国道170号
part3

R166白鳥交差点〜R480槙尾中学校南交差点
羽曳野市→富田林市→河内長野市→和泉市

98.古市第二跨線橋 99.商業施設と住宅が混在している 100.新町南交差点と南阪和道
 R166・大阪r31白鳥交差点からしばらくは沿線の建物が多い状態を走り、緩やかな上り勾配の左カーブを曲がった後に古市第一跨線橋と古市第二跨線橋を通る。前者は近鉄の古市車庫への引込線を、後者は近鉄長野線を越えている。また、跨線橋の間で石川の上を通っている。第二跨線橋からはほぼ平坦な2車線道路を走る。車線幅は普通で沿線に風景も特に珍しいものではない。
 R170外環や近鉄長野線と並走しながら南下していると南阪和道の下をくぐる。高架の下は新町南交差点となっているが、インターチェンジではなく市道が交差している。なお、右折方向に南阪和道の大阪方面のみが案内されており、これは羽曳野ICを指している。羽曳野IC自体は両方向の出入りが可能であり、R170外環の羽曳野IC前交差点をUターンして羽曳野ICの大和高田方面の入口を利用してそちらに方面にも行く事ができる。

101.富田林市喜志町 102.大阪r32喜志南交差点 103.大阪r32BP中野町3交差点
 南阪和道から程なくして市境を通過して富田林市に入り、さらに進むと大阪r32喜志南交差点を通過する。右折すれば近鉄長野線の喜志駅がある。さらに少し南下するとまたr32との中野町3交差点を通過するが、こちらはバイパスであり、東の方角にしか伸びていない。

104.ごく普通の2車線道路 105.大阪r33本町北交差点を右折 106.富田林駅前を通過
 カーブが少なく平坦な2車線道路を走っていると大阪r33本町北交差点を右折する。そのすぐ先で大阪r705本町交差点を通過し、近鉄長野線の富田林駅の南を通り過ぎる。市名を冠した駅だが、市役所の最寄駅は一つ隣の富田林西口駅である。

107.大阪r35常盤町交差点 108.富田林市役所の西を通過 109.R309川西南交差点
 左にカーブしながら大阪r35常磐町交差点を通過し、さらに大阪r203西口駅前交差点を通過する。その後は富田林西口駅と富田林市役所の間を通り、富田林警察署や富田林郵便局の前を走る。両側に歩道が付いており見通しが良いので比較的走りやすい道路状況である。
 近鉄長野線の川西駅の東を通り過ぎてすぐにR309川西南交差点を通過する。酷道として知られているR309も大阪府内は概ね整備されており、幹線道路として機能している区間が大半を占めている。

110.市道が交差している左カーブを通過 111.滝谷不動駅付近は勾配あり 112.大阪r38交差点
 川西南交差点からも2車線道路が続いており、程なくして市道との交差点を左にカーブしながら通過する。おにぎり下に直進を示す矢印が付いていたり、案内標識の矢印が左に曲がっていたりしている事から交差している市道は旧道かもしれない。石川と近鉄長野線の間を南下していると滝谷不動駅付近で緩やかな勾配を下り、大阪r202錦織(高橋)交差点を通過する。その後も近鉄長野線に沿った状態を走っていると大阪r38交差点を通過する。信号機がなくセンターラインの切れ目もない事から案内標識があっても県道との交差点には見えない。

113.河内長野市汐の宮町 114.右の線路は近鉄長野線 115.近鉄長野線のガードに3.8mの制限高あり
 石川の支流の小さな川を渡ると河内長野市に入り、程なくして汐ノ宮駅の東側を通過する。駅周辺には建物が密集しており、それを通り過ぎると近鉄長野線が隣接した状態で並走する。谷川を渡った直後に近鉄長野線のガードをくぐるが、3.8mの制限高が設けられている。

116.若干車線幅が狭い 117.R310菊水町交差点を右折
 近鉄のガードからは沿線の建物が増えてきて2車線道路ながら車線幅が狭く歩道がないため走りにくく感じる。河内長野市の中心部の手前でR310菊水町交差点に突き当たる。R170は右折して泉佐野・和泉方面に進むが、案内標識が示す通り交差点の直後に左の直角カーブを曲がる。交差点の東に近鉄長野線、西に南海高野線のガードがありそれらに挟まれた形である。そのため直角カーブがやや曲がり難くなっている。

118.菊水町交差点以降も走りにくい2車線道路 119.河内長野駅前を通る 120.R310・R371本町七つ辻交差点
 菊水町交差点からも沿線に建物が密集しており走りにくい2車線道路が続いている。沿線の建物にビルが多くなってきた所で近鉄&南海の河内長野駅の前を右にカーブしながら通過する。駅前からは狭いながらも歩道が設置されており、非常に緩やかな上り勾配となっている。
 河内長野駅から程なくしてR310・R371本町七つ辻交差点を通過する。菊水町交差点から重複していたR310は堺方面に分岐し、R371はこの交差点が起点である。なお、交差点の名称が示す通り、七差路となっており国道の他に市道が3本交差している。

121.大阪r218川見の辻交差点 122.市道との交差点を左折
 本町七つ辻交差点を過ぎても緩やかな上り勾配が続いており、100m強走った所で大阪r218川見の辻交差点を通過する。さらに100m程先に市道との交差点があるが、R170はここを左折しなければならない。道なりに走っていれば市道に進んでしまう形状にもかかわらず案内標識が設置されてない。もっとも市道に進み突き当りを左折するとR170外環に行けるため、国道トレースをしていない大部分の人にとっては不親切に感じる事もないだろう。

123.大型車(3t以上)は通行禁止 124.直進の細い線がR170現道 125.R170外環との交差点を一時停止して左折
 ラブリーホールという市立文化会館の南を通り過ぎて緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。住宅地を通っているにもかかわらず小刻みなカーブが多く見通しが悪い。そのせいか2車線道路であるにもかかわらず3t以上の貨物車両は通行が禁止されている。市道との交差点から約900m走ると右直角カーブがあり、その先に外環との野作町南交差点となっているが、厳密に言えばこちらは国道ではない。ウォッちずでは直角カーブから直進方向に延びる1.8車線幅の道路が国道色に塗られている。よって、今回の国道トレースは直進方向の道路へ進む。
 1.8車線幅の道路を約100m進むと外環との交差点に至り、一時停止した後に左折する。直近に工業団地北交差点があるためタイミングによっては待つことなく外環に合流する事ができる。交差点には中央分離帯があるため右折して富田林方面に進む事はできない。富田林方面に行く場合は野柵町南交差点を通る必要がある。

126.R170外環との工業団地前交差点を右折 127.外環の西側を並走 128.R371BP・大阪r217BP交差点
 R170外環に合流した直後の工業団地前交差点を右折しなければならないため、すぐに右折車線に向かう必要がある。そのため交通量が多い場合は工業団地北交差点が赤になって車が途切れてから合流した方が良いだろう。
 工業団地前交差点からはごく普通の対面2車線道路を走る。左側には外環が並走しているため沿線には商業施設も多い。約500m走るとR371・大阪r217との交差点を通過する。このR371はバイパスであり、本町七つ辻交差点が現道の起点とするならこちらはバイパスの起点という事になるのだろか。ちなみにr271もバイパスであり現道が別のルートを通っている。

129.R371BP・大阪r217BP交差点以降は沿線の建物が少ない 130.勾配を上る 131.河内長野市上原町
 R371BP・大阪r217BPとの交差点を過ぎると沿線の建物が少なくなる。上り勾配になるとさらに少なくなり家屋が途切れる場所もある。勾配を上り切ると景色が開けて同時に集落に入る。山間部の集落とは異なり家屋の数は多く、バス路線でもある。

132.おにぎり下の補助標識は認識不能 133.河内長野市天野町 134.天野山金剛寺前交差点
 市道との小山田交差点を通過するが、左折して市道を約400m南に行った所にR170外環との立体交差がある。小山田交差点からはカーブが多く、右の急カーブを曲がった後に下り勾配を走りその後上りに転ずる。カーブが連続している場所を走っていると大阪r217との交差点を通過する。西除川沿いを少し走り天野山金剛寺前交差点を通過する。ここを左折して市道を約300m走るとR170外環との交差点がある。

135.和泉市に入る 136.R170外環の河内長野方面との連絡路との交差点 137.R170外環の岸和田方面との連絡路との交差点
 天野山金剛寺前交差点からは上り勾配となり、南大阪霊園の出入口の交差点から下り勾配になる。下り勾配になってすぐに市境を通過して和泉市に入り、R170外環の河内長野方面車線との連絡路との交差点を通過する。外環の本線の上を通過した後に外環の岸和田方面車線との連絡路との交差点を通過する。どちらの連絡路もウォッちずでは白色であり、国道に指定されていないようである。

138.和泉市南面利町 139.大阪r61善正町交差点 140.意外に長い勾配区間
 外環の南側をカーブしながら下って行く。山間部の割りに沿線の家屋は多く歩道がないため走りにくさを感じるが、外環が近い場所を並走しているため交通量は少ない。大阪r61善正町交差点を通過しさらに勾配を下り続ける。r61は和歌山県との県境付近にダートの極狭路が存在している。

141.右にR170外環が見える 142.R170外環との福瀬町東交差点
 左、右と急カーブを曲がった先でR170外環との福瀬町東交差点を直進する。案内標識は設置されてないが、交差点脇にソトバが設置されている。カーブの直後という事もあって通常の直進とはイメージが異なるかもしれない。ちなみに、工業団地前交差点から約6.3kmだが、外環を走った場合でも5.9km程度なので距離の差は小さい。

143.緑色の路側帯が通学路である事を示す 144.大阪r61横山小学校前交差点 145.市道との国分峠交差点を左折
 福瀬町東交差点からは家屋が建ち並ぶ中を上って行く。路側帯は緑色に塗られており通学路である事が分かる。下り勾配に転じて平坦になった所で東槇尾川沿いを走り、大阪r61横山小学校前交差点を通過する。槇尾川に架かる神田橋を渡ってからは上り勾配となり、峠部分で市道との国分峠交差点を左折する。信号機は設置されているものの案内標識がなければ直進してしまいそうな交差点である。

146.国分交差点からは狭路 147.離合の難しい場所もある 148.R480槇尾中学校前交差点を道なりに進む
 国分峠交差点からはセンターラインのない1.8車線幅狭路で集落内を通り抜ける。寝屋川市や東大阪市の狭路区間に比べると広く、乗用車同士であれば離合も可能である。約600mでR480槙尾中学校前交差点に至り道なりに直進する方向に進む。R480は2車線で幹線道路として機能しているため、R170現道の方が格下に見える交差点である。なお、国分峠交差点から北に延びる道路はこのR480の旧道と思われる。

国道170号 part4