国道158号
part5

R158/E67油坂峠道路・白鳥西IC〜福井r173交差点
郡上市→
→大野市

264.白鳥西ICからも2車線道路が続く 265.登坂車線 266.R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)の油坂第5橋の下を通る
 白鳥西ICを過ぎて現道に進んでもセンターライン付きの2車線道路が続いており、多少勾配が急なものの走りにくさはほとんど感じない。登坂車線も設置されており、その途中でR158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)の油坂第5橋の下を通る。油坂峠道路が無料で通行できるため現道の交通量は非常に少なく、あまり管理はされていないのか、白線は消えかけている。

267.油坂さくらパークの前を通る 268.R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)の標高を超える 269.現道沿線に1軒だけ家屋がある
 右ヘアピンカーブの次の左カーブを曲がると油坂さくらパークというコテージの宿泊施設の前を通過する。そのすぐ先でR158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)の傍を通るが、その時点で現道の方の標高が高くなる。油坂第6橋から油坂第7橋に架けての隣のカーブの多い2車線道路を走っていると正面に普通の家屋が見える。その家屋を回り込むようにヘアピンカーブを曲がる。

270.油坂第1カルバート 271.油坂第2カルバート 272.「福井86km 大野49km」
 右カーブの直後に油坂第1カルバートを、約130m先で油坂第2カルバートをくぐる。航空写真を見ると第1カルバートの上には歩行者用と思われる通路と思しきものが確認できるが、第2カルバートの上には何もないように見える。R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)から少し距離があるため上に道路を通すためでもなさそうである。第2カルバートを出て右カーブを曲がってからは直線道路を上る。

273.異常気象時通行規制区間に入る 274.閉鎖用ゲートを通過 275.ゲート以降は道幅が狭くなる
 R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)の油坂第三トンネルの南側の坑口付近から県境にかけての1.7kmの区間は異常気象時通行規制区間であり、連続雨量140mm超、2時間雨量60mm超で通行止になる。閉鎖用のゲートを通過して左カーブを曲がるとセンターラインがなくなり道幅が狭くなる。と言っても1.8車線幅程度は確保されており、安房峠道路の現道に比べると広い。

276.急カーブが連続 277.雪崩対策もされている 278.油坂隧道
 勾配は緩やかなもののヘアピンカーブを含む急カーブが連続している。雪崩対策がなされている法面もあるが、R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)が無料開放されて以降の現道は冬季閉鎖されてしまう。越美トンネルの上を通ってカーブの多い狭路を走っていると右カーブの先で油坂隧道をくぐる。白鳥西ICからの距離は約4.5kmである。

279.福井県大野市に入る 280.道幅は1.8車線程度 281.勾配、カーブともに緩やか
 越美隧道を出た先の右カーブに福井県大野市の境標識が設置されている。福井県側も道幅は狭いが1.8車線程度は確保されており、勾配もカーブも緩やかなため、岐阜県側よりも走りやすい。

282.東市布ICに近付く 283.R158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)との東市布ICを右折
 左折方向が自動車専用道路である旨に注意を促す標識からやや急な勾配を下った先でR158/E67中部縦貫道(油坂峠道路)との東市布ICに突き当たる。案内標識は設置されていないが、自動車専用道ではない方、つまり右方向が国道をトレースするルートである。右方向はカーブしているうえに東市布洞門があるため非常に見通しが悪い。走行した日は交差点を含めて大野市街方面が規制されていたため、交通誘導員の指示に従って難なく右折できた。

284.東市布洞門 285.緩やかな下り勾配の快走路 286.R158/E67中部縦貫道(大野油坂道路)が建設中
 東市布ICを右折してすぐに東市布洞門をくぐる。前述のとおり片側交互通行規制が敷かれていたが、おそらくR158/E67中部縦貫道に関連した工事と思われる。工事区間が終わると普通の対面2車線道路を走る。勾配は非常に緩やかで急なカーブもなく、交通量も少ないため走りやすい道路状況である。約1.4km走ると建設中の中部縦貫道の橋脚の間を通る。

287.交通量は少ない 288.キャンプ場の前を通る 289.建設中のカルバートをくぐる
 九頭竜川の右岸を走っているが、R158/E67中部縦貫道も並走しているため何ヶ所かの建設現場の近くを通る。キャンプ場の前を通ってからは九頭竜湖沿いとなるが道路状況には特に変化は見られない。林谷橋を渡って左カーブを曲がるとカルバートの下を通る。

290.下半原隧道 291.子馬巣谷橋 292.R158/E67中部縦貫道と並走
 ドライブインの前の北側にはR158/E67中部縦貫道の箱ヶ瀬東高架橋が建設中である。左にカーブした後に右カーブを曲がって下半原隧道をくぐる。トンネルを出て左の急カーブを曲がって福井r230交差点を通過する。r230は九頭竜湖の南岸を通って伊勢峠や笹生川ダムを経てR157を繋ぐルートだが、約40kmのうち大半が狭路険道である。九頭竜湖に架けられた箱ヶ瀬橋は瀬戸大橋の試作として建設された橋である。r230交差点のすぐ先で子馬巣谷橋を渡り、建設中の中部縦貫道と九頭竜湖の間を走る。

293.箱ヶ瀬隧道 294.大谷スノーシェルター 295.明石橋
 やや急な右カーブを曲がって箱ヶ瀬隧道をくぐる。湖岸から少し離れた場所を走っていると大谷スノーシェルターをくぐって左カーブを曲がると湖岸に近付いて明石橋、三蔵橋、向東洞橋を渡る。

296.大谷橋 297.野尻隧道 298.九頭竜湖畔を快走
 大谷橋を渡ったから野尻隧道をくぐって大洞橋を渡る。ここまでかなりの数の橋梁を通過しているが、九頭竜湖(九頭竜川本流)に架けられたものはなく沢や支流に架かっている。

299.野尻橋 300.穴馬総社 301.影路トンネル
 野尻橋を渡って左カーブを曲がっていると穴馬総社の鳥井の前を通る。九頭竜湖に沈んだ集落の神社を合祀したもので、その名称から競馬ファンが多く訪れるようである。ただし、読み方は“あなうま”ではなく“あなま”である。
 穴馬総社を通り過ぎると大きく右にカーブして影路トンネルをくぐる。このトンネルには4.3mの制限高が設定されている。トンネル手前のカーブ部分に旧道が接続しているが、ガードレールを転用したゲートが設置されており進入できない。影路トンネルを出ると長平隧道と長野ダム隧道をくぐる。長平隧道と長野ダム隧道の間で交差する道路を入ると九頭竜ダムのダムサイトに行く事ができる。

302.長野スノーシェルター 303.長野発電所の入口を通過 304.鷲スノーシェッド
 長野ダム隧道を出て右カーブを曲がって五郎端橋を渡り、長野スノーシェルターをくぐり左のヘアピンカーブを曲がる。沢沿いを走って長野発電所の出入口を右にカーブしながら通過すると九頭竜川(鷲ダム湖)沿いに戻る。鷲ダムの湖畔に沿って走っているとコンクリート製のスノーシェッドをくぐり、やや急な連続カーブを通過して少し走ると鷲橋を渡って鷲スノーシェルターをくぐる。

305.曲線半径の大きなヘアピンカーブを曲がる 306.朝日橋 307.福井r127交差点
 鷲ダムの傍を通り過ぎると下り勾配となり、曲線半径の大きな左ヘアピンカーブを曲がって右の急カーブを曲がると朝日橋を渡る。橋の西詰で福井r127交差点を通過する。r127を800m強北に向かった位置にR158/E67中部縦貫道の和泉IC(仮称)が接続する予定である。

309.福井r127交差点(?) 310.道の駅「九頭竜」 311.旧和泉村の中心部を走る
 少しだけ九頭竜川沿いを走った後に右にカーブして下り勾配が始まった直後に交差点を通過するが、案内標識には右折方向の道路に福井r127のヘキサが表記されている。ウオッちずでは朝日橋の西詰で交差している道路をr127としている。
 旧和泉村の中心部を走っていると道の駅「九頭竜」の前を通過する。道の駅に隣接する位置にJR越美北線の九頭竜湖駅がある。前述のとおり、岐阜県の越美南線(長良川鉄道)と繋がる計画であったが、実現には至らず九頭竜駅が終着駅となっている。道の駅を過ぎてからも旧和泉村の中心部を走るが、歩道も整備されており走りにくさは感じない。

312.板倉ロックシェッド 313.R158の板倉スノーシェッドとJR越美北線の下山トンネル 314.福井r174交差点
 沿線の家屋が途切れた直後に板倉ロックシェッドをくぐって板倉集落を通り抜ける。板倉集落を過ぎると板倉スノーシェッドをくぐるが、その右にはJR越美北線の下山トンネルが見える。大納川が九頭竜川に合流している近くで福井r174交差点を通過する。

315.谷戸口スノーシェッド 316.2014年頃に造られたロックシェッド 317.荒島スノーシェッド
 福井r174交差点を過ぎてすぐに谷戸口スノーシェッドをくぐり、次いでコンクリート製のロックシェッドをくぐる。この名称不明の短いロックシェッドは2014年頃に造られた物である。次の荒島スノーシェッドは内部に交差点があり、1.0車線幅の橋で九頭竜川の対岸に行く事ができる。

318.建設中の九頭竜川橋(仮称)をくぐる 319.前方に見えるのは建設中の下山トンネル(仮称) 320.JR越美北線と八千代スノーシェッド
 右カーブを曲がると建設中のR158/E67中部縦貫道の九頭竜川橋(仮称)をくぐる。この辺りに下山IC(仮称)が接続する予定だが、大野市街方面としか接続しないハーフインターチェンジである。下山トンネル(仮称)を見ながら左にカーブすると沿線の家屋が途切れ、池ヶ島スノーシェッドと八千代スノーシェッドをくぐる。2つのスノーシェッドの間にJR越美北線の橋梁の下をくぐる。九頭竜川の対岸には下山駅がある。

321.「福井54km 大野市街23km」 322.谷山スノーシェッド 323.名称不明のロックシェッド
 下山集落を通り抜けた後に九頭竜川に沿って左の急カーブを曲がって谷山スノーシェッドをくぐる。さらに進むとコンクリート製のロックシェッドをくぐって右の急カーブを曲がる。

324.赤ほうきスノーシェッドとゴリ橋スノーシェッド 325.七反滝スノーシェッド 326.霧降スノーシェッド
 引き続き九頭竜川の右岸を走っていると赤ほうきスノーシェッドとゴリ橋スノーシェッドを相次いでくぐる。さらに赤壁スノーシェッドをくぐってからやや急な右カーブを曲がると七反滝スノーシェッドをくぐり、その次に急カーブ部分に造られた霧降スノーシェッドをくぐる。

327.湯上第一スノーシェルター 328.湯上スノーシェッド 329.葛ヶ原橋
 霧降橋を渡った先で湯上第一スノーシェルターをくぐる。第一と付いている事から第二がある事を想像するが確認できなかった。次にくぐるのは湯上スノーシェッドであり、出口の手前から右にカーブして葛ヶ原橋を渡る。

330.湯上2号 331.琴洞橋 332.仏原第1スノーシェッド
 九頭竜川に沿って左にカーブしていると湯上2号と湯上1号、栃屋山スノーシェッドをくぐる。銘板には「湯上2号」、「湯上1号」としか書かれていないが、どちらも構造としてはスノーシェッドである。左カーブを曲がって琴洞橋を渡るとロックシェッドをくぐる。このロックシェッドの上は水を通す構造であり、常に水が流れている。また、ロックシェッドの先に乗用車数台分の駐車場があり、そこから徒歩で南に入ると仏御前の滝がある。
 仏原ダム湖の左岸を走っているとダム付近で左カーブを曲がって仏原第1スノーシェッドをくぐる。湯上第一スノーシェルターと同様に仏原第2スノーシェッドは存在しない。

333.馬返しスノーシェッド 334.荒島第一トンネル(仮称)が見える 335.西勝原第一シェルター
 仏原第1スノーシェッド付近からは下り勾配となる。眼鏡橋を渡った後に馬返すスノーシェッドに入るが、シェッドには馬返しトンネルが接続している。トンネルを出て左の急カーブを曲がると視界が開けるようになり、建設中のR158/E67中部縦貫道の横を通る。荒島第一トンネル(仮称)の下で西勝原第一スノーシェルターをくぐるが、ここも第一のみで第二は存在しない。

336.福井r173交差点
 JR越美北線の勝原駅の西で左の急カーブを曲がるが、カーブ部分に福井r173が交差している。駅の方に向かっているため停車場線に思えるが、路線名は上小池勝原線といって駅を越えて続いている。

 非常に中途半端な場所だが、長くなりすぎるためここで一旦区切って以降の区間は次ページに譲る。

国道158号 part6