国道159号
part1

R157武蔵交差点〜R249免田交差点
金沢市→津幡町→かほく市→宝達志水町

1.R157・R249・R305・石川r13武蔵交差点 2.4車線道路 3.R249・R359橋場交差点を右折
 石川県金沢市の繁華街と言える場所にあるR157R249R305・石川r13武蔵交差点がR159の終点であり、ここから同じ石川県内の富山湾に面した七尾市に向かって走る。案内標識にはR157とR159しか表記されていないが、R249がR159に、R305がR157にそれぞれ重複している。
 武蔵交差点から走り始めると近江町交差点までは中央分離帯代わりのラバーポールが設置されているが、以降はセンターラインのみの4車線道路になる。左側車線は7:30〜9:00の時間帯は土日休日を除いてバス専用車線となる(ただし、バスの他に空車でないタクシーや2輪車、4人以上乗車の車両も走行可能)。武蔵交差点から600m強でR249・R359橋場交差点に至り、右折して小立野・兼六園方面に進む。左折のR359に七尾と森本が案内されているが、かつてはこちらがR159(とR249)に指定されていた。

4.橋場交差点からも4車線道路 5.右直角カーブ 6.左直角カーブ
 橋場交差点からも4車線道路が続いており、程なくして右、左と直角カーブを連続して通過する。左側車線が時間帯別バス専用車線となっているのは1つ目の直角カーブの手前までである。また、2つ目の直角カーブの正面に駅舎のような建物があるが、これは金沢地方裁判所であり、その西に金沢城公園が広がっている。

7.石川r10兼六園下交差点を左折 8.兼六園下交差点の直後は東向きは1車線 9.アップダウンのある4車線道路
 2つの直角カーブのすぐ先の石川r10兼六園下交差点を左折する。金沢随一の観光地である兼六園の北に位置しており、r10は兼六園と金沢城公園の間を通っている。兼六園下交差点の直後の東向き車線は1車線のみだが、すぐに車線が増えて上下線合わせて4車線道路になる。緩やかなアップダウンとカーブのある4車線道路を島南東方向に進む。

10.兼六大通り 11.石川r27田井町交差点を左折 12.石川r22鈴見交差点を左折
 4車線道路を走っていると石川r27田井町交差点に至り、左折して卯辰山・山側環状方面に進む。右折方向の小立野方面の道路がr27だがなぜか案内標識にヘキサが表記されていない。
 田井町交差点を左折してすぐに鈴見橋を渡り、その先の石川r22鈴見交差点を左折して山側環状道路の入る。山側環状道路のうち、鈴見IC以北をR159として整備したために、終点と繋げるために武蔵交差点〜鈴見交差点間をR159に指定され、その結果、現在の右左折の多いルートになってしまった。なお、鈴見ICより北の山側環状道路は歩行者・自転車・原付は通行禁止である。

13.卯辰トンネル 14.石川r210東長江IC 15.御所高架橋
 山側環状道路の本線に合流した直後に卯辰トンネルをくぐる。道路状況は片側2車線でトンネルも別となっている。トンネルは大きくカーブしており地上部には卯辰山公園がある。卯辰トンネルを出ると緩やかな左カーブを曲がりながら石川r210との東長江ICを通過して御所高架橋を渡る。

16.御所トンネル 17.「七尾63km 津幡11km E8北陸道3km」 18.神谷内トンネル
 石川r210から北側道が合流した直後に御所トンネルをくぐり、緩やかな勾配を下っていると神谷内トンネルをくぐる。御所トンネル、神谷内トンネルともに上下線が別々のトンネルである。

19.神谷内IC 20.月浦トンネル 21.R249・R304・R359・E8北陸道との金沢森本IC
 神谷内トンネルを出ると神谷内ICを通過するが、側道が分岐してから右側車線が減少し、インターチェンジを通過後に対面2車線道路になる。幹線国道かつ車線減少地点とあって渋滞の先頭になりやすい場所である。そのため多車線化工事が行われており、月浦トンネルの西側でもうひとつのトンネルを掘る工事が行われていた。開通後は現在のトンネルは南向き車線に、新しいトンネルは北向き車線になる。
 対面通行の月浦トンネルを出るとR249・R304・R359、そしてR8北陸道と接続している金沢森本ICを通過する。R304は金沢森本IC(厳密に言えば金沢森本IC口交差点)が起点であり、R359と重複しながら南砺方面に向かう。R359は金沢森本IC口交差点の東西方向に伸びており、約1.4km西の森本交差点はかつての終点の交差点である。番号の若いR304の起点を金沢森本IC口交差点にし、R359を橋場交差点まで延伸した理由は分からない。

22.堅田高架橋 23.森本トンネル 24.観法寺PA
 金沢森本ICの側道が分岐した後に堅田高架橋を通過するが、その下にはR359、森下川、E8北陸道、R359現道がある。堅田高架橋を渡り終えると森本トンネルをくぐるが、こちらは多車線化のための新トンネル工事はまだ始まっていない。インターチェンジに接続している金沢森本ICから金沢市街地方向を先行して整備するという事だろう。森本トンネルを出ると観法寺PAを通過するが、これは南向き車線の施設であり北向き車線からは利用できない。

25.石川r215梅田IC 26.北陸新幹線 27.梅田第2IC(?)
 石川r215に接続している梅田ICを通過するが、r215はR159の旧道である。梅田ICの側道が合流すると同時に北陸新幹線の下を通り、JR北陸本線だったIRいしかわ鉄道の線路の上でも側道が分岐する。特にインターチェンジの名称は設定されていないようで、梅田第2ICとでも呼ぶべきだろうか。

28.今町高架橋 29.R8・R249今町JCT 30.今町ICが建設中
 梅田第2IC付近からは右側にクッションドラムが並べられた状態となるが、その右側部分は車線として利用するに充分な幅が確保されている。今町高架橋を走っていると上り勾配になると同時に右にカーブしてR8・R249今町JCTを通過する。R159・R249からR8金沢市街方面及びR8金沢市街方面からR159・R249方面へは接続していない。
 今町JCTからはそれまで右側に置かれていたクッションドラムが左側に替わるが、こちらも車線として利用できる状態にある。その左側車線予定地がなくなった後にR8本線に合流する。合流部には今町ICが建設中であり、これが供用されればクッションドラムが置かれていた車線も開放されるのかもしれない(ただし、その場合でも左側車線は今町ICの出口に直結する可能性が高い)。

31.二日市IC 32.岸川IC 33.利屋IC
 今町JCTからは片側2車線となり、盛土の上を通っているため高速道路のような雰囲気である。各インターチェンジの入口に歩行者や軽車両、原付の通行を禁止する標識は設置されていないが、歩道もなく自動車との速度差が大きいため通行禁止と思われる。
 今町ICの北向き車線の側道がそのまま二日町ICの流出車線になり、それが分岐した直後に岸川ICの流出車線が分岐する。二日町ICは北向きの流出のみ、岸川ICは北向きの流出と南向きの流入のみである。さらに少し進むと利屋ICがあり、こちらは両方向の出入口が設置されている。

34.津幡町に入る 35.太田IC 36.R8・R159串刺しおにぎり
 利屋ICの流入車線が合流する辺りで市町境を通過して津幡町に入り、そのすぐ先で太田ICを通過する。高速道路のように見えてもあくまで一般の国道のため、インターチェンジの設置間隔は非常に短い。R8とR159の串刺しおにぎりが設置されているが、その2本の他にR249も重複している。

37.石川r216南中条IC 38.中須加IC 39.石川r217中橋IC
 石川r216に接続している南中条ICを、次いで中須加ICを、さらに石川r217に接続している中橋ICを通過して行く。中須加ICは金沢方面としか接続しておらず、南中条ICと中橋ICは両方向に接続している。また、中橋ICは津幡町役場の最寄りのインターチェンジである。

40.庄IC 41.七尾方面は左へ、高岡方面は右へ 42.R8・R249舟橋JCT
 津幡大橋で津幡川を渡って庄ICを通過する。庄西交差点からの側道が合流すると同時にR8・R249舟橋JCTとなり、R8高岡・小矢部方面が右方向に分岐する。庄ICの入口とR8の分岐が近接しているが、入口から分岐へ2車線を跨いで移動する事は禁止されていないようである。なお、この舟橋JCTは全ての方向に往来が可能である。

43.舟橋IC 44.能瀬IC 45.引き続きR249のおにぎりは設置されていない
 舟橋JCTのR8小矢部方面からの側道が合流した直後に舟橋ICの流出車線が分岐する。舟橋JCTから北は歩行者・軽車両・原付は走行禁止であり、標識も設置されている。舟橋JCT以南と異なる事として制限速度が70km/hに引き上げられている点も挙げられる。
 引き続き盛土の上の片側2車線道路を走っている。JR七尾線に並走しており、能瀬駅の西で能瀬ICを通過する。R249の重複は続いているが、おにぎりはR159のみでR249のそれは設置されていない。

46.かほく市に入る 47.狩鹿野IC 48.「E86のと里山海道 右側車線へ」
 能瀬ICを過ぎると市町境を越えてかほく市に入るが、道路状況に変化はない。金沢方面とのみ接続している狩鹿野ICを過ぎるとE86のと里山海道へは右車線を走るようにとの標識が確認できる。

49.石川r56内日角IC 50.平面道路に降りる 51.石川r8内日角南交差点
 緩やかな左カーブでJR七尾線から離れる辺りで石川r56との内日角ICを通過するが、r56は右側に分岐しR159(とR249)は2車線がそのまま出口となって平面道路に降りる。なお、r56自体はE86のと里山海道ではないが、約3.2km先で白尾ICで石川r60(=のと里山海道)に接続しており、その間は高架橋主体の高規格道路である。そのため、r56は歩行者・軽車両・原付に加えて125cc以下の2輪車も進入できない。
 平面道路に降りても片側2車線道路が続いている。石川r8内日角南交差点とr8内日角交差点を相次いで通過する。内日角南交差点を右折して北上するとかほく市役所や宇野気駅があり、かほく市の中心部と言える場所である。

52.石川r56内日角北交差点 53.「300m先 一車線」 54.左側車線が減少
 石川r56の内日角高架橋を挟んだ片側2車線道路を走っているとr56の一般道路部分との内日角北交差点を道なりに右にカーブして通過する。この交差点においても2車線ともR159(R249重複)として通行できる。
 内日角北交差点からは通常の中央分離帯によって隔てられた片側2車線道路になり、緩やかながら長い上り勾配となっている。市道との外日角交差点を過ぎた直後に左側車線が減少し、以北は対面2車線道路になる。

55.対面2車線道路ながら改良されている 56.改良工事が進行中 57.多車線化ではなく拡幅工事か
 対面2車線道路になってからも両側に歩道が設置されており車線幅も広めなので走りにくさは感じない。遠柄塚交差点を過ぎると改良工事中の区間を通るが、拡幅されている幅を見る限りは4車線もしくは片側2車線にするほどの幅はなく両側歩道+広い車線幅の2車線道路になるものと思われる。

58.石川r226バイパスとの国道松浜交差点 59.石川r252(?)木津中交差点 60.改良済み区間が終わる
 工事区間が終わってもしばらくは走りやすい2車線道路が続いている。石川r226国道松浜交差点を通過するが、案内標識だけでなくソトバも設置されていない。さらに北上すると横山駅の西で木津交差点と木津中交差点を通過する。ウオッちずでは木津中交差点から東に延びる道路を県道として表記しているが、木津交差点から東西に延びる道路を県道としている地図も見られる。木津交差点、木津中交差点ともに案内標識とソトバが設置されていないためどちらに県道が交差しているのは判断し難い。木津中交差点を過ぎて少し走ると改良済み区間が終わり車線幅が狭くなる。

61.石川r162高松インター東交差点 62.石川r127高松郵便局前交差点 63.石川r227高松交差点
 E86のと里山海道(石川r60)とJR七尾線の間を北上していると石川r162高松インター東交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、西に向かって進むとr60の高松ICに行く事ができる。その後も若干狭苦しい2車線道路が続いており、高松駅の西で石川r127高松郵便局前交差点と石川r227高松交差点を相次いで通過する。r127は高松停車場線だが、高松駅へは少し南の高松中央交差点に接続する市道の方が道路状況が良好で走りやすい。

64.かほく市高松 65.県立看護大学前交差点 66.相変わらずR249のおにぎりは設置されていない
 家屋と商業施設が混在している中を走っていると県立看護大学前交差点を通過し、その先で直線道路を下る。歩道は両側に設置されているが、幅が非常に狭く歩行者同士ですらすれ違えなさそうである。

67.かほく市二ッ屋 68.大海川橋は幅員減少 69.R249免田交差点を右折
 緩やかなカーブが連続する区間を走った後に大海川橋を渡るが、橋上は路側帯がほとんどなく手前に幅員減少の警戒標識が設置されている。大海川橋付近の大海川は市町境のため宝達志水町に入り、直後にR249免田交差点がある。R159は右折して七尾・中能登方面に進む。終点の武蔵交差点から約33kmでようやくR249の重複が終わる。R159の総延長からすると5割近いが、総延長の長いR249においては1割程度の距離である。

国道159号 part2