国道121号
part5

栃木r19交差点〜R352上三依交差点
日光市

159.栃木r19交差点からは異常気象時通行規制区間 160.R352の重複はまだ続いている 161.カーブが多く見通しは悪い
 栃木r19交差点を左折した直後から3.4kmの間は異常気象時通行規制区間であり、連続雨量が200mmを超えると通行止になる。龍王峡という渓谷を通っており、センターライン付きの2車線道路ではあるがカーブが多く見通しは悪い。

162.龍王隧道 163.三ッ岩トンネル 164.栃木r23交差点
 右カーブを曲がりながら龍王隧道をくぐり、次いで三ッ岩トンネルをくぐる。前者の旧道は進入不可だが、後者の旧道は小網発電所へのアクセス路となっているため進入可能である。
 三ッ岩トンネルを出てすぐに栃木r23交差点を通過する。大型車両はr23に迂回するようにとの看板が設置されているが、R121(R352重複)が大型車両通行禁止規制が敷かれている訳ではない。

165.野岩鉄道と並走 166.野岩鉄道の橋梁をくぐる 167.上小網集落
 栃木r23交差点から少し走ると下小網集落に入り、高架の野岩鉄道とともに北に向かって走って川治温泉駅の西を通過し、その先で高架の下をくぐる。勾配は緩やかなもののカーブが多く走りやすいとは言い難い。

168.山間部の温泉街を通り抜ける 169.川治橋 170.川治温泉駅は左折
 沿線に家屋が建ち並んでおり若干狭い場所や急カーブがあるため、大型車両は栃木r23へ迂回するようにお願いされているのだろう。川治橋を渡って程なくすると川治湯元駅への市道との交差点を通過し、以降は沿線の家屋が途切れる。

171.集落が途切れる 172.異常気象時通行規制区間に入る 173.ロックシェッドを2つくぐる
 野岩鉄道の葛老山トンネルの南坑口付近の上を通ってから右のヘアピンカーブを曲がり、再び葛老山トンネルの上を通る。鬼怒川の支流の男鹿川の手前を左にカーブすると2ヶ所目の異常気象時通行規制区間に入り、その直後に長短2つのロックシェッドをくぐる。

174.五十里ダムサイトトンネル 175.五十里湖の湖畔を走る 176.栃木r23交差点
 五十里ダムサイトトンネルをくぐるが、その名称が示す通り五十里ダムの傍にある。五十里湖の湖畔を走っていると栃木r23交差点を通過する。三ッ岩トンネルの北で迂回した場合はここに出てくる。

177.五十里トンネル 178.湯西川・川治・川俣温泉の案内所 179.海尻トンネル
 男鹿川の右岸を走っていると五十里橋を渡って五十里トンネルをくぐる。既に営業していないと思われる湯西川・川治・川俣温泉の案内所の前を左にカーブして海尻トンネルをくぐる。

180.現道との交差点 181.R121のおにぎりの方が古い 182.湯の郷トンネル
 海尻トンネルを出てすぐに海尻橋の南詰を通るが、海尻橋を含む道路は現道である。2022年4月の時点でウオッちずで国道として表記されているものの、中間部分が通行止のため通り抜ける事はできない。当該区間には家屋もなく南北端付近は通行できる事から復旧しない可能性もある。
 現道との交差点からも五十里湖に沿った2車線道路が続いており、山間部の割に勾配もカーブも緩やかで概ね走りやすい。大きく右にカーブしながら六佐夢見橋、六左海切橋、六左夢跡橋、六左見送橋といった五十里湖に注ぐ沢に架けられた橋を次々に渡っ湯の郷トンネルをくぐる。

183.栃木r249交差点 184.五十里岬トンネル 185.五十里海渡り大橋
 湯の郷トンネルを出た直後に栃木r249交差点を通過する。左折してr249を約200m走ると道の駅「湯西川」と野岩鉄道の湯西川温泉駅があり、さらに進むと湯西川温泉がある。赤夕大橋を渡って緩やかな右カーブを描く五十里岬トンネルをくぐり、五十里海渡り大橋を渡る。赤夕大橋は湯西川に、五十里海渡り大橋は男鹿川に架かっている。

186.現道との交差点 187.片足沢橋 188.大塩沢橋
 五十里海渡り大橋の東詰で信号機のない交差点を通過するが、交差している道路は現道である。ただし、前述のとおり通行止区間があるため通り抜けて海尻橋に戻る事はできない。
 現道と合流してからは五十里湖の東岸を北に向かって走る。片足沢橋や唄ノ沢橋、大塩沢橋を次々に渡って行くが、片足沢橋のみ上下線が分離した構造である。複数の橋が架かっている事からも想像できるが、線形の良い走りやすい道路状況である。

189.五十里チェーン着脱場 190.地蔵岩洞門 191.「会津若松78km 南会津37km 国道400号9km」
 五十里チェーン着脱場からは湖から通常の河川に変わる。右の急カーブを曲がった後に地蔵岩洞門をくぐり、右カーブの先で名もなきロックシェッドをくぐる。その後も男鹿川の右岸に沿って緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。

192.野岩鉄道 193.男鹿川沿いを快走 194.独鈷沢集落
 独鈷沢ふれあい公園を通り過ぎてから程なくして野岩鉄道の橋梁の下をくぐる。家屋数軒程度しかなかった廃集落の鬼怒木集落付近を通過し、男鹿川沿いの比較的開けた谷筋をひたすら走る。並走している野岩鉄道は複数のトンネルと橋梁により直線的である。

195.「R121 会津西街道 南会津32km」 196.中三依温泉駅の前を通過 197.R121単独のおにぎりもある
 中三依温泉駅を中心に広がっている中三依集落は比較的大きな集落である。中三依温泉駅の前を通過するが、駅までの100m弱の道路は県道には指定されておらず停車場線ではない。

198.男鹿川の谷筋を走る 199.法面保護工事のため片側交互通行規制中 200.野岩鉄道
 中三依集落を過ぎてからも男鹿川の谷筋が続いているが、これまでに比べて狭くなっているように思える。法面補剛工事のため片側交互通行規制箇所を通り過ぎると野岩鉄道の橋梁をくぐる。

201.熊野堂集落 202.上三依塩原温泉口駅の前を通過 203.R352・R400上三依交差点を左折
 野岩鉄道と男鹿川の間を走っていると上三依塩原温泉口駅の前を通過するが、中三依温泉駅と同様に駅までの100m弱の道路は県道に指定されていない。駅前の交差点付近からの緩やかなカーブの先でR352R400上三依交差点に突き当たり、左折して会津若松・南会津方面に進む。案内標識には表記されていないが、この交差点以北はR121・R352・R400の3国道重複区間である。

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