国道158号
part3

R361松之木町中交差点〜R257三尾河交差点
高山市

139.松之木町西交差点 140.高山市の市街地に近付く 141.市街地の手前に右直角カーブ
 R361松之木町中交差点を過ぎてすぐに市道との松之木町西交差点を左にカーブしながら通過する。ここでも市道にR41が案内されており、市街地を通りぬけるR158よりも便利である。松之木町西交差点からは上り勾配となり、下りに転じた後に視界が開けて高山市の市街地を望む事ができる。右の直角カーブを曲がった後に左の急カーブを曲がると市街地に入る。

142.宝橋 143.アーケード街を走る 144.鍛冶橋
 宝橋で江名小川を渡った少し走るとアーケード街になる。観光地とあって土産物店などの観光客向けの店舗も多く見られる。中央部の欄干に手長像と足長像のある鍛冶橋を渡ってからもアーケードは続く。

145.岐阜r74・r460国分寺東交差点を左折 146.岐阜r462高山郵便局前交差点 147.岐阜r460日赤北交差点を右折
 高山駅の北東で岐阜r74・r460国分寺東交差点を左折して郡上・下呂方面に進む。国分寺東交差点からは歩道がなくなり路側帯が赤く塗られている2車線道路を走って岐阜r462高山郵便局前交差点を通過する。さらに少し南下するとr460日赤北交差点を右折して郡上方面に進む。国分寺東交差点〜日赤北交差点はr460が重複しており、そしてR41の旧道でもある。高山陣屋方面のr460は支線である。

148.花里跨線橋東交差点 149.花里跨線橋 150.R41・R472上岡本町南交差点
 日赤北交差点からは狭い歩道のある2車線道路を走り、高山駅に行く事ができる市道との花里跨線橋東交差点を通過し、花里跨線橋でJR高山本線をオーバーパスする。高山駅の西口に至る市道との花里跨線橋西交差点を通過して平坦な直線道路を少し走るとR41R472上岡本町南交差点を通過する。案内標識に表記されていないR472はR41の富山・飛騨方面及びR158白川郷・郡上方面に重複しており、ここから先はR472との重複区間となる。

151.「世界遺産 白川郷合掌造り集落 76km」 152.譲り車線(?) 153.R158・R472串刺しおにぎり
 上岡本町南交差点からは緩やかな上り勾配となる。勾配が落ち着いた所で譲り車線が現れるが、延長は300mもなく譲り車線としての機能は低い。その後上り勾配になってから再び下りに転じる。

154.徐々に周辺の建物が少なくなる 155.岐阜r73新宮町交差点 156.川上川の右岸を走る
 下り勾配が終わって平坦になった後に左カーブを曲がってから岐阜r73新宮町交差点をカーブしながら通過する。新宮町交差点からは川上川の右岸を走る。交通量は多いものの流れは比較的良好である。

157.旧清見村に入る 158.高山市清見町三日町 159.岐阜r73三日町交差点を右方向へ進む
 川上川に沿って右カーブを曲がると旧清見村に入り、その後川から離れて三日町集落を通り抜ける。緩やかな上り勾配の右カーブの直後の岐阜r73三日町交差点をそのまま道方向へと進む。r73はR257やR472の分断区間を最短で迂回するルートの一部である。

160.牧橋 161.道路情報板は72km先の白山白川郷ホワイトロードの情報を表示している 162.R158/E67中部縦貫道・高山西IC
 三日町交差点の直後に牧橋を渡るが、上下線が分離しておりそれぞれに狭い歩道が付いている。橋を渡り終えると道路情報板が設置されているが、R158や重複しているR472の情報ではなく72km先の白山白川郷ホワイトロードの情報である。なお、白山白川郷ホワイトロードはR361の分断区間を繋いでいる観光有料道路である。
 牧谷川の流域を走っているとR158/E67中部縦貫道の高山西ICを通過する。2022年7月の時点ではひとつ東の高山ICまでが供用されている。安房峠道路と同様に自動車専用道路のため、歩行者、軽車両、125cc以下の2輪車は走行できない。インターチェンジの南には道の駅「ななもり清見」があり、高山西ICが出入口となっている。

163.牧谷川沿いを快走 164.高山市清見町牧ヶ洞 165.R158/E67中部縦貫道の殿地橋をくぐる
 高山西ICを過ぎてすぐに宮下橋を渡り、牧谷川の右岸を走る。勾配もカーブもほとんどなく見通しが良いため走りやすい。R158/E67中部縦貫道は高規格道路ながら無料で通行可能となって100番台国道の割に交通量は非常に少ない。緩やかなカーブを連続して通過した後に中部縦貫道の殿地橋の下を通過する。

166.沿線の集落が途切れる 167.「遅い車は 登坂車線」 168.登坂車線の延長は約2.6km
 殿地橋をくぐってからは沿線の家屋の密度がさらに低くなる。三尾集落で曲線半径の大きな左ヘアピンカーブを曲がるが、カーブが始まる手前から登坂車線が設置されており、その延長は2.6kmとかなりの長さである。

169.小鳥峠 170.緩やかな勾配を下る 171.南平橋
 登坂車線が終わると同時に標高1000mの小鳥峠を越えて下りに転ずる。小鳥峠以西の勾配は東側に比べて緩やかなためか登坂車線は設置されていない。名称不明の河川が蛇行しており、それに架けられた複数の橋を渡りながら下って行く。

172.夏厩2橋 173.岐阜r90交差点 174.R158/E67中部縦貫道の中ノ瀬跨道橋
 緩やかな勾配を下っていると夏厩2橋を渡るが、東西両方向の隣の橋は山の内橋と立浪橋という名称であり、夏厩1橋は存在していない。岐阜r90との交差点を通過して新中之瀬橋を渡った先でR158/E67中部縦貫道の中ノ瀬跨道橋をくぐる。

175.彦谷川とR158/E67中部縦貫道の間を走る 176.彦谷橋の下で彦谷橋を渡る 177.岐阜r478交差点
 中ノ瀬跨道橋をくぐってからは彦谷川とR158/E67中部縦貫道の間を走る。短い勾配を下った先で彦谷橋を渡るが、その上にはR158/E67の彦谷橋が架かっている。彦谷橋のすぐ先で岐阜r478交差点を左にカーブしながら通過する。

178.E41東海北陸道・R158/E67中部縦貫道の飛騨清見IC 179.飛騨清見JCTのランプ橋をくぐる 180.上小鳥集落
 やや急な左カーブを曲がると進行方角が西から南に変わる。飛騨清見ICAランプ橋の下で飛騨清見ICを通過する。このインターチェンジはジャンクションも兼ねており、E41東海北陸道とR158/E67中部縦貫道の出入りが可能である。
 飛騨清見ICを過ぎるとE41東海北陸道とR158/E67中部縦貫道の間を走り、飛騨清見JCTの橋梁群の下をくぐる。小鳥川に沿って南下していると上小鳥集落を通り抜ける。峠の名称になった集落だが、読み方は“おどり”である。

181.E41東海北陸道との並走区間となっても交通量は少ないまま 182.瀬馬淵橋の下で瀬馬淵橋を渡る 183.沿線には廃屋もある
 E41東海北陸道と並走しながら小鳥川の流域を南下する。東海北陸道は有料だが交通量はさほど増えなかった。上小鳥集落を通り過ぎた直後に瀬馬淵橋を渡るが、その上をに41東海北陸道の瀬馬淵橋が架けられている。その後も小鳥川沿いの2車線道路が続いており、沿線に家屋はあるものの廃屋らしきものもある。

184.越ヶ谷橋の下で越ヶ谷橋を渡る 185.沿線の集落は少ない 186.E41東海北陸道との並走が続く
 小鳥川の支流の越ヶ谷に架かる越ヶ谷橋を渡るが、ここでも上にE41東海北陸道の越ヶ谷橋が架かっている。非常に緩やかな勾配を下りながら小鳥川の左岸を走る。E41東海北陸道との並走状態が続いているが、高低差があるため互いに車両を視認する事はできない。古屋集落を通り過ぎて池ノ島橋を渡ると上りとなるが勾配は変わらず緩やかである。

187.E41東海北陸道の池之島橋 188.R472のおにぎりは90度回転してしまっている 189.E41東海北陸道の下り線の川の松之木峠PA付近を通過
 緩やかなカーブを繰り返す緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走る。並走しているE41東海北陸道の池之島橋が見えてくるが、この橋の下は通らない。松之木峠に近付くと勾配がややきつくなるが、車両であれば特に問題になるような急さではない。

190.松之木峠 191.上り線の松之木峠PAの傍を通る 192.松之木峠以降もE41東海北陸道との並走は続く
 E41東海北陸道の上り線の松之木峠PAのすぐ傍で松之木峠を越えて旧荘川町に入る。標高は小鳥峠よりも少し高い1085mである。2022年7月現在、高速道路の最高地点もここである。ちなみに東海北陸道が開通するまではE20中央道の長野県富士見町の富士見BS付近の1015m地点が最高地点であった。松之木峠PAの傍を右、左とカーブしながら下る。

193.E41東海北陸道の六厩高架橋 194.落合橋 195.くるま〜と・六厩
 E41東海北陸道と高低差がついた所で六厩高架橋をくぐり、以降は少し離れた場所を通る。荘川町六厩集落を走っていると左カーブを曲がるが、その内側にくるま〜と・六厩という公衆トイレのある簡易パーキングがある。出入口がカーブの途中にあるため見通しが悪く出入りの際に注意を要する。

196.旧道との交差点を通過 197.旧道との交差点以降は上り勾配 198.軽岡トンネル
 くるま〜と・六厩のあるカーブを曲がり終える直前に交差点があるが、真っすぐ南西に延びているその道路は新軽岡峠を越える旧道である。旧道の旧道に軽岡峠があるが、軽岡隧道が閉塞しており通り抜けられず、トンネルの前後も区間も半ば廃道と化しており車両での走行は不可能である。これまでよりも急な勾配を上っていると軽岡トンネルをくぐる。

199.新道谷橋と新道谷トンネル 200.「この先 急カーブ 減速」 201.牛首橋と三谷トンネル
 軽岡トンネルを出て緩やかな勾配を下りながら右カーブを曲がると旧道(への連絡道路)との交差点を通過するが、その入口にA型バリケードが置かれており進入できなくされていた。新道谷トンネルをくぐるが、その前後に三谷川に架かる新道谷橋と七人畑橋を渡る。三谷川の右岸を走っていると牛首橋を渡って三谷トンネルをくぐる。橋の手前には旧道との交差点がある。

202.高山市荘川町三谷 203.金山橋 204.R257・R472三尾河交差点
 三谷トンネルを出ると左にカーブしながら木ノ洞橋を渡るが、その下には三谷川の他に旧道もある。カーブを曲がり終えると同時に旧道と合流する。その後は三谷川の流域を緩やかに下りながら2車線道路を快走する。
 金山橋で三谷川を渡った直後に本流の庄川をマトバ橋で渡り、その南詰でR257・R472三尾河交差点を通過する。R257の終点の交差点でR472はここでR158から分岐してR472と重複する。ただし、麦草峠を挟む区間が分断されており、そのせいもあって案内標識は設置されていない。分断を解消する三川尾バイパスが計画されており一部区間は供用されているが、遅々として工事は進んでいない。直線で3km程度の距離ながら下手をすればE1A新東名の全線開通よりも遅いかもしれない。

国道158号 part4