国道113号
part3

R287西大塚交差点〜R4交差点
川西町→南陽市→高畠町→
→七ヶ宿町→白石市

96.幸来橋で最上川を渡る 97.山形鉄道と並走 98.赤湯バイパスとの交差点を左折して現道へ進む
 R287西大塚交差点からも2車線の走りやすい道路状況が続いている。緩やかな左カーブの先で最上川を幸来橋で渡って南陽市に入る。山形鉄道と隣接して並走し、山形r247、r241との交差点を相次いで通過してから赤湯バイパスとの交差点に至る。直進の赤湯バイパスは緑色、つまり有料道路であるかのように表記されているが、全線無料で通行可能である。

99.現道とは思えない程走りやすい 100.山形r3宮内交差点 101.山形鉄道とJR奥羽本線を越える
 現道に進んでからも走りやすい道路状況が続いている。周辺は水田が中心でこちらがバイパスと言われてたら信じてしまうかもしれない。織畑駅の近くまで来るとさすがに沿線の建物は増え、山形r3宮内交差点まで来るとそれなりの数の建物が建っている。旧宮内町の中心部は国道から北の宮内駅の北側にある。右にカーブして程なくして南陽市役所の前を通過し、左カーブの直後で山形鉄道とJR奥羽本線を南陽跨線橋でパスする。

102.椚塚交差点を左折 103.南陽市赤湯 104.R13・R399赤湯交差点
 右カーブの先で山形r156三間通交差点を通過し、すぐ南の椚塚交差点を左折する。直進の米沢方面に向かう市道は大型貨物車両は通行禁止である。吉野川を渡ると旧赤湯町の中心部の南側を通り抜ける。旧宮内町と旧赤湯町は合併に際して市の名称を決めるのに双方とも譲らなかったとの話もあり、市役所がちょうど中間に置かれているのもそれが影響しているのかもしれない。
 赤湯市街地の南東でR13現道・R399との赤湯交差点に至る。赤湯交差点を直進するのがR113で、何の表示もないがここからしばらくR399との重複区間となっている。

105.市道との信号のない交差点を右折 106.「スリップ注意 二井宿峠」 107.高畠町に入る
 赤湯交差点から僅か100m程進んだ所で信号機のない交差点を右折しなければならない。案内標識は設置されているが、地名が表記されていないR113に対して直進の市道はすぐにR13赤湯バイパスに至るとあって新庄・山形・白石・米沢が表記されている。そんな扱いのR113だが右折してからも幅に余裕のある2車線道路で走りにくさは感じない。線形も直線で見通しは良好である。赤湯交差点から約1.8kmで高畠町に入る。

108.町道(旧道)との交差点を左折 109.R13BPまでは近い 110.R13・R399深沼北交差点を右折
 高畠町に入った直後の信号機のない交差点を左折しなければならない。案内標識は設置されているが、直進の旧道は行止りにもかかわらず走りやすい2車線道路なので通り過ぎてしまわないように注意が必要である。約200m走るとR13南陽バイパスとの深沼北交差点にに突き当たる。この交差点も案内標識はあるが信号機は設置されていない。R113は右折してR13との重複区間に入る。

111.R13南陽バイパスに重複 112.R13・R399深沼交差点を左折
 前述の通り赤湯交差点から既にR399が交差しているため深沼北交差点からはR13・R113・R399の3本の国道が重複している。しかしながら3つ串刺しどころか2つ串刺しおにぎりすら設置されておらず、重複距離も600m程度と短い。R13のバイパスでもある有料の米沢南陽道路とR113の赤湯バイパスとの深沼交差点(南陽高畠IC)を左折するとR13から分岐し、以降はR399と重複しながら高畠町の中心部に向かう。

113.左側は拡幅用地だろうか 114.高畠町大字根岸 115.R399高畠交差点を左折
 深沼交差点からも概ね走りやすい道路状況が続いている。交通量は少なくないが流れは良い。約2.8km先の高畠交差点を左折するとR399が分岐して単独区間に戻る。R399に福島と案内されているが、これは山形r1とR13を経由する事を前提としたものだろう。R399も福島市に行けるが冬期閉鎖ありの山岳狭路酷道である。

116.高畠町の市街地の北部を東進 117.道の駅「たかはた」 118.高畠町大字二井宿
 高畠交差点以降は高畠町の中心部の北部を東に向かって走る。中心部とは言え市街地からはやや離れており街中のごちゃごちゃした雰囲気はなく走りやすい状況である。高畠交差点から約2.2kmで道の駅「たかはた」を通過する。R13の南陽市と米沢市とを結んでいる広域農道、ぶどうまつたけラインとの交差点辺りまでは市街地の南をR399が並走している。広域農道との交差点から東は明るい雰囲気の谷筋となっている。

119.山形r268交差点の手前で上り勾配になる 120.田沢トンネル 121.警戒標識に描かれているのはきつね?
 二井宿峠旧道との交差点を右に緩やかにカーブして通過すると上り勾配となる。山形r268との交差点付近で一旦平坦になるが集落を過ぎるとやや急な上り勾配となり、田沢トンネルを抜けると登坂車線が設けられている。左180度カーブを曲がった先で登坂車線がなくなる。

122.越谷畑橋 123.稲葉入橋 124.二井宿第二トンネル
 越谷畑橋と滝ノ上橋を連続で渡って今度は右に180度カーブしてその後も橋長50〜200m弱の橋をいくつか渡りながら勾配を上り続ける。金蓋橋を渡ってから二井宿第一トンネル、二井宿第二トンネルを相次いでくぐる。第一は800m、第二は961mとそこそこの延長だが、県境は第二トンネルの南側抗口の直後にあり、トンネルが県境ではない。

125.旧道との交差点は二井宿峠にある 126.宮城県側の勾配は緩やか 127.湯原宿
 二井宿第二トンネルを抜けると宮城県七ヶ宿町に入る。県境のすぐ先の旧道との交差点が二井宿峠である。峠から先は山形県側と異なり緩やかな勾配とカーブの走りやすい2車線道路となっている。宮城r51交差点付近から沿線に家屋が見られるようになり、かつての宿場町であった湯原集落を通過する。七ヶ宿という町名が示す通り街道沿いには7つの宿場町があった(ただし、上戸沢宿と下戸沢宿の2つは白石市域に属しており、渡瀬宿は七ヶ宿湖の湖底に沈んでいる)。

128.稲子峠を経てR399に至る町道との交差点 129.峠田宿 130.走りやすい状況が続く
 県境から約4.7kmで左カーブに町道が交差しており、右折して町道に進めば稲子峠を経てR399稲子集落に至る。R113は白石川沿いの快走路と淡々と走る。山間部ではあるが勾配もカーブも緩やかである。

131.滑津宿 132.関宿 133.右折すると七ヶ宿公園
 宿場町でない場所は田畑の中を走るが、道路状況は大した変化はない。4つ目の宿場町の関宿は七ヶ宿町の役場が位置する集落であるが、七ヶ宿湖に沈んだ渡瀬宿がかつての町の中心部であった。宮城r51交差点を通過すると右側の白石川の幅が広がり七ヶ宿湖畔を走るようになる。湖畔の西端には七ヶ宿公園がある。

134.若林橋 135.道の駅「七ヶ宿」 136.白石市に入る
 七ヶ宿湖の北側を2車線道路で走る。いくつかの橋を渡るがダム湖そのものを渡っているのではなくダム湖に注ぐ河川に架かる橋を渡っている。小梁川橋を渡った直後の湖側には道の駅「七ヶ宿」がある。七ヶ宿ダムを見ながら走っていると西材木岩トンネルをくぐり、その先の東材木岩トンネルの手前で白石市に入る。

137.国の天然記念物に指定されている材木岩へは右折 138.新小原大橋 139.白石市小原
 白石市に入ってすぐに東材木岩トンネルをくぐり、出た所で国の天然記念物に指定されている材木岩に至る市道との交差点を通過する。材木岩からさらに進むと宮城r46に至り、七ヶ宿の下戸沢宿と上戸沢宿にも行ける。市道との交差点以降は緩やかな下り勾配とカーブの2車線道路を快走する。県境の小坂峠を経て福島県国見町に至る宮城r46との交差点を通り過ると新小原大橋で白石川を渡る。集落内においても走りやすい道路状況となっているが、一部ややきついカーブがある。

140.小原温泉トンネル 141.小原4号トンネル 142.制限速度は40km/h
 小原温泉を迂回するその名も小原温泉トンネルから先は白石川の谷筋を走るが、小原温泉トンネルを含む小原5号〜1号トンネルがあるため道路状況は悪くない。地図を見ると5号トンネルまであるように見えないが、それは4号と3号が、2号と1号がロックシェッドで一体化しているためだろう。1号トンネルを抜けてからは急カーブもあり制限速度は40km/hとなっている。

143.白石市福岡蔵本 144.R4仙台方面との交差点 145.R4福島方面との交差点
 東北電力の蔵本水力発電所から先は白石川の谷筋ながら景色は開け、沿線には家屋が点在している。東北道のガード下を通った直後にR4仙台方面との交差点、R4本線ガード、R4福島方面との交差点を相次いで通過する。

国道113号 part4