国道45号
part10

R4野崎交差点〜R4松ノ木平交差点
十和田市→七戸町→東北町→野辺地町

531. 532.十和田市相坂高清水 533.高清水橋
 R4R102野崎交差点からは上り勾配となるが、反対方向の南向き車線の側道(?)が分岐する辺りでほぼ平坦になる。ごく緩やかな左カーブを曲がると直線となり、田畑の間を走り抜ける。その左カーブの前後の700m程は十和田市域ではなく六戸町域を通っているのだが、距離が短いため境標識は設置されていない。緩やかな勾配を上ると高清水橋を渡り、北詰で青森r10との交差点を通過する。高清水橋はr10の上を越えており、その本線とR45との間を短い道路が結んでいる形である。不自然な構造に思えるが、かつてr10の南側に十和田観光鉄道が通っていたためである。十和田観光鉄道は東日本大震災後の2012年4月1日に廃線となっている。

534.前方に見えるのは八甲田山だろうか 535.非常に緩やかなアップダウンあり 536.青森r10洞内入口交差点を右折
 青森r10交差点を過ぎてから大きく左にカーブして進行方角を北から西に転じると八甲田山を中心とする山々を正面に望む形になる。降雪が少なくスキー場が打撃を受けたと言われた2015〜2016年の冬だったが、山頂付近には残雪が見られた。
 八甲田山を見ながら緩やかにアップダウンしている2車線道路を走っていると青森r10洞内入口交差点に突き当たり、右折して青森・七戸方面に進む。十和田バイパスの北端の交差点であり、旧道は十和田市の中心部を通っているR102とr10と思われる。

537.洞内入口交差点以降は普通の2車線 538.青森r169洞内交差点 539.急勾配でなくとも登坂車線あり
 洞内入口交差点からはバイパスではなくなるため歩道も路側帯も狭いごく普通のありふれた対面2車線道路となって青森市に向かう。青森r169洞内交差点付近までは沿線の建物も多いが、以北は田畑が中心の長閑な風景となる。カーブはほとんど意識しないような緩かやなカーブとアップダウンを繰り返しながら快走路を走る。洞内交差点の北には両方向ともそれぞれ短い登坂車線が設けられている。

540.防雪林? 541.七戸町に入る 542.大林川橋
 2車線快走路を走っていると七戸町の中心部を通る旧道との交差点を通過し、2011年に供用された七戸バイパス区間に入り、程なくして七戸町に入る。バイパスのため沿線の建物が少なく、大林川橋の北まで続く長い上り勾配を走る。

543.青森r22笊田川久保交差点 544.笊田川久保交差点からは上り勾配 545.R4・R394寒水交差点
 勾配を下っていると青森r22笊田川久保交差点を通過し、七戸川橋からは勾配を上る。町道の跨道橋からは勾配が緩やかになり、程なくしてR4・R394寒水交差点を通過する。旧道ではR394と重複している区間が存在していたが、七戸バイパスにおいては交差しているだけである。左折してR394を少し進めばR45(とR4)の旧道に至る。

546.道の駅「しちのへ」 547.七戸跨線橋 548.おにぎりはR4のみ
 旧道と合流してすぐに道の駅「しちのへ」を通過し、東北新幹線を七戸跨線橋で越える。すぐ西には新幹線の七戸十和田駅がある。跨線橋からは緩やかに下る。バイパス区間ではないが改良された走りやすい道路状況である。一桁国道と重複しているが、交通量は少なく流れは良い。

549.中野川に向かって下る 550.七戸町の中心部を通過 551.七戸町の北部からは防雪柵が設置されている
 中野川に架かる中野橋を渡った後に青森r173中野三差路交差点を通過する。さらに少し走ると七戸町役場の西側を通過する。七戸町も平成の大合併の際に北隣の天間林村と合併したが、新七戸町の町役場は旧天間林村役場に置かれている。七戸町の中心部(=旧天間林村の中心部)を通り過ぎてからの沿線は田畑や牧場が多く、防雪柵が設置されている。R45は東北地方を縦断している国道だが、日本海側や内陸部に比べて降雪の少ない太平洋側を走っているせいもあって七戸町で防雪柵を初めて見る事になる。

552.まだ咲いている桜もある 553.アップダウンを繰り返す快走路 554.青森r242みちのく有料入口交差点
 アップダウンを繰り返しながらカーブの少ない2車線道路を快走する。寒水交差点から約9.4kmで青森r242とのみちのく有料入口交差点に至る。左折すれば有料のみちのく道路となりみちのくトンネルを経て青森市市街地の東に出るという、七戸〜青森間の最短ルートを取る事ができる。案内標識には右折に第二みちのく道路と表示されているが、2016年4月の時点では交差点からすぐの位置に接続している訳ではなく県道やらを経由して上北ICまで20km程走らなければならない。

555.「青森52km 野辺地10km」 556.東北町に入る 557.旧道との交差点を通過
 みちのく有料入口交差点を通過すると青森まで52kmとなる。みちのく有料道路を走れば40kmだが、その名の通り有料道路のため普通車で850円を徴収される。みちのく有料入口交差点から程なくして東北町に入り、その直後で左に大きくカーブして、少し進んだ所で右に緩やかにカーブして進行方角を徐々に北に戻す。東北町に入ってからはややアップダウンがきついものの交通量が少ないせいもあって比較的走りやすい状況となっている。

558.東北町石坂 559.そんな大きな警告を立てる程の急カーブではない 560.青森r8石坂交差点
 沿線に建物のない2車線道路を走っていると右カーブを曲がり、青森r8石坂交差点を通過する。前述したr8との5か所目の交差点であり、2.4km程はR4(R45重複)の旧道である。

561.下北道の跨道橋下を通過 562.下北道・野辺地IC 563.野辺地町に入る
 野辺地町の南端部を200m程通った後に下北道の跨道橋の下をくぐり、その先で野辺地ICを通過する。下北道は正式名称を下北半島縦貫道路と言い、R279のバイパスという位置付けで計画としてはむつ市と七戸町とを結ぶ高規格道路である。野辺地ICを通過した直後に野辺地町に入るが、野辺地ICはそのほとんどが七戸町域に含まれている。

564.右側には青い森鉄道が並走している 565.R4・R279松ノ木平交差点
 野辺地ICからは沿線に建物がない2車線道路を走る。約500m走るとR4・R279松ノ木平交差点を左にカーブしながら通過する。下北道と異なりR279の現道は野辺地町の中心部を通り抜けている。なお、R279の起点は北海道函館市の函館駅前交差点であり、北海道内と海上区間はR338が重複している。

国道45号 part12