国道156号
part6

R304下梨交差点〜R8四屋交差点
南砺市→砺波市→南砺市→砺波市→高岡市

268.平橋の前後に急カーブあり 269.平橋以降は上り勾配 270.南砺市大島
 R304下梨交差点を過ぎてすぐに右直角カーブを曲がった後に平橋を渡り、右岸でも右直角カーブを曲がる。橋の前後で右カーブを2ヶ所通過するという事は庄川の右岸を南へ、つまり上流に向かうルートになる。とは言っても約700m進んだ所で左ヘアピンカーブで進行方角を北に戻す。平橋の東詰からヘアピンカーブの先までは上り勾配となっている。

271.小谷川橋 272.大山福光大規模林道との交差点 273.道の駅「たいら」
 庄川の右岸のやや高い位置を走っており、等高線に沿っているため勾配は緩やかな一方でカーブが多い。下出洞門を通過した後に左にカーブしながら小谷川橋を渡る。下出集落の南部では大山福光大規模林道との交差点を通過する。家屋が点在する集落を通り抜けていると中江橋を渡った先で道の駅「たいら」を通過する。中江橋の南詰と道の駅の北で交差しており、道の駅の駐車場の出入口となっている道路は旧道と思われる。

274.道の駅以北はカーブが多い 275.大崩島集落にヘアピンカーブあり 276.大渡橋
 道の駅からは沿線の集落が途切れた状態となり、カーブの多い2車線道路を走る。大崩島集落で左ヘアピンカーブを曲がり、庄川の右岸を一時的に上流に向かって走っていると右直角カーブを曲がって大渡橋を渡る。渡り終えると右カーブを曲がり、庄川の左岸を下流に向かって走る。

277.渡原2スノーシェッド 278.渡原1スノーシェッド 279.杉尾3スノーシェッド
 祖山ダムによるダム湖畔を走っていると渡原2スノーシェッドと渡原1スノーシェッドを相次いで通過し、次いで杉尾4スノーシェッドと杉尾3スノーシェッドを通過する。最も長い杉尾4スノーシェッドで300m程度である。

280.杉尾2スノーシェッド 281.祖山トンネル 282.祖山スノーシェッド
 杉尾3スノーシェッドを出て右カーブを曲がり、杉尾集落の東でヘアピンカーブを含む急カーブを通り過ぎると杉尾2スノーシェッドに入り、右の急カーブを曲がった後に杉尾1スノーシェッドをくぐる。直後に祖山トンネルに入るが、南北どちらの坑口にもスノーシェッドが繋がっており、トンネルよりも長いくらいである。祖山トンネルを出るとすぐに祖山スノーシェッドに入るが、こちらもトンネルよりも長い。

283.祖山発電所の水車が置かれている 284.障子倉スノーシェッド 285.新山4スノーシェッド
 祖山スノーシェッドを出て左カーブを曲がると公衆トイレのある簡易パーキングの前を通る。パーキング内には水力発電用の水車が置かれている。簡易パーキングを過ぎてすぐに障子倉スノーシェッドに入り、右の急カーブを曲がる。庄川の左岸を走っていると新山4スノーシェッドに入る。

286.新山3スノーシェッド 287.大牧トンネル 288.新山1スノーシェッド
 長い新山4スノーシェッドを出ると短い新山3スノーシェッドと新山2スノーシェッドをくぐった後に大牧トンネルをくぐるが、このトンネルにも両側の坑口にスノーシェッドが接続している。大牧トンネルを出た後に新山1スノーシェッドを通過する。

289.駈足谷橋と栃原トンネル 290.栃原スノーシェッド 291.「砺波18km 庄川9km」
 新山1スノーシェッドを出てすぐに駈足谷橋を渡り、栃原トンネルに入る。このトンネルには南側の坑口にだけスノーシェッドが接続しており、トンネルよりも長い。栃原トンネルを出てすぐに栃原スノーシェッドをくぐり、栃原集落や下原の東を通過する。集落は少し山に入った場所にあるため沿線に家屋はほとんどない。

292.下原スノーシェッド内に交差点がある 293.大橋平2スノーシェッド 294.砺波市に入る
 下原集落付近を通り過ぎるとまたしてもスノーシェッドが連続する区間を走る。下原スノーシェッド、大橋平3スノーシェッド、大橋平2スノーシェッド、大橋平1スノーシェッドが間髪を置かず続いており、下原スノーシェッドの中には長崎橋を含む市道との交差点がある。交差点付近だけシェッドの構造が異なる事から元々シェッドが設置されていなかった箇所かもしれない。そして大橋平1スノーシェッドの中に市境があり、中央からやや北寄りで砺波市に入る。

295.小牧2スノーシェッド 296.小牧トンネル 297.名称不明のスノーシェッド
 大橋平1スノーシェッドを出てすぐに短い小牧2スノーシェッドをくぐり、次いで長い小牧1スノーシェッドをくぐる。小牧1スノーシェッドと小牧トンネルの間にはドライブイン小牧があり、小牧ダム湖の遊覧船の発着場がある。なお、大牧トンネルの対岸にある大牧温泉へは陸路が繋がっていないためここから船に乗って行かなければならない。小牧トンネルを出て小牧ダムの真横で名称不明のスノーシェッドをくぐる。このシェッドがR156で最北のシェッドである。

298.庄川の谷筋に集落あり 299.R471小牧交差点
 最期のスノーシェッドからは緩やかな下り勾配となっている。直線的で非常に見通しの良い、走りやすい道路状況である。集落も存在しているのだが、国道よりも低い庄川の谷筋の旧道らしき道路沿いにあるため国道沿線の建物は少ない。
 大きく左にカーブしている場所でR471小牧交差点を通過する。信号機もセンターラインの切れ目もない交差点なので国道が交差している事が分かりにくいが、案内標識がきっちり立てられているので迷う事はないだろう。砺波市に入った辺りから庄川の対岸を通っており、小牧ダム以北は互いに視認する事ができる。

300.金屋トンネル 301.橋の下にあるのは小牧発電所の送水管 302.閉鎖用ゲートの脇を通過
 小牧交差点を通過した直後に金屋トンネルをくぐり、庄川に沿って真西に進んだ後に右にカーブして北に進む。さらに緩やかな左カーブを曲がるが、その辺りに閉鎖用のゲートが設置されている。このゲートが山間部区間と平野部区間を別けるゲートと言える。

303.R471・富山r40金屋交差点 304.富山r371示野交差点と道の駅「庄川」
 平野部に出てすぐにR471・富山r40金屋交差点を通過する。R471が重複していた距離は約2.2kmである。なお、R471、r40どちらも狭隘なため大型車両は指定車・許可車を除いて進入できない。
 金屋交差点から程なくして富山r371示野交差点を通過するが、交差点の北に道の駅「庄川」がある。示野交差点から100m少し進むと富山r370との交差点を通過するが、r370は富山庄川小矢部自転車道線という自転車用道路である。ちなみに、r370は加越能鉄道加越線の廃線跡が転用されている。

305.再び南砺市に入る 306.富山r11交差点 307.富山r280岩屋交差点
 平坦な2車線道路をさらに走っていると再び南砺市に入り、信号機もセンターラインの切れ目もない富山r11交差点を通過する。r11交差点の前後は市境が道路上にあり、北が砺波市で南が南砺市となっている。市境並走区間が終わるとやや急な右カーブを曲がりながら富山r280岩屋交差点を通過する。

308.再び砺波市に入る 309.「氷見33km 伏木港26km 高岡20km」 310.車線が増える
 岩屋交差点からはほぼ真北の方角に向かって走っていると市境を通過して再び砺波市に入り、程なくして富山r143天正交差点を通過する。その後も平坦でカーブの少ない2車線道路を北上する。歩道が設置されているうえに路側帯も広いため、交通量はそこそこあるが走りやすい。富山r371五鹿屋交差点の手前で車線が増えて片側2車線道路になる。

311.富山r25・南砺スーパー農道との五郎丸交差点 312.北陸道 313.R359太郎丸交差点
 片側2車線道路になってすぐに富山r371五鹿屋交差点を通過し、緩やかな左カーブを曲がりながら富山r25と南砺スーパー農道との五郎丸交差点を通過する。車線が増えたのに呼応してか、交通量もだいぶ増えている。r371が分岐する交差点を通過してから少し進むと北陸道の本線の下を通り、その先でR359太郎丸交差点を通過する。案内標識には表記されてないが、ここから北はR359が重複している。

314.沿線の建物も多い 315.富山r16三島町交差点 316.富山r17山王町交差点
 五郎丸交差点からは周辺に商業施設が多く賑やかな雰囲気であり、当然ながら交通量も多くなる。緩やかな右カーブを曲がった後にと富山r16三島町交差点を通過し、さらに少し進むと富山r17山王町交差点を通過する。

317.R359花園町交差点 318.道の駅「砺波」 319.富山r20栄町交差点
 太郎丸交差点から約1.3km走ると花園町交差点を通過し、R359が富山・婦中方面に分岐する。花園交差点のすぐ先に道の駅「砺波」がある。道の駅を過ぎると緩やかな勾配を上って出町跨線橋を通過し、跨線橋が終わった所で富山r20栄町交差点を右にカーブしながら通過する。その後砺波市役所の前を通過するが、砺波駅を中心とする市街地はR359重複区間の西にある。

320.片側2車線道路が続く 321.高岡市に入る 322.富山r9戸出狼交差点
 交通量の多い片側2車線道路を北上していると富山r72油田交差点を通過する。緩やかなカーブを描く平坦な道路を走っていると高岡市に入る。高岡市に入ってからも道路状況や周辺の風景に変化はなく、JR城端線の西を淡々と走る。沿線の建物が増えてきた所で富山r353戸出町4交差点を通過し、そのすぐ北で富山r9戸出狼交差点を通過する。さらにすぐ北では富山r252・r253伊勢領交差点を通過する。

323.歩行者・自転車用の地下道がいくつか設置されている 324.富山r57佐野交差点 325.北陸新幹線
 断続的に沿線の家屋が続く間を淡々と北上する。富山r57の現道との交差点を通過して少し進むとr57バイパスとの佐野交差点を通過する。左折すればR470能越道の高岡ICに、右折すれば北陸道の小杉ICに行く事ができる。佐野交差点を過ぎてから程なくして北陸新幹線の下をくぐる。

326.右側車線が減少 327.清水町交差点 328.あいの風とやま鉄道と富山r40南町交差点
 市道との卸売市場口交差点を過ぎると中央分離帯がなくなって4車線道路になる。千保川を渡り左にカーブしてほぼ真北の方角に向かって走っていると右側車線がなくなり、その直後に市道との清水町交差点を通過する。清水町交差点からは対面2車線道路となって右にカーブした後にあいの風とやま鉄道のガードをくぐる。直後には富山r40南町交差点がある。

329.高岡市街地を走る 330.富山r23・r64片原町交差点 331.万葉線の片原町停留所
 南町交差点を過ぎると高岡市の市街地に入るため沿線の建物が密集している間を走り抜ける。店舗を兼ねた住宅らしき建物が多いが、アーケード付きの歩道が設置されており、狭隘な道路ではない。富山r254鴨島交差点を過ぎて少し走ると富山r23・r64片原町交差点を通過する。片原町交差点からは万葉線の路面電車並走区間となっている。交差点からすぐの場所に片原町停留所が置かれている。電車交換ができる停留所だが、乗り場は路面に青色と白線がペイントされただけの非常に簡素なものである。

332.路面電車が中央分離帯代わり 333.急患医療センター前停留所 334.富山r24・r44広小路交差点を左折
 万葉線を中央分離帯代わりにした片側1車線道路を走っていると坂下町停留所を通過する。市道との交差点を挟んで上下線が別の場所に置かれており、ちゃんとした乗り場が設置されている。高岡城跡の北西で急患医療センター前停留所を通過し、さらに進むと広小路停車場(高岡駅方面)の横を通る。広小路停車場のすぐ近くの富山r24・r44広小路交差点は左折して四屋方面に進む。万葉線はr24に直進するため路面電車並走区間が解消される。

335.広小路交差点からは対面2車線道路 336.志賀野橋 337.R8四屋交差点
 広小路交差点からは普通の対面2車線道路となる。広小路交差点で多くの車両が直進したため、R156の交通量は若干減っている。緩やかな左カーブを曲がった後に志賀野橋を渡り、緩やかな右カーブを走っているとR8四屋交差点に至る。高岡市の市街地からやや離れた位置にあるこの交差点がR156の終点である。富山市方面に400m程の場所に四屋ICがあるが、これはR8とR160のランプでありR160の終点でもある。