国道168号
part5

R165下田交差点〜R1天の川交差点
香芝市→王寺町→斑鳩町→三郷町→斑鳩町→平群町→生駒市→
→交野市→枚方市

207.狭苦しい2車線道路 208.奈良r105北今市3交差点 209.商業施設が建ち並んでいる
 R165下田交差点を通り過ぎると狭い歩道のある2車線道路となり、沿線に建物が密集しているため狭苦しく感じられる。少し進むと歩道がなくなりさらに狭苦しくなる。JR和歌山線が近接してきた所で左にカーブし、奈良r105北今市3交差点を通過する。頭上の跨道橋はr105であり、東側にJRの線路があるため西側の柏原方面としか接続していない。北今市3交差点からしばらくはJR和歌山線に沿っているが、少し走ると離れる。沿線には中小の商業施設が多く幹線国道の雰囲気がある。

210.R168バイパスとの交差点を右折 211.香芝市上中 212.奈良r54香芝インターチェンジ上中交差点
 下田交差点から約1.2kmで左直角カーブを曲がり、直後にR168バイパスとの交差点を右折する。案内標識は設置されていないが、交差点内には右へと破線が引かれている。このR168バイパスは奈良r105との北今市3西交差点と現道とを結ぶ支線のような道路である。
 バイパスとの交差点からも建ち並ぶ商業施設の間を北上する。狭苦しい対面2車線道路を走っているとJR和歌山線の志都美駅の真西で北向き車線だけが2車線に増える。しかし西名阪道の香芝ICに接続している奈良r54香芝インターチェンジ上中交差点で左側車線が左折専用車線になってしまう。

213.一瞬だけ4車線 214.香芝市尼寺 215.奈良r14畠田4交差点
 香芝インターチェンジ上中交差点を過ぎると奈良r54から王寺方面に向かう車線が合流する形で4車線になる。と言っても奈良r203上中北交差点の先で左側車線がなくなるので、左側車線は実質的にはただの合流車線である。南向き車線の右側車線はr54(香芝IC)への右折車線なので、4車線道路と言うには少々語弊があるかもしれない。
 対面2車線道路になってからはJR和歌山線に沿って北上する。商業施設はそれほど多くないが都市間を連絡する国道として機能しているため交通量が多い。その割に歩道が設置されている箇所はほとんどなく、交通量に比して整備状況が悪い。

216.片側2車線道路になる 217.R25・奈良r36本町1交差点を直進 218.王寺町役場前交差点で左側車線が左折専用車線になる
 畠田4交差点を通過してから程なくして車線が増えた上に中央分離帯も設けられた片側2車線道路になる。アスファルトの状態からしてごく最近拡幅されたものと思われる。約1.2km進むと左折車線と右折車線が増えた所でR25・奈良r36本町1交差点を直進してR25と重複して平群・斑鳩・法隆寺方面へ進む。
 本町1交差点の直後に達磨橋で葛下川を渡った先の王寺町役場前交差点で左側車線が左折車線になってしまう。よってR168トレース(R25トレースも)本町1交差点付近の片側2車線区間は右側の車線を走っている必要がある。

219.R25・R168串刺しおにぎり 220.跨線橋上は上下線が別々 221.斑鳩町に入る
 王寺町役場前交差点を過ぎると緩やかな勾配を上り、JR和歌山線・関西本線・近鉄田原本線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下った所で奈良r156王寺跨線橋北交差点を右にカーブしながら通過する。その先で大和川に架かる昭和橋を渡って斑鳩町に入る。

222.三郷町勢野東 223.R25・奈良r195竜田大橋交差点を左斜め前方へ進む
 昭和橋を渡った直後に左にカーブして勾配を上り、右にカーブする辺りで平坦になる。この勾配のある場所は斑鳩町ではなく三郷町域なのだが、端を掠める程度で距離が短いため境標識は設置されていない。
 奈良r236三室交差点を通過して家屋と商業施設が混在する間を走っていると竜田大橋交差点を左斜め前方に進んでR25から単独分岐する。交差点に隣接する土地に工事用のバリケードが設置されていたが、交差点を改良する予定なのかもしれない。

224.平群町に入る 225.奈良r194椿井交差点を右折 226.椿井交差点は改良中?
 竜田大橋交差点からは竜田川の右岸に沿っており、程なくして町境を通過して平群町に入る。川に沿って左にカーブした先で町道との竜田川団地入口交差点を通過し、両側に歩道のある改良された道路になる。道路状況が良くなってすぐに奈良r194椿井交差点に至り、右折して交野・生駒方面に進む。右折車線と直進車線が共用だが、直進方向の市道はそんな道路あったっけ?と思うような狭い道路である。

227.竜田川寄りの歩道が増設されている 228.平等寺交差点を左折して現道へ進む
 椿井交差点の直後に椿井橋で竜田川を渡って、その左岸を北上する。川寄りに歩道が増設されたようで工事の完了に伴ってセンターラインと路側線が引き直されていた。R169が竜田川から離れる平等寺交差点は道なりに右にカーブする道路が平群バイパスで、左折する道路が現道である。今回は現道へと車を進めている。なお、交差点のすぐ近くに道の駅「大和路へぐり」があるのだが、現道からの出入りはできない。

229.近鉄生駒線の竜田川第6号踏切 230.現道とは言え2車線道路 231.奈良r250吉新交差点
 平等寺交差点の直後でセンターラインがなくなって1.8車線幅と狭くなってしまう。R168の山間部では特に珍しくもない道幅だが、ここは幹線道路として機能していた区間で大型トラックも少なからず通行していた場所である。やや狭い状態で近鉄生駒線の竜田川第6号踏切を通過し、その先でセンターライン付きの2車線道路に戻る。2車線と言っても歩道はなく沿線に建物があるため走りやすいとは言い難い。平群町役場と近鉄生駒線の平群駅の間にある奈良r250吉新交差点は、役場や駅の出入口に当たる交差点にもかかわらず右折車線が設置されていない。

232.平群交番付近におにぎり発見 233.近鉄生駒線の平群第8号踏切 234.近鉄生駒線・元山上口駅
 町道との平群交番前交差点を緩やかにカーブしながら通過するが、その南には現道区間で唯一と思われる制式おにぎりが設置されている。平群バイパスの現道区間を走行した理由はこのおにぎりの存在しているからである。
 狭苦しい2車線道路を走っていると近鉄生駒線の平群第8号踏切を通過する。竜田川第6号踏切と異なりこちらは2車線である。近鉄生駒線の東側を走っていると元山上口駅前を通過し、上り勾配を走る。

235.元山上口駅からは上り勾配 236.近鉄生駒線の元山上口第5号踏切はシケイン状に通過 237.平群バイパスとの秋津橋交差点を左折
 上り勾配が落ち着いて家屋の間を走っていると左の直角カーブを曲がってから近鉄生駒線の元山上口第5号踏切を通過し、直後を右に直角にカーブする。その後はカーブの多い上り勾配の2車線道路を走る。市町境を通過して生駒市に入り、平等寺交差点から約3.8kmで右の急カーブを曲がった先で平群バイパスとの秋津橋交差点に至る。ここを枚方・交野方面に左折してバイパスと合流する。ちなみに平群バイパスを走行した場合の距離は約3.4kmで、多少のカーブとアップダウンはあるものの走りやすい道路である事は言うまでもない。

238.秋津橋交差点からすぐに右側車線がなくなる 239.生駒市小平尾町 240.現道との小瀬町南交差点を左折
 秋津橋交差点を左折した直後は片側2車線だが、すぐに右側車線が減少してしまう。井手山橋西交差点から北は歩道のない対面2車線道路を竜田川に沿って走り、右にカーブして小瀬町南交差点を左折する。直進(右折?)の南生駒駅と案内されている道路はR168の現道である。案内標識におにぎりは表記されていないが、ウォッちずでは国道色に塗られている。

241.小瀬町南交差点からは多少走りやすくなる 242.南向きだけ2車線 243.R308小瀬町西交差点
 小瀬町南交差点からも2車線道路が続いているが、歩道が設置されており多少なりとも走りやすくなる。南向き車線だけ2車線となるが、距離が短いため譲り車線のような使い方しかできないと思われる。
 普通の2車線道路に戻った所でR308小瀬町西交差点を通過する。左折の大型車通行禁止のR308はかの有名な暗峠である。また、進入できない右折側の道路もR308であり、約40m東でR168の現道と交差している。

244.片側2車線になる 245.R308第二阪奈道路の壱分ランプ交差点
 小瀬町西交差点を通過してすぐに車線が増えるともに中央分離帯が現れて片側2車線と整備された道路状況に変化する。竜田川の対岸、近鉄生駒線とに挟まれている現道は家屋が密集した間を通っており、交通量が少なくない割に道幅が狭く非常に走りにくい道路である。一方で一分バイパスは直線的で見通しが良く非常に走りやすい。第二阪奈道路の高架の下で壱分ランプ交差点を通過するが、この第二阪奈道路はR308の暗峠区間に対するバイパスである。なお、壱分ランプは大阪方面としか接続していないが、側道(市道?)を介して小瀬ランプから奈良方面に進入する事ができる。また、側道のさらに外側に平面の道路があるが、これはR168現道とを連絡する道路でウォッちずでは国道色に塗られている。

246.壱分ランプ以降も片側2車線 247.近鉄生駒線 248.R168現道との新芝山橋西詰交差点
 壱分ランプ交差点以降も直線基調の片側2車線道路が続いている。蛇行する竜田川を2回渡り、さらに北上していると近鉄生駒線のガードをくぐる。路面が少し掘り下げられているが勾配はごく緩やかである。
 高架をくぐってすぐに奈良r104山崎町交差点を通過し、直後にR168現道との新芝山橋西詰交差点を通過する。しかし交差点内も中央分離帯が途切れておらず、R168平群方面からの右折はもちろん、現道から枚方方面へ右折する事もできない。どうしても現道を走行してトレースしたい場合は、枚方市から走り始めなければならないが、その場合は大和高田市の一方通行に引っかかってしまう。

249.近鉄奈良線とけいはんな線 250.生駒市辻町 251.R168現道・奈良r142南田原町交差点を右折
 現道と合流してすぐに近鉄奈良線とけいはんな線のガードをくぐる。R168の東側には東生駒駅があるが、これは奈良線の駅であってけいはんな線の駅ではない。近鉄の高架から程なくして奈良r8との辻インターチェンジ北交差点を通過する。R308第二阪奈道路に対して第一阪奈道路と呼ばれており、前者が有料なのに対して後者は無料で通行する事ができる。
 辻インターチェンジ交差点からも片側2車線道路が続いており、沿線の商業施設も多い。片側2車線のバイパス区間の終わりは奈良r142との南田原町交差点である。五差路であり、右折の枚方方面がR168南田原バイパスで直進の南田原方面がR168現道である。左折はr142で、左斜め前方に進む道路は市道である。現道区間におにぎりが残っていない事から今回は右折してバイパスへと進んでいる。

252.バイパスの勾配はやや急 253.バイパス沿線にも住宅が建ち並ぶ 254.R168現道との出店北交差点を道なりに右へカーブ
 南田原バイパスに入ると勾配を上りながら左にカーブし、峠を越えてからは下り勾配に転ずる。バイパスと言えども20年程前に開通したとあって沿線には住宅も少なくない。奈良r701南田原バイパス中交差点を通過して緩やかな左カーブを曲がった先でR168現道との出店北交差点を道なりに右へカーブするようにして通過する。現道とr701との出店交差点から出店北交差点にかけては北向き一方通行規制が敷かれている。

255.天野川の右岸を北上 256.R163北田原大橋交差点 257.緊急交通路に指定されている
 出店北交差点からは天野川の右岸を北上し、R163旧道との交差点を通過した後にR163北田原大橋北交差点に至る。南北の幹線国道のR168に対してR163は東西の幹線国道という位置付けで交通量が多い国道である。
 北田原大橋交差点以降も天野川に沿った状態が続いているが、この天野川は奈良県と大阪府の府県境であり、対岸は大阪府四条畷市である。両岸ともに家屋や田畑が存在しており県境の川という印象はあまり感じられない。

258.大阪府交野市に入る 259.新磐船トンネルと天野川トンネル 260.磐船隧道
 天野川に沿って左にカーブして緩やかな上り勾配となった所で府県境を通過して大阪府交野市に入る。天野川が府県境と書いたが、R168が通るのは川から離れていく府県境である。大阪府に入ってから3.6kmの間は雨量通行規制区間となっており、連続雨量が130mmを超えた場合に通行止となる。
 緩やかな勾配を上っていると旧道との交差点を通過した後に下りに転じ、新磐船トンネルをくぐる。左側にもトンネルが見えるがこれは旧道のトンネル、ではなく天野川が流れている河川用のトンネルである。新磐船トンネルに対する旧トンネル的立場のトンネルは200m程北にある磐船隧道であり、国道のトンネルとして現役の存在である。

261.急カーブが連続する2車線道路を下る 262.交野市私市 263.平坦になると住宅地を通る
 磐船隧道を出てからは下り勾配が続くが、ヘアピンカーブを含むカーブが非常に多い状態になる。天野川の谷筋を走っており山岳道路の雰囲気を感じられるが、交野市立の市民センターを過ぎると谷筋を脱して視界が広がる。尺治川を渡る辺りからは勾配もほとんどなくなり周囲は住宅地になる。

264.市道との交差点を道なりに左へカーブする 265.大阪r736交野市消防署前交差点 266.R1第二京阪道路との私部西3交差点
 住宅地内の2車線道路を走っていると大阪r154西川原交差点を通過し、そのすぐ先で市道が交差している左直角カーブを曲がり、直後にJR片町線の磐船踏切を通過する。緩やかな右カーブを曲がってからは直線的な道路を走り、大阪r736交野市消防署前交差点を通過する。その先で第二京阪道の側道部分のR1との私部西3交差点を通過する。私部西3交差点から約200m西、天野川の対岸に私部西5交差点があるが、この交差点から北に延びている道路はR168の天の川バイパスである。ただし、走行日時点では1.6km程度しか供用されていない。

267.大阪r20逢合橋東交差点を左折 268.市道との砂子坂交差点を左折
 私部西3交差点からも交通量が多く雑然とした雰囲気の2車線道路を走っていると約300mで大阪r20逢合橋東交差点に突き当たる。R168は右折だが、僅か100m程東の砂子坂交差点を左折しなければならない。砂子坂交差点には案内標識が設置されていないが、逢合橋東交差点の手前にあるおにぎりの補助常識にはシケイン状の矢印が描かれている。

269.R1まで3km 270.大阪r18新天野川橋交差点 271.枚方市に入る
 砂子坂交差点から道路の両側に建物があるが、少し進むと左側は天野川の支流の前川に沿っており、前川が天野川に合流すると天野川沿いを走る。堤防の上を走っているため見通しが良く交通量が多い割に車の流れはスムースである。天野川は交野市と枚方市の市境となっているが、R168が枚方市に入るのは交野病院の北にある市道との交差点からである。

272.北川橋はS字カーブ状に通過 273.大阪r7交差点を左折 274.市道との交差点を右折
 枚方市に入ってからも天野川に沿っているという状態は変わらない。北川に架かる北川橋の手前で右にカーブし、橋を渡った所を左にカーブして通過する。その後も川と住宅地に挟まれた堤防上を走っている。星ヶ丘駅のほぼ真南で大阪r7との交差点に突き当たるが、左折して浜橋で天野川を渡り、西詰の市道とのT字路を右折する。r7交差点には星ヶ丘駅に通じる道路も交差しており、また浜橋西詰の信号機とも連動しているため信号の待ち時間が長いため流れが悪くなりやすい。

275.天野川の左岸を走る 276.R1・大阪r20天の川交差点
 浜橋西詰の市道との交差点からは天野川の左岸の堤防を走り、約400mでR1・大阪r20天の川交差点に至る。枚方市の中心部から少し離れたこの交差点がR168の終点である。幹線一桁国道であるR1との交差点とあって、またr20は枚方市中心部を繋いでいる道路とあって全ての方向において交通量が多く、昼間であれば渋滞している事が多い交差点である。