国道165号
part3

R166外山交差点〜R422青山羽根交差点
桜井市→宇陀市→
→名張市→伊賀市

97.近鉄大阪線のガードと奥には奈良r200慈恩寺交差点 98.新佐野渡橋 99.奈良r105の高架下をくぐる
 R166外山交差点を通過して単独区間となってからも2車線道路が続いている。近鉄大阪線のガードをくぐった直後に奈良r200慈恩寺交差点を通過し、大和川を渡った先で奈良r199慈恩寺北交差点を通過する。その奥には高架道路が横切っているが、これは香芝市の穴虫西交差点で交差していたr105である。中和幹線と呼ばれるr105はその名が示す通り中和地域を東西に貫く幹線道路である。穴虫西交差点をr105に進み道なりに走っていれば桜井市慈恩寺に至る。ただし、立体交差点があるとは言え幹線道路との平面交差点も多く渋滞しやすい交差点も多い。

100.r105に合流した直後は片側2車線道路 101.2車線道路を東進 102.奈良r38の旧道(?)との初瀬西交差点
 r105に合流してからは片側2車線になるが、朝倉台という住宅地の出入口に当たる市道との脇本交差点を越えた所で車線が減少して対面2車線になる。その後は大和川の右岸の山裾を東の方角に走る。カーブは緩やかなものばかりでアップダウンも緩やかだが、沿線の家屋が多く歩道が設置されていないため狭苦しく感じられるかもしれない。長谷寺の西で右にカーブしながら奈良r38の旧道と思われる市道との初瀬西交差点を通過し、大和川を渡った先でr38との初瀬交差点を通過する。

103.緩やかな勾配の山裾を走る 104.宇陀市に入る 105.宇陀市に入った直後から登坂車線がある
 大和川の支流の吉隠川の右岸の山裾を緩やかな勾配を上りながら走る。市街地から離れているため交通量も沿線の建物も少なくなっているが、対岸に近鉄大阪線が走っているせいもあってか家屋が途切れる場所は少ない。市境を越えて宇陀市に入った直後に登坂車線が現れて西峠に向かって長い上り勾配を走る。

106.西峠 107.峠の西側は家屋が密集している 108.R369・R370萩原交差点を左折
 登坂車線がなくなり西峠を越えてすぐに西峠交差点を通過する。峠の東側と異なり西側は斜面に住宅地が広がっている。上ノ町交差点の前後で右にカーブしてさらに勾配を下る。勾配を下り切った所、近鉄大阪線のガードの手前の萩原交差点を左折するとR369R370が重複してくる。R370は案内標識に表記されていないがR369に重複しており、終点のR25針インター北交差点まで全てR369との重複区間である。ちなみに萩原交差点はガードの南北に隣接する交差点を含んでおり、信号の切替タイミングが通常のものと異なるため交差点を通過するには時間を要する事が多い。

109.おにぎりが朽ち果て過ぎている 110.右側には近鉄大阪線が並走している 111.R369・R370福地交差点
 萩原交差点からは平坦で見通しの良い2車線道路を走る。R165・R369・R370の3国道重複区間だがおにぎりはR166しか設置されておらず、しかもやけに色褪せている。2008年のR370トレース時にはなかった歩道が設置されているのだが、おにぎりの更新は行われなかったようだ。密集する家屋の中を走っていると福地交差点でR369とR370が同時に分岐して行くため以東はR165の単独区間となる。交差点の奥に国道上を横切っている高架が見えるが、これはR369榛原バイパスの橋梁である。

112.近鉄大阪線と並走している 113.家屋の密度が低くなる 114.宇陀市榛原山辺
 福地交差点からも近鉄大阪線に沿った2車線道路が続いている。鉄道に沿っているため家屋が途切れることなく続いているが、その密度は徐々に低くなっていく。緩やかなカーブとアップダウンの2車線道路を淡々と走る。100番代の幹線道路と言える国道だが交通量はさほど多くない。

115.西向き車線に登坂車線が設けられている 116.奈良r28緑川交差点 117.近鉄大阪線
 奈良r28緑川交差点の手前には西向き車線にのみ登坂車線が設けられているが、距離が短いため譲り車線としての機能しかない。緑川交差点を通過するとやや急な右カーブを曲がって近鉄大阪線の高架の下をくぐり、しばらく谷筋を走ってからr28現道の室生寺入口交差点を通過する。

118.山間部を快走する 119.室生洞門 120.広域農道のやまなみロード
 宇陀川を2回渡ってからは左岸を走っているが、忠実に川に沿っている訳ではないため急なカーブは少ない。室生洞門をくぐり少し走ると広域農道のやまなみロードの橋梁の下を通過してからやまなみロードに至る支線道との交差点を通過する。室生寺に行くには渓谷を走るr28よりもこのやまなみロードの方が容易に着けると思われる。

121.小刻みなアップダウンが続く 122.道の駅「宇陀路室生」 123.対向車接近を知らせる装置が設置されている
 緩やかなアップダウンとカーブの2車線道路を淡々と走る。近鉄大阪線の三本松駅の手前で道の駅「宇陀路室生」を通過する。県境に近い山間部にある道の駅だが、R165を挟んでコンビニがあり深夜においても飲料以外の補給が可能である。道の駅以降も宇陀川沿いの谷筋を走っているが沿線の家屋が少なくなるものの途切れることなく続いている。

124.三重県名張市に入る 125.宇陀川沿いを走る 126.名張市井手
 近鉄大阪線のガードをくぐってから右カーブを曲がると県境を越えて三重県名張市に入る。名張市に入ってからも宇陀川沿いの2車線道路が続いているが、山が迫った場所を走っておりしばらく沿線の家屋は見られない。大きく左にカーブしてからは平地が広くなり沿線の家屋も増える。三重r781交差点や三重r543箕曲中村交差点を通過しながら名張市の中心部に近付いて行く。

127.「津54km 久居43km 青山14km」 128.黒田大橋 129.近鉄大阪線のガードは4.2mの制限高あり
 田畑と家屋が混在する長閑な風景の幹線道路を走っていると三重r80黒田交差点を通過し、右にカーブした先で黒田大橋で名張川に合流する直前の宇陀川を渡る。ほぼ直線の道路を走っていると近鉄大阪線のガードをくぐる。地盤を掘って低くしているが4.2mの制限高が設けられている。

130.沿線の商業施設が増える 131.新夏見橋 132.名張市の中心部にまちの駅名張という施設がある
 三重r57名張駅口交差点交差点からは大きく左にカーブし、三重r81との交差点を通過した直後に名張川を新夏見橋で渡る。名張駅口交差点付近からは沿線に商業施設が増えるし、当然ながら交通量も多くなる。また新夏見橋から先は緩やかな勾配を上る事になる。

133.名張警察署付近からは下り勾配 134.R368・R422蔵持町原出交差点
 名張警察署付近からは下り勾配に転じる。工業団地の北を走っていると勾配を下り切った所でR368R422蔵持町原出交差点を通過する。案内標識にR422が表記されてないが、R368美杉方面とR165津方面に重複している。

135.蔵持町原出交差点からは上り勾配 136.桔梗が丘区間は4車線 137.桔梗が丘区間以東は2車線になる
 蔵持町原出交差点からはR422との重複区間となるが、道路状況には変化はなく上り勾配の2車線道路を走る。桔梗が丘1交差点を過ぎると上下とも車線が増えて4車線になり、住宅地に挟まれた状態で勾配を上る。住宅地と表現したが国道沿線には商業施設が多く、国道を走っている限りは住宅地を走り抜けているという印象は薄い。桔梗が丘3交差点の手前で右側車線が合流してきて以降は2車線道路に戻り、勾配は上りから下りに転ずる。

138.伊賀コリドールロードとの交差点を通過 139.市境に向かって勾配を上る 140.伊賀市に入る
 見通しの良い直線道路を下っていると広域農道の伊賀コリドールロードとの交差点を通過し、すぐ先でも伊賀コリドールロードとの小波田西交差点を通過する。前者は南に伸びる区間で後者が北に伸びる区間である。小波田西交差点のすぐ東には三重r692小波田交差点があり、以東は上り勾配となっている。左にカーブしながらすずらん台口交差点を通過した先で市境を越えて伊賀市に入る。

141.直線道路を下る 142.木津川を渡る 143.木津川沿いを走る
 伊賀市に入ると下り勾配となるが、直線基調のため見通しが良く走りやすい。勾配がなくなり集落に差し掛かってすぐに木津川を渡り、木津川に沿って右カーブを曲がる。名張市を流れる名張川は木津川に合流し、木津川は最終的に淀川となって大阪湾に流れる。そして名張市や伊賀市は名古屋よりも大阪との結びつきが比較的強い自治体でもある。

144.おにぎりはR165のみ 145.R422・三重r29青山羽根交差点
 木津川の右岸を走っているとR422・三重r29青山羽根交差点を通過する。蔵持町原出交差点から青山羽根交差点までの約7.2kmがR165・R422重複区間である。R165は伊賀市の中心部を通っておらず、左折してR422に進む必要がある。

国道165号 part4