国道161号
part2

滋賀r558北小松南交差点〜R303弘川ランプ
大津市→高島市

54.JR湖西線 55.バイパスが工事中 56.滋賀r307・r601交差点
 滋賀r558北小松南交差点の直後にJR湖西線の高架をくぐる。多車線化工事が行われている滝川橋を渡ると建設中の橋脚が見える。元々の計画では琵琶湖にせり出すようなルートであったが、内陸部をトンネルで通るルートに変更されている。集落の手前で滋賀r307・r601交差点を通過する。この交差点がr307の起点でr601の終点だが、後者に関しては守山大津志賀自転車道線という自転車道である。また、r307・r601交差点の手前にかつては江若鉄道が横切っていたが、1969年に廃止されておりその痕跡は確認できない。

57.狭苦しい2車線道路 58.左の盛土はバイパス建設現場 59.琵琶湖沿いを走る
 滋賀r307・r601交差点からは北小松集落に入り、歩道のない狭苦しい2車線道路になる。西大津バイパスや湖西道路、志賀バイパスの旧道の大半は対面2車線道路であり歩道のない区間も少なからずあったため、バイパスが供用されてかなり走りやすくなった事を実感できる。京都・大津方面と敦賀方面を最短で結ぶルートあって大型トラックの通行も多いが、この道路状況だと走りにくいと思われる。集落を抜けると多少車線幅が広くなって走りやすくなり、その状態で琵琶湖沿いを走る。

60.「正面衝突事故 多発区間」 61.大津市北小松 62.高島市に入る
 琵琶湖に沿った平坦な2車線道路を走る。見通しが良く走りやすい道路状況だが、スピードが出やすくオービスが設置されている。また、正面衝突事故も発生しているようで注意を促す看板が設置されている。小さな鵜川という川を渡ると高島市に入る。

63.平面道路だがラバーポールあり 64.琵琶湖沿いを快走 65.白髭神社
 高島市に入ってすぐに再び琵琶湖沿いを走るようになる。平坦かつ直線的な道路状況のため非常に走りやすいが、大型トラックの通行も多く、また休日はサンデードライバーが前にいるとストレスが溜まる走行になる可能性が高い。白髭神社の前を通過するが、鳥居が琵琶湖に建っておりビュースポットとなっている。琵琶湖側に駐車スペースはなく神社側に停めなければならないが、車がハイスピードで流れているにもかかわらず信号機どころか横断歩道も設置されていない。

66.中央分離帯が現れる 67.片側2車線道路 68.左側車線が側道になる
 白髭神社を過ぎてすぐに中央分離帯が現れて片側2車線道路になる。R477真野ICの北にあったゆずり車線から20km近く離れており、ここぞとばかりに追い越す車両が多い。旧道らしき市道との交差点を通過して乙女ヶ池と琵琶湖の間を走っていると本線と側道とに別れる。R161トレースであれば本線を走らなければならず、右側車線を走っている必要がある。

69.大溝橋 70.高架道路を北上 71.土工部も直線道路
 対面2車線道路に戻って大溝橋を渡った後に長い高架橋を走る。地上部には上下線が分離した側道があるが、高架道路の4車線化用地があるため北向き車線は少し離れている。側道は滋賀r296・r304と国道勝野交差点で交差している。国道勝野交差点の上を過ぎると緩やかに下って高架橋区間が終わるが盛土になるだけで周辺より少し高い場所を走っている。

72.滋賀r23とのランプ 73.新鴨川橋 74.上下線が分離する
 滋賀r23とのランプを通過した直後に滋賀r306の上を通って新鴨川橋を渡る。r23とは接続しているが、r306とは接続していない。新鴨川橋を渡り終えてすぐに上下線が分離する。反対側車線との間には道路用地があり、計画では側道に当たる部分と思われる。緩やかな勾配を下って平面道路になる。

75.文化芸術会館前交差点 76.道の駅「藤樹の里あどがわ」 77.高架道路の本線が建設中
 平面の側道になってすぐに文化芸術会館前交差点を通過する。反対側車線とは30mほど離れているが、これは本線の跨道橋(高架橋)の建設が想定されているためだろう。文化芸術会館前からすぐに藤樹神社口交差点を通過するが、交差点の北東に道の駅「藤樹の里あどがわ」が設置されている。藤樹神社口交差点以降は建設中の橋脚が確認できる。側道しかない現在は渋滞が発生しやすいが、ようやく工事が始まったという印象である。

78.かつては側道が国道であった 79.盛土区間を走る 80.「敦賀44km 高島市街3km」
 青柳交差点を過ぎると側道と上り勾配の本線とに分かれる。かつては側道しかなかったが、2009年頃に本線が供用されている。センターライン上にラバーポールが設置された2車線道路となり、信号機付きの交差点がないため流れが良くなる。

81.新安曇川大橋 82.滋賀r303新旭南ランプ 83.新旭ランプ
 側道が合流した後に新安曇川大橋を渡り、直後に滋賀r303との新旭南小学校前交差点や滋賀r38北畑交差点に接続している新旭南ランプを通過する。北畑交差点の上を通り過ぎた後に市道との新旭交差点に接続している新旭ランプを通過する。新旭南ランプ、新旭ランプともに案内標識には「湖西道路」としか表記されていないが、高島市の中心部(旧新旭町の中心部)に行く事ができる。

84.針江高架橋 85.箱館山(?)の山頂は僅かに積雪 86.旭ランプ
 新旭交差点からの側道が合流した後は針江高架橋を走るが、両側には遮音壁が設置されているため景色が見えない。高架橋が終わると遮音壁がなくなり盛土の上の2車線道路を北上する。旭ランプを過ぎると盛土の高さが少し低くなる。

87.「福井96km 敦賀39km」 88.JR湖西線 89.滋賀r558饗庭交差点
 少しだけ琵琶湖沿いを走っており、湖岸との間には滋賀r333が並走しているが接続しておらず互いに行き来できない。琵琶湖からもr333からも離れた直後に中央分離帯に隔てられた片側1車線道路となり、JR湖西線の橋梁の下で滋賀r558饗庭交差点を通過する。大津市北部でも交差したr558だが、市境付近で重複した後に分岐してからここで再び交差している。高島市街、近江今津駅方面どちらもR161の旧道に当たる。また、JR湖西線の手前で江若鉄道が横切っており北饗庭駅が置かれていたようだが、線路、駅ともに痕跡が確認できない。

90.饗庭交差点以北も片側1車線道路 91.積雪時にタイヤチェーン未装着車は道路交通法違反となる 92.旧今津町の市街地を望む
 饗庭交差点の直後は中央分離帯が設置されているがすぐになくなって対面2車線道路に戻る。冬期は積雪や凍結の可能性がある地域であり、積雪時にチェーン未装着車は法令違反である旨の警告がなされている。さほど急ではないがアップダウンがあるため夏用タイヤの車両が登坂できなくなった事が多かったのだろう。

93.今津スノーステーション 94.今津南ランプ 95.右(東)には琵琶湖が見える
 今津スノーステーションの前にはチェーン着脱場が設けられており、積雪時には冬用タイヤの装着確認の基地となる。スノーステーションの直後に今津南ランプを通過するが、このランプは南の大津方面としか接続していない。

96.アップダウンあり 97.R303・滋賀r54弘川ランプ
 今津南ランプからは一旦上り勾配となり、峠部分を越えて下りになった後にR303・滋賀r54弘川ランプを通過する。このランプを境に南は高島バイパス、北は湖北バイパスとなっている。湖北バイパスが部分供用されていた頃はr54が国道に指定されていた時期もある。

国道161号 part3