国道164号

R1諏訪神社前交差点〜四日市港
四日市市

1.R1諏訪神社前交差点 2.片側3車線 3.R1・R477中部交差点を右折
 R164の終点はR1との諏訪神社前交差点であり、ひとつ北の中部交差点までの約200mはR1との重複区間である。非常に中途半端な状態だが、元々は諏訪神社前交差点から東に延びている道路がR164に指定されており、別ルートのバイパスとして指定された後も終点の交差点が移動しなかったためである。走行した日は諏訪神社前交差点から旧道に右折できなかったが、これは大四日市祭という祭事のため車両通行規制が敷かれていたためである。
 約200m北上した後に中部交差点を右折して四日市港方面に進む。この交差点からはR477が重複しているが、R1桑名方面とR164に重複しているため案内標識には表記されていない。

4.中部交差点からは2車線 5.市道との新町交差点 6.JR関西本線
 中部交差点からは対面2車線道路になるが、進行方向を問わず長い右折車線が多く道幅が広く感じられる。市道との新町交差点を少し右にカーブしながら通過する。赤信号の待ち時間は市道よりも国道の方が長い交差点である。その後少し進むとJR関西本線の踏切を通過する。

7.R164・R477重複区間にR23のおにぎり 8.R23・R477浜町交差点
 踏切を過ぎてからも2車線道路が続いており、程なくしてR23・R477浜町交差点を通過する。R477はこの交差点が起点で、200km以上離れた大阪府池田市まで伸びており、百井分れを擁する一流の酷道である。

9.浜町交差点からは車線幅の広い2車線 10.開栄橋 11.稲葉町交差点を右折
 浜町交差点からも2車線道路が続いているが、路肩が広くこれまでとは雰囲気が異なる。沿線の建物は一般家屋が主で、その点においても様子が異なる。直線道路を走っていると開栄橋を渡った直後の稲葉町交差点を右折する。案内標識は設置されているものの非常に小さくしかも交差点の奥の低い位置にあるので目立たない。いくら直進の市道が狭路言っても事前にルートを確認しておかないと真っ直ぐ進んでしまってもおかしくない。

12.蓬莱橋 13.相生橋東交差点 14.日曜日の朝は交通量が少ない
 稲葉町交差点を右折すると4車線道路を走り蓬莱橋を渡り、その先で相生橋東交差点を通過する。相生橋東交差点を右折して真っ直ぐ走ればR1との諏訪神社前交差点に至る。R164の旧道に当たる道路は特別狭い訳ではなく全区間が2車線である。ただし、一部アーケード街のため店舗が営業している時間帯は路上駐車が多い。
 沿線には一般の家屋よりも中小の工場が多く、港国道らしい風景と言える。日曜日の朝という時間帯のためほとんど車が走っていないが、平日の昼間の時間帯はトラックを中心に交通量が多いと思われる。

15.三重r6尾上町交差点を左折 16.尾上町交差点からも4車線
 稲葉町交差点から約600m走ると三重r6尾上町交差点を左折する。この交差点を右折して市道を200m程進むとR23に行く事ができる。尾上町交差点からも4車線道路が続いており、千戈橋を渡る。千戈橋は千歳運河に架かっておりR164の起点側は人口島である。

17.引込線の小野田1号踏切 18.踏切の直後を右にカーブ 19.右カーブからも4車線道路が続く
 千戈橋を渡ってすぐに太平洋セメントの引込線の小野田1号踏切を通過し、直後を右にカーブする。案内標識は設置されていないが道なりに進めば良いだけである。そのカーブからも4車線道路が続いており、沿線には中規模以上の工場が立地している。

20.千歳町交差点を左折 21.四日市港湾合同庁舎の前を通過 22.四日市港端点
 踏切から約600m走ると市道との千歳町交差点を左折する。これまでの交差点には案内標識が設置されていたが、この交差点にはなくおにぎり下の補助標識の矢印だけが頼りである。
 千歳町交差点からすぐに四日市港湾合同庁舎の前を通過してT字路に突き当たる。この突き当たりの手前までがウォッちずで国道色に塗られている。かつては端点の東側に引込線が敷設されていたようだがその痕跡は残っていない。

23.端点から終点方向を撮影 24.はっきりとした境目は分からない 25.合同庁舎の1階床面は海抜2.968m
 端点はT字路の西と思われるが、はっきりと分かる舗装の境目は見当たらなかった。横断歩道の前後にひび割れがあり、どちらかが境目なのかもしれない。ちなみに四日市合同庁舎の1階の床面の海抜は2.968mとミリメートル単位まで示されている。ここまで海に近ければ2.968mも3mも大差ないように思えるのだが…。