国道112号
part1

R13飯田交差点〜R287高松交差点
山形市→中山町→寒河江市

1.R13・R48・山形r267飯田交差点 2.対面2車線道路を北上 3.拡幅用地が確認できる
 山形県山形市の中心部の南に位置するR13・R48・山形r267飯田交差点がR112の起点であり、ここから同じ山形県内の酒田市に向かう。R112とr267はR13山形バイパスの旧道と思われる。R48は案内標識に表記されていないが、R13天童方面に重複している。
 飯田交差点から走り始めると車線幅に余裕のある対面2車線道路を走る。歩道が狭い区間もあるが歩道の設置を含む改良工事が始まっており、拡幅用地が確保されているのが確認できる。

4.改良工事途中のためセンターライン部に電柱が建っている 5.元木橋以北は改良済み 6.R286・R348鉄砲町交差点
 改良工事が行われている区間の一部ではセンターライン部分に電柱が建っていた。工事が終わった区間の電線は地下埋設されている事から工事が進めば撤去されるものと思われる。元木橋以北は改良工事が終わっているが、車線幅、歩道共に広い訳ではない。
 飯田交差点から約2.3kmでR286R348鉄砲町交差点を通過する。2本ともこの交差点が終点であり、右折の仙台方面がR286で、左折の鶴岡・長井方面がR348である。鶴岡市はR112も通っている市だがR348に案内されている。

7.鉄砲町交差点以北も対面2車線道路 8.山形r17交差点 9.山形r16十日町交差点
 鉄砲町交差点を過ぎてからも対面2車線道路が続いているが、改良工事は終了しており電柱は見当たらない。山形r17交差点と山形r16交差点を相次いで通過する。r16は停車場線ながら左右どちらにも伸びている。これはR13と山形駅を結んでいるためである。

10.十日町交差点以北には自転車通行帯がある 11.北向き一方通行 12.山形r19七日町交差点を左折
 十日町交差点からは2車線あるもののどちらも北向き、つまり一方通行である。両側に自転車通行帯も設けられており決して狭い道路ではないが、大型貨物車両の通行は禁止されている。約1.0km走って山形r19との七日町交差点を左折する。案内標識が設置されていないため誤って直進しないように注意を要する。北向き一方通行は七日町交差点までである。

13.七日町交差点からは対面通行 14.山形r18旅篭町交差点を右折
 七日町交差点からは対面2車線道路を走り、僅か200m先の山形r18旅篭町交差点を右折する。ここにも案内標識は設置されていないが、交差点の北東にソトバが設置されているのでそれを見れば右折である事が分かる。七日町交差点にもソトバは設置されているが、南から進入すると見えない位置である。なお、r18はかつては2車線ながら南向き一方通行であったが、対面通行どころか片側2車線道路に大幅に進化している。

15.旅篭町交差点からは片側2車線 16.山形r22・r49文翔館西交差点を左折
 旅篭町交差点からはラバーポールで分離された片側2車線道路になる。200m強で山形r22・r49文翔館西交差点に至り、左折して鶴岡・寒河江方面に進む。この交差点には案内標識が設置されている。

17.文翔館西交差点からも片側2車線道路 18.昭和橋 19.右折がR112なのだが右折禁止
 文翔館西交差点からは中央分離帯のある片側2車線道路になる。前回走行時(2012年7月27日)は対面2車線道路であり、交差点の直後は工事中であった。昭和橋でJR奥羽本線を越えた先で山形r173城北交差点を通過する。交差点の名称からも想像できるが、山形城址の北に位置している。
 文翔館西交差点から約1.2km西の交差点を右折するのがR112だが右折が禁止されている。右折車線が設置されていないのは南向き一方通行区間の出口だからである。R112には北向き一方通行だけでなく南向き一方通行の区間があるため、起終点どちらから走行しても車両での完全トレースは不可能である。

迂回路
20.この交差点を右折 21.迂回路は対面通行 22.下条交差点
 南向き一方通行の迂回路としては約100m西の交差点を右折して市道を北上する。この市道は北向き一方通行ではなく対面通行である。約500m走ると下条交差点に至るが、ここから南東に延びる道路がR112である。

南向き一方通行区間
23.一方通行区間も走行 24.停車可能なのは許可車両のみ 25.R49交差点
 下条交差点を鋭角に右折して南向き一方通行区間も走行した。1車線ながら1.8車線程度と充分な道幅と言える。停車可の標識が確認できるが、対象は許可車両(おそらく沿線住民が対象)のみである。迂回路区間の延長は約500mである。

26.JR左沢線 27.山形r20下条五差路交差点を左折
 下条交差点からは歩道が未整備の対面2車線道路だが、道路幅用地らしきものが確認できる事から拡幅の計画があるものと思われる。JR左沢線の跨道橋をくぐってから程なくして山形r20との下条五差路交差点に至り、左折して鶴岡方面に進む。

28.狭苦しい2車線道路 29.山形r49交差点を右折 30.山形r20交差点を左折
 下条五差路交差点からも対面2車線道路が続いている。歩道は設置されているものの排水溝の脇に縁石を設置しただけのため非常に狭く歩道として充分な機能を持っているとは言い難い。沿線には家屋が建ち並んでおり拡幅も難しいのだろう。
 左折車線、直進車線、右折車線に別れて道幅が広くなったように感じられる。山形r49との交差点を右折して片側2車線道路になった直後の山形r20交差点を左折する。両方向ともr49とr20の交差点を含めた案内標識が設置されている。山形市中心部の右左折区間はこの交差点で終了である。7ヶ所の右左折箇所があるうえに案内標識が設置されていない交差点もあるため、事前にルート確認をしておいた方が良いだろう。

31.陣場交差点 32.山形r49とr174を造る際にR112のルート変更が行われた模様 33.山形r49・r174内表交差点
 山形r20交差点からは対面2車線道路になり、平坦な直線道路ではあるが歩道が狭く走りやすいとは言い難い。陣場交差点は山形r49が交差していたが、案内標識のヘキサが消されているのでバイパスが供用されて降格したと思われる。ウォっちずでは2023年8月時点も県道として表記しているが、r49バイパスの開通が反映されていない。左にカーブしてから右カーブを曲がって山形r49・r174内表交差点を通過する。交差点の前後でカーブしている事からr49とr174を造った際に交差角度が直角に近くなるように経路変更が行われたと考えられる。

34.E13東北中央道の内表高架橋 35.山形r275中野交差点 36.船町橋
 内表交差点からも狭い歩道のある対面2車線道路を走っているとE13東北中央道の内表高架橋をくぐる。さらに走ると緩やかな左カーブを曲がって山形r275中野交差点を通過して船町橋を渡る。

37.山形r168・r277向新田交差点 38.「月山」 39.車線が増える
 船町橋を渡ってすぐに中山町に入って山形r168・r277向新田交差点を通過する。ここはr168とr277の線形が変えられている。沿線に家屋のない状態の平坦な2車線道路を走っていると緩やかな右カーブを曲がった先で車線が増える。

40.山形r24・r105長崎交差点 41.山形r178交差点 42.山形r24交差点
 中山町の中心部の手前で山形r24・r105長崎交差点を通過する。案内標識にr105のヘキサは表記されているが、r24のそれは表記されていない。右折の中山町内方面がr24である。羽前長崎駅と中山町役場の中間を通り過ぎて山形r178交差点と山形r24交差点を相次いで通過する。2ヶ所目のr24交差点の案内標識は右左折どちらもヘキサが表記されているが、右折の天童方面は町道で約300m東から先は山形r277である。

43.長崎大橋 44.山形r282皿沼交差点 45.沿線には果樹園が広がっている
 長崎大橋で最上川を渡ると寒河江市に入る。橋を渡り終えた直後に山形r282皿沼交差点を通過する。信号機のある場所では左折できないが、手前の側道からr282に進む事ができる。皿沼交差点からは平坦な直線道路で果樹園の中を走り抜ける。

46.E48山形道・寒河江IC 47.山形r144茨江交差点 48.山形r23新山交差点
 緩やかな左カーブを曲がってE48山形道の台下橋をくぐった直後に寒河江ICを通過する。寒河江市の中心部の東端に差し掛かって周辺の建物が増えた所で山形r144茨江交差点を、さらに北上すると山形r23新山交差点を通過する。新山交差点を右折するとE13東北中央道の天童ICに行く事ができる。

49.右側車線が減少 50.車線減少後も快走路 51.「月山 標高1984m」
 新山交差点を過ぎると沿線の建物が少なくなり右側車線が減少して対面2車線道路になる。平坦で見通しが良いという点に変化はない。大きく左にカーブして月山のイラスト入りの標識の傍を通る。天気が良ければ前方に月山が見える。走行した日はちょうど月山付近に雲がかかっていたため見えなかった。

52.山形r25西根交差点 53.道の駅「寒河江」 54.平坦な直線道路を快走
 山形r25西根交差点を通過して少し走ると道の駅「寒河江」を通過する。河川敷の駐車場を含めて乗用車1000台の容量があるが、行楽シーズンはかなり混雑する道の駅である。開業してから25年以上が経過しているため、再整備が行われているところである。

55.山形r26八鍬交差点 56.R287・R347高松交差点
 寒河江中央工業団地の北で山形r26八鍬交差点を通過し、程なくしてR287R347高松交差点を通過する。交差点の上に高松陸橋が架けられており、すぐ南のJR左沢線も越えている。R347は案内標識におにぎりが表記されていないが、この交差点が起点でR287東根方面に重複している。

国道112号 part2