックシェッドが設置されている。ロックシェッド地帯が終わると緩やかな右にカーブした先で景色が開ける。旧溝口町の中心部の手前で鳥取r1鬼守橋交差点と鳥取r45溝口交差点を相次いで通過する。

251.鳥取r45溝口インター入口交差点 252.前方の跨道橋は鳥取r45の大江橋 253.JR伯備線と並走
 旧溝口町中心部の西側を走っていると鳥取r45溝口インター入口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、米子道の溝口ICの入口に当たるが、国道とJR伯備線が隣接しているため大江橋という跨道橋兼跨線橋で国道と鉄道の上を越えている。大江橋から北は沿線の家屋が少なくなり、平坦かつ直線的な2車線道路を伯備線に並走しながら北上する。

254.岸本バイパスが工事中 255.鳥取r36吉定交差点 256.日野川の堤防上を走る
 2車線快走路を走っているとバイパス工事現場を通過する。岸本バイパスと呼ばれるバイパスで、開通すれば伯耆町の中心部をパスできる。バイパス工事現場を過ぎて緩やかな右カーブの先で鳥取r36吉定交差点を通過するが、交差点付近は家屋が多くやや狭苦しい状態である。吉定交差点を過ぎると走りやすい2車線道路に戻り、短距離ながら日野川の堤防の上を通る。

257.鳥取r326伯耆町役場交差点 258.鳥取r53伯耆橋交差点 259.家屋密集地を走る
 伯耆町役場の近くで鳥取r326伯耆町役場交差点を左にカーブしながら通過し、さらに鳥取r53伯耆橋交差点を通過して伯耆橋を渡る。伯耆橋を渡り終えると右にカーブして家屋が密集している中を走り抜ける。歩道は片側に狭いものしかなく乗用車はともかく大型トラックだと狭いと感じるかもしれない。

260.米子市に入る 261.R181岸本バイパスとの交差点 262.永江団地入口交差点から4車線
 交通量が多く流れの悪い対面2車線道路を走っていると米子市に入る。以降も建物が密集して走りにくい2車線道路を走り、鳥取r160交差点、r160諏訪交差点を通過した後にR181岸本バイパスとの交差点を通過する。鳥取r36吉定交差点の南に接続する岸本バイパスの北端だが、2017年3月の時点では鳥取r316より北の区間しか供用されていない。また現時点では岸本バイパスとの交差点は信号機のないT字路だが、すぐ北で拡幅工事が行われておりいずれはバイパスの方が直線で繋がるものと思われる。そのバイパス接続予定地点の北にある市道との永江団地入口交差点の手前で車線が増えて4車線道路になる。

263.安養寺橋 264.左の川は加茂川 265.R9山陰道との米子南IC
 所々にラバーポールが立てられている片側2車線道路を北西の方角に向かって走る。道路状況の割に交通量はさほど多くなく流れは良好だが、信号機付き交差点にちょくちょく停められてしまう。安養寺橋の西詰で鳥取r244安養寺交差点を通過する。
 加茂川沿いを少し走った後に右にカーブし、R9山陰道の米子南ICを通過する。案内標識のR9松江方面の地名と道路の線が消されているが、米子南ICはフル規格のインターチェンジで、松江方面に行く事ができる。

266.鳥取r300明道地下道交差点 267.昭和新橋と鳥取r102総合事務所前交差点 268.R9・R181・R482・鳥取r157公会堂前交差点
 米子南ICを過ぎてからもラバーポールの中央分離帯のある片側2車線道路が続いている。加茂川に架かる前田橋を渡って少し走ると鳥取r300明道地下道交差点を通過する。沿線には建物が増えてきて米子市街に近付いている事が分かる。昭和新橋という跨線橋でJR山陰本線と境線をオーバーパスして、勾配を下り切った所で鳥取r102総合事務所前交差点を通過する。左折してr157を700m程進めば米子駅に行く事ができる。
 小規模なビルが建ち並ぶ間を走っているとR9・R181・R482・鳥取r157公会堂前交差点に至る。荒神原橋交差点からは約46km、塔の峰交差点からは約31kmである。なお、南に約2.8kmの位置にR9・R180の陰田町交差点があり、荒神原橋交差点からR180を経由した公会堂前交差点までの距離は約36kmである。