国道107号
part1

R7水林交差点〜R13婦気交差点
由利本荘市→横手市

1.R7・R105・R108・R341・R398水林交差点 2.東向き1車線+西向き2車線 3.幅の広い2車線道路
 秋田県由利本荘市の市街地の西に位置するR7・R105R108R341R398水林交差点がR107の終点であり、ここから太平洋側の岩手県大船渡市に向かって走る。水林交差点から東に延びる道路がR107だが、R105だけでなくR108とR398も重複している。R105、R107、R108はそれぞれ大仙、横手、湯沢といった主要な都市を結んでいるため案内標識にはおにぎりとともにそれぞれの地名が表記されている。R341はR7秋田方面に重複している。
 水林交差点から東向き1車線・西向き2車線の変則的は車線数となっている。交差点からすぐの所にR105・R107・R108の行き先と距離が書かれた案内標識が立っている。それによるとR108湯沢まで78km、R107横手まで58km、R105大仙まで55kmとなっている。秋田r165交差点付近の歩道橋にはR105・R107・R108のおにぎりが取り付けられている。対面2車線道路になってからも車線幅が広く取られており交通量は少なくないが走りやすい。

4.本荘公園の間を走る 5.御門交差点以東は4車線 6.御門跨線橋
 車線幅が狭くなった直後にアップダウンのあるS字カーブを通過する。その区間の南北には本荘公園がある。本荘公園を過ぎた直後の市道との御門交差点からは4車線道路になる。JR羽越本線と由利高原鉄道の線路を越える御門跨線橋はR398走行時(2011年11月1日)やR105走行時(2013年8月15日)は対面2車線だった御門跨線橋だが、南側に新たな車線が造られて片側4車線道路になっている。

7.R105・R108・R398二番堰交差点 8.二番堰交差点以東も4車線 9.R105・R398一番堰交差点
 御門跨線橋の勾配を下り切った所でR105・R108・R398二番堰交差点を通過するが、ここでまずR108が湯沢方面に分岐する。その後拡幅された4車線道路を約200m進むとR105・R398一番堰交差点を通過するが、ここではR105が大仙方面に分岐する。一番堰交差点からは上位国道との重複区間ではなくなるが、R398は引き続き重複している。また、一番堰交差点では右側車線が右折車線となるため以東は対面2車線道路である。

10.「横手58km 本荘工業団地4km 本荘IC2km」 11.右前方に見えるのは鳥海山 12.日本海東北道の本荘IC
 一番堰交差点からは対面2車線道路になるが、交通量は多いままである。緩やかな右カーブを曲がると鳥海山を右前方に見ながら南東の方角に進む。子吉川に架かる新二十六木橋を渡って左にカーブした先で日本海東北道の本荘ICを通過する。

13.秋田r43万願寺交差点 14.万願寺交差点以降は交通量が少ない 15.秋田r293交差点
 日本海東北道の本線の下を通ってすぐに秋田r49三条交差点と秋田r43万願寺交差点を通過する。その後は直線基調の2車線道路を快走する。積雪地のため防雪柵が設置されている区間もある。左にカーブしている所で秋田r293交差点を通過する。r293はR107の石沢バイパスの旧道の一部である。

16.絆の茂里トンネル 17.沿線に建物はほとんどない 18.鳥田目トンネルと新諏訪山トンネル
 石沢バイパスに入るとごく緩やかな勾配を上り盛土の上を走っていると絆の茂里トンネルをくぐる。その後も盛土の上を走っており沿線に家屋は存在しないが、旧道沿い等には集落があるため人里離れた場所という訳ではない。緩やかな勾配を上った後に鳥田目トンネルと新諏訪山トンネルを相次いで通過する。諏訪山トンネルは旧道に存在している。

19.旧道と合流 20.バイパス区間が終わると急カーブあり 21.石沢川沿いを走る
 諏訪山トンネルを出て緩やかな勾配を下っていると信号機のない交差点を通過するが、交差している道路は旧道である。石沢バイパス区間が終わって猿木沢集落に差し掛かるがその集落内にやや急なカーブがある。猿木沢集落以降は石沢川沿いを走る。

22.長短2つのスノーシェッドあり 23.山内集落 24.千貫岩橋
 石沢川に沿った谷筋を走る区間は沿線に集落がなく急カーブやロックシェッドがある。2つ目の短いロックシェッドを抜けて緩やかな左カーブを曲がると山内集落を通り抜ける。山内集落を過ぎると旧道らしき市道との交差点を通過し、千貫岩橋を渡る。

25.奥名免橋と銀河トンネル 26.童画のトンネル 27.道の駅「東由利」まで8km
 緩やかな勾配を上った後に奥名免橋を渡り、その直後に銀河トンネルに入る。銀河トンネルを出てすぐに清水尻橋を渡るが、その下には石沢川と旧道がある。旧道との交差点を通過した先で童画のトンネルをくぐる。銀河トンネルも童画のトンネルも見た目は普通のトンネルだが、特異な名称は由利本荘市出身の絵本童画作家に因むらしい。両トンネルの間の法面に童画のレリーフがある。

28.由利本荘市東由利大琴 29.石沢川に鯉幟がはためく 30.秋田r284交差点
 石沢川の流域をごく緩やかなアップダウンと緩やかなカーブを繰り返す2車線道路を走る。石沢川はかなり蛇行した流路となっているが、川に沿っていると言える場所はほとんどない。秋田r284交差点と秋田r30交差点を相次いで通過するが、手前のr284交差点は車止めが設置されており進入する事ができず、r30を経由する必要がある。

31.愛宕トンネル 32.蔵トンネル 33.由利本荘市東由利蔵島田
 秋田r30交差点を過ぎると右にカーブして緩やかな勾配を上り、愛宕トンネルと蔵トンネルをくぐる。その後もこれまでと同様に走りやすい2車線道路が続いている。由利本荘市の中心部では多かった交通量もこの辺りまで来るとかなり少なくなっている。

34.道の駅「東由利」 35.由利本荘市東由利舘合 36.R398交差点
 やや急な右カーブを曲がり秋田r48交差点を通過してから程なくして道の駅「東由利」の前を通る。道の駅の周辺は旧東由利町の中心部であり、近くに由利本荘市役所の東由利総合支所がある。
 良善寺橋を渡ってから程なくして左にカーブしながら秋田r32交差点を通過し、その先でR398交差点を直進する。案内標識が設置されているものの信号機はなくR398が分岐している交差点には見えない。終点の水林交差点からの距離は約29kmである。

37.R398分岐後は緩やかな上り勾配 38.黄桜トンネル 39.東由利トンネル
 R398交差点からはごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。沿線の家屋や田畑が途切れた所で旧道との交差点を通過し、黄桜トンネルと東由利トンネルをくぐる。旧道は2つのトンネルにそれぞれあったようだが、どちらも通り抜ける事はできない。

40.小さな集落を繋ぐ2車線道路 41.横手市に入る 42.複数のスノーシェッドあり
 東由利トンネルを出てからは坂戸や境といった小さな集落を通り抜ける。境集落を過ぎてすぐに横手市に入る。市境は峠になっているが、トンネルではなくスノーシェッドで覆われている。横手市に入ると下り勾配となり地竹川の谷筋を走るが、比較的空が開けており雰囲気は明るい。

43.坂ノ下集落 44.出羽グリーンロード以東は歩道なし 45.秋田r36交差点
 4つ目のスノーシェッドを通り過ぎた後に坂ノ下集落に差し掛かり、以降は勾配はほとんどない状態となる。出羽グリーンロードという名の広域農道との交差点を過ぎると沿線に家屋が密集しており、乗用車では問題ないだろうが大型トラックだと走りにくいかもしれない。秋田r36交差点を2ヶ所通過するが、交差点の間はr36が重複している。

46.新雄物川橋 47.旧雄物川町の中心部の南を快走 48.秋田r13広田面交差点
 秋田r36が分岐してすぐに新雄物川橋を渡る。新雄物川橋から東は田畑の中を走っており沿線の建物はほとんどない。片側だけとは言え歩道が設置されており、おそらくバイパスとして造られた道路と思われる。旧雄物川町の中心部の南で秋田r13広田面交差点を通過する。

49.秋田r13東槻交差点 50.家屋と水田の混在地を走る 51.集落のない区間には防雪柵が設置されている
 広田面交差点から約800mで東槻交差点を通過してr13が分岐する。沿線に家屋が点在する中を走っており、交通量はやや多いものの速いペースで流れている。家屋が途切れている場所には開閉式の防雪柵が設置されている。

52.秋田r271館廻交差点 53.横手市平鹿町川登 54.秋田道
 秋田r271館廻交差点を通過して少し進むと秋田r117新堀交差点を通過する。交差点の周辺には商業施設がいくつか建っている。その後も田畑の中に家屋が点在している風景を北東の方角に向かって進む。秋田r267上吉田朴田交差点を通過してすぐに秋田道の下をくぐる。横手ICに近い場所のためR107との間にインターチェンジは設定されていない。

55.市街地に近付く 56.秋田r48赤坂交差点 57.駐車禁止の標識だけ小さい
 秋田道から程なくして下り勾配となり秋田r48赤坂交差点を通過する。由利本荘市の旧東由利町中心部でも交差したr48だが、R107の北を通っているものの冬季閉鎖区間があり道路状況してはR107の方が良いと思われる。赤坂交差点付近からは横手市の中心部に入るため沿線の家屋が増える。

58.R13・R13湯沢横手道路との婦気交差点を直進 59.横手第一跨線橋 60.R13安田交差点
 横手警察署の南東でR13婦気交差点を通過する。左折の秋田・大仙方面と直進の北上・湯沢方面がR13と案内標識に表記されているが、右折の横手IC方面は湯沢横手道路の一部でR13に指定されている区間である。R107は直進してR13と重複する。
 婦気交差点からは上り勾配となり、横手第一跨線橋でJR奥羽本線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下り切った所でR13安田交差点を直進して単独区間に戻る。重複距離hあ800m程である。ちなみに安田交差点から北、横手市内方面に向かう道路はR13の旧道である。

国道107号 part2