国道102号
part2

R454交差点〜R103子の口交差点
平川市→黒石市→十和田市→平川市→十和田市

45.「十和田65km 奥入瀬渓流38km 十和田湖37km」 46.つばくら橋 47.平川市に入る
 R454交差点を過ぎてからも走りやすい2車線道路が続いている。約300mでつばくら橋を渡って浅瀬石川の右岸に戻るが、同時に黒石市に入る。山下橋からつばくら橋にかけての約350mは平川市内を走っているが、どちらの市境にも標識は設置されていない。浅瀬石川の右岸を緩やかなカーブを描きながら走っていると市道との交差点を通過した後に平川市に入る。ここからは十和田市に入るまでは平川市域を走る。

48.桜が満開だった 49.浅瀬石川の対岸には昭和平団地 50.清流橋
 3回目の平川市に入ってすぐに昭和平橋を渡って浅瀬石川の左岸に移るが、黒石市に戻る事なく平川市域を走り続ける。緩やかな勾配とカーブで構成されており、非常に走りやすい2車線道路である。蛇行する浅瀬石川を清流橋で渡ってからは右岸を快走する。

51.葛川集落 52.緩やかな上り基調の快走路 53.平六集落
 カーブが多いものの走りやすい2車線道路を走っていると葛川集落を通り抜ける。R102の山間部区間としては比較的大きな集落で葛川小学校・中学校がある。その後は点在する小さな集落を結びながら浅瀬石川沿いを走る。平六集落ではセンターラインがなくなるが、1.8車線程度の幅はあるので乗用車であれば問題なく通行できる。

54.別荘らしき建物もある 55.四十巻橋 56.浅瀬石川との高低差は小さい
 平六集落を通り過ぎ、滝ノ股橋を渡って以降は集落が途切れ、源流に近い浅瀬石川の流域を走る。四十巻橋を渡るが源流に近いだけあってかなり短い橋である。また、山岳部ではあるが川との高低差は非常に小さく、道路から少し入れば川に行く事ができる。

57.国道102号やすらぎの駐車帯 58.温川山荘を繋ぐ吊橋のワイヤーが横切る 59.センターラインが消えかけている
 温川温泉のある集落の中には国道102号やすらぎの駐車帯という公衆トイレのある駐車場が設置されている。駐車帯を含む集落内はセンターラインがないものの2.0車線程度の道幅は確保されているので走りにくさはあまり感じない。集落を過ぎると2車線になるが、センターラインが消えかけている部分が多い。

60.残雪が多くなってくる 61.護岸が崩れたのであろうか 62.閉鎖用ゲートを通過
 温川集落を過ぎると残雪が目立つようになってくるが、冬季閉鎖は既に解除されており路上には全く残っていない。温川橋を渡った直後に閉鎖用のゲートが設置されている。おそらく冬季閉鎖地点と思われる。

63.ゲート以降も2車線道路 64.雪解け水が路上を流れる 65.「十和田湖23km」
 閉鎖用ゲートを過ぎると若干ではあるが勾配がきつくなる。センターラインも消えかけている箇所が多く、またカーブも多くなりそのうちのいくつかはヘアピンカーブを含む急なカーブである。この時点で十和田湖まで23kmと意外にまだ離れた場所である。

66.交通量は意外に少なかった 67.ヘアピンカーブで標高を上げる 68.路肩の流水も雪解け水
 ヘアピンカーブをいくつか通過して浅瀬石川の源流の沢を過ぎると直線的な道路になる。道路の両側には1m程の高さの残雪があり、かなりの量の雪解け水が路肩を流れていた。木々も葉が落ちた状態だが、走行したのは5月2日と関西や関東では桜は完全に散り、新緑がまぶしい時期である。

69.センターラインの消えた直線道路を走る 70.R454交差点を左にカーブ 71.R454交差点の直後にも閉鎖用ゲート
 等高線に垂直な直線道路ながら緩やかな勾配を上っていると左にカーブしながらR454交差点を通過する。信号機は設置されておらずセンターラインの切れ目がないため、案内標識がなければ国道の交差点には見えない。ちょうど交差点が滝ノ沢峠という峠となっており、R454は下っているため道路があるようには見えないせいであろう。山下橋の南詰の交差点から約16kmの距離であり、その数字が重複距離である。
 R454交差点の直後にも閉鎖用ゲートが設置されている。案内標識に十和田湖の文字が表記されていないが、滝ノ沢峠の南に十和田湖があり、交差点の近傍の滝ノ沢展望台から望む事ができる。

72.尾根を走る 73.残雪の量が多くなってくる 74.直線的で見通し良好
 R454交差点からは尾根を走っており、右側(南)は十和田湖である。ただし、尾根と言っても南側が少し高くなっており湖は全く見えない。また、尾根筋が秋田県との境となっており、道路より南は秋田県小坂町である。ただし、秋田県側は湖までの急傾斜地なので集落どころか建物すら存在しない。道路状況はと言うと、尾根を走っているだけあってカーブはほとんどなく直線的なので、センターラインが消えている状態であっても走りやすい。

75.尾根を離れるとカーブが多い 76.残雪の高さが2mを超える 77.十和田市域をかすめる
 約4.7km走ると尾根から離れて下り勾配となり、以降はヘアピンカーブを含めて急なカーブが多くなる。再び上り勾配となり、2つのヘアピンカーブを連続して通過した後に、右のヘアピンカーブを曲がる。右ヘアピンカーブから約200mの区間は十和田市域を通っているが、余りに距離が短いせいか境標識は設置されてない。

78.道路の左側は十和田市域 79.十和田市に入る 80.御鼻部山展望台
 十和田市域をかすめた後は平川市を走るが、道路の左側は十和田市域である。御鼻部山の山頂部分で左にカーブしているが、そこが市境で十和田市に入る。十和田市に入った直後には十和田湖を望める御鼻部山展望台が設置されており、その反対側には公衆トイレのある広めの駐車場がある。

81.十和田市に入ってからは下り勾配 82.カーブは多いが走りやすい 83.残雪の量が少なくなる
 十和田市に入ってからは下り勾配となり、御鼻部山展望台を過ぎてすぐに左の急カーブを曲がり、しばらく直線道路を走った後に右急カーブを曲がる。以降は小刻みなカーブの多い状態となるが、勾配が緩やかで道幅も2.0車線はあるのでさほど走りにくい道路状況ではない。

84.R102奥入瀬バイパスとの交差点 85.「休屋18km 国道103号6km 子ノ口6km」 86.やや急な勾配を下る
 R454交差点から約12.7kmでR102奥入瀬バイパスとの交差点を通過する。左折する道路がバイパスだが、案内標識におにぎりが表記されていない。バイパスの方に青森・十和田と案内されている事からも分かるとおり、バイパスの方が走りやすい道路状況である。
 バイパスとの交差点を直進して現道へと進む。1km程走ると七曲展望所を通過するが、展望台のようなものはなくただの駐車スペースである。以降はヘアピンカーブが連続しており、十和田湖に向かって標高を下げ始める。

87.ヘアピンカーブ部分にスノーシェッドあり 88.ひたすら下る 89.スノーシェッド内の工事のため片側交互通行規制中
 右の急カーブを曲がった先でスノーシェッドに入るが、その内部は右のヘアピンカーブとなっている。シェッドを出て左ヘアピンカーブを曲がると2つ目のシェッドを通過する。その後しばらく小刻みにカーブしている下り勾配の2.0車線道路を走り、3つ目のシェッドをくぐる。走行した日は内部で工事が行われており、片側交互通行規制が敷かれていた。

90.やや道幅の狭い箇所もある 91.十和田湖の湖面の近くまで下る 92.湖畔を走る
 1.8〜2.0車線幅のやや急な勾配の道路を下って行く。七曲展望所から約2.8km走ると十和田湖の湖面が見えてきて、高低差もかなり小さくなり、さらに進むと湖畔を走るようになる。七曲展望所の標高は620m程で十和田湖の湖面付近の標高は400m強である。

93.閉鎖用ゲートを通過 94.子ノ口集落 95.R103子ノ口交差点を左折
 十和田湖の湖畔を走っていると閉鎖用のゲートを通過した後に子ノ口集落に差し掛かる。集落と言っても土産物店と食事処が数軒程度だけである。また十和田湖遊覧船が発着する港があり、休屋まで行く事も可能である。
 子の口橋を渡った直後の南詰でR103子の口交差点となり、左折して青森・十和田方面に進む。案内標識に表記されていないが、ここからはR103が重複しており、青森に向かうのはR103である。

国道102号 part3