国道44号
part2

北海道r14交差点〜北海道r35弥栄町1交差点
厚岸町→浜中町→根室市

51.厚岸湾を見ながら快走 52.北海道r123交差点 53.直線的な2車線道路を快走
 北海道r14・r425交差点からはJR根室本線とともに厚岸湾に沿って走り、左カーブの先で北海道r123交差点を通過する。ここを右折してr123を走っても厚岸町の市街地に行く事ができる。r123を少し入った所に道の駅「厚岸グルメパーク」がある。r123交差点からは北の方角に向かって走っており、海岸線から離れて行く。

54.尾幌橋 55.湿地帯を走る 56.別寒辺牛川付近に霧が発生していた
 湿地帯の中を走っていると右にカーブしながら尾幌橋を渡る。以降も湿地帯を走っており沿線に家屋は存在しない。ほぼ平坦な2車線道路で線形が良いため非常に走りやすい道路状況である。二桁国道とは言え場所が場所なだけに交通量は少ない。

57.大別橋 58.平坦な直線道路を走る 59.アップダウンはあるが勾配は緩やか
 JR根室本線が接近している辺りで大別橋を渡る。この辺りも湿地帯を通っているため平坦でカーブの少ない2車線道路となっている。左にカーブして根室本線に最接近してからは緩やかながらアップダウンが連続するようになる。

60.「夕方・明方 10月〜4月 シカ注意!」 61.スノーシェッド(?)あり 62.糸魚沢集落
 山間部ではないが鹿が生息しているようで飛び出しに注意を促す警戒標識が立っている。その支柱には夕方と明方、10月から4月の期間に注意するようにとの看板が取り付けられている。短いスノーシェッド(?)をくぐった後に糸魚沢集落を通過する。規模の大きな集落ではないが、南側に糸魚沢駅が置かれている。

63.霧の湿地帯を走る 64.右側にJR根室本線がある 65.雄大な景色の中を快走する
 糸魚沢集落の東で閉鎖用のゲートを通過する。その手前に駐車帯のようなスペースがあるが、車両の転回場なので駐車しないようにとの警告がされている。ゲートを過ぎてからもJR根室本線の沿って湿地帯の中を走っており、緩やかなアップダウンとカーブを繰り返す非常に走りやすい道路状況が続いている。

66.浜中町に入る 67.「根室57km 厚床25km」 68.北海道r506・r807交差点
 町境を通過して浜中町に入って程なくして北海道r506・r807交差点を通過する。r506は停車場線であり、約1.0km先にJR根室線の茶内駅がある。交差点の北にかつては浜中町営軌道が敷設されていたが、1972年に廃止されている。

69.北海道r506・r807交差点以降も快走路 70.周辺には牧場が多い 71.茶内駐車場
 北海道r506・r807交差点を過ぎて少し走ると右カーブを曲がり、比理別橋付近で左カーブを曲がる。以降はごく緩やかな上り勾配の2車線道路を走る。茶内駐車場の前を通るが、駐車場内には公衆トイレだけでなく物産店や展望台が設置されている。

72.北海道らしい道路風景 73.北海道r123交差点 74.北海道r123交差点
 アップダウンを繰り返す直線基調の2車線道路を走っていると沿線の家屋が増えた所で北海道r123交差点を通過する。右折して海沿いを走ると霧多布を経て厚岸町の中心部に至る。さらに500m程走るとr123交差点を通過してr123が別海方面に分岐する。

75.「根室49km 厚床17km」 76.熊牛橋 77.所々に防雪柵あり
 北海道r123との短い重複区間が終わってからも直線的な2車線道路が続いている。多少のアップダウンはあるものの勾配は緩やかな見通しが良いので走りにくさは一切感じない。また、交通量も少ないため速いペースで流れている。

78.牧草地の中を快走 79.北海道r988交差点 80.交通量は少ない
 蛇行する姉別川の南側の牧草地の中を気持ち良く走る事ができる。S字状のカーブを通過して少し走ると北海道r988交差点を通過する。その後も交通量の少ない2車線道路を快走する。

81.根室市に入る 82.「北方領土は日本の領土 ようこそ根室へ」 83.「根室市街35km 厚床3km」
 緩やかな上り勾配の左カーブを曲がっていると市町境を通過して根室市に入る。根室市に入っても道路状況や周辺の風景に変化はなく、牧草地の間を走り抜ける2車線道路が続いている。

84.釧路市に入ってからも快走路 85.標識ほど急なカーブではない 86.R243・R244厚床1・厚床2交差点
 しばらく離れた位置を通っていたJR根室本線が接近してきた後にS字カーブを通過する。案内標識では直角カーブとされているが、そんな急カーブではない。厚床集落の中でR243・R244厚床1・厚床2交差点を通過する。R243、R244ともにこの交差点が終点である。R243とR244は起点も同じ交差点だが、前者は内陸を、後者は海沿いを通るルートである。

87.信号機の奥が北海道r1127交差点 88.「納沙布岬53km 根室市街31km」 89.厚床跨線橋
 厚床1・厚床2交差点から少し走ると北海道r1127交差点を通過するが、手前の信号機は小中学校の児童生徒のために設置された押しボタン式であり、交差点はその東にある。集落を出た直後に閉鎖用ゲートを通過すると沿線の建物は少なくなる。緩やかな勾配を上った先で厚床跨線橋を通過するが、その下にあったJR標津線は1989年に廃止されている。

90.改良工事が進められている 91.改良工事終了直前? 92.対面2車線道路に戻る
 厚床跨線橋から程なくして改良工事が行われている区間を走る。既に走りやすい2車線道路なのでこれ以上何を改良するのかと言いたくなるような道路状況である。工事区間が終わって少し走ると中央分離帯のある片側1車線道路になり、緩やかな左カーブを曲がった後に中央分離帯がなくなる。直前に行われていた改良工事も中央分離帯を設置するためのものであろうか。

93.複数の改良工事箇所がある 94.初田牛へは右折する 95.「シカ注意」
 2車線道路を走っているとさらに別の改良工事区間を通過する。工事区間内で初田牛集落に至る市道との交差点を通過する。その市道を進むと初田牛集落に至るが、かつては集落内に初田牛駅があったが、2019年3月19日に廃止されている。

96.見通しの良い2車線道路を快走 97.農業用車両も北海道サイズ 98.カーブ部分に中央分離帯
 緩やかなカーブのある2車線道路を快走する。二桁国道かつ釧路市〜根室市の幹線ルートだが、交通量は多くない。別当賀橋を渡って別当賀集落に至る市道との交差点を通過する。別当賀橋の欄干には黄色い幟のようなものが取り付けられているが、これは交通安全標語の幟などではなくフクロウが車両に当たる事を防ぐものらしい。幟がなく支柱だけのものも見られる。別当賀橋から少し走ると右にカーブしているが、カーブの前後には中央分離帯が設置されている。

99.道の駅「スワン44ねむろ」 100.道の駅の東にも中央分離帯あり 101.風連湖に近付く
 別当賀駅や別当賀集落に至る北海道r953を通過した後に道の駅「スワン44ねむろ」の前を通る。2019年10月の時点では最も東に位置する道の駅である。道の駅から少し走ると再び中央分離帯付きの片側1車線道路となるが、ここもカーブ部分だけである。対面2車線道路に戻った後に第一トウバイ川に架かる東梅橋を渡り、風連湖の湖畔を走る。

102.東梅駐車場 103.前方に見えるのは温根沼 104.温根沼大橋
 風連湖の河口付近で右カーブを曲がった先で東梅駐車場を通過する。公衆トイレのあるだけの駐車場だが、根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターの出入口にも当たる。東梅駐車場を通り過ぎると下り勾配となり前方に温根沼が見える。湖畔の手前で左にカーブして温根沼大橋を渡る。

105.R44根室道路の建設に伴い迂回路が設定されている 106.根室市温根沼 107.北海道r780交差点
 温根沼大橋を渡ってすぐにR44根室道路の温根沼IC接続予定箇所を通過するが、工事に伴って迂回路が造られていた。根室道路は現道に並走するようなルートだが、防災を兼ねて内陸の少し高い位置を通っている。アップダウンしている2車線道路を走っていると温根沼集落を走り、北海道r780交差点を通過する。

108.根室湾が見える 109.幌茂尻集落に向かって下る 110.根室市の市街地に近付いても交通量はあまり増えない
 北海道r780交差点からはアップダウンしながら標高20m程度の場所を走る。海岸線から少し離れているが、標高が少し高いので海が見える場所もある。やや急な勾配を下って幌茂尻集落に入った後に上り勾配に転ずる。

111.標高20m程度の場所を走る 112.根室IC接続予定地点 113.根室IC(予定)付近からは片側2車線道路
 アップダウンしている2車線快走路を走っていると根室ICが接続する予定箇所を通過する。根室道路は2019年度内の供用を目指して工事中である。根室IC予定地点からは車線が増えて片側2車線道路になるが、アップダウンしているという状況に変化はない。

114.根室市の市街地に入る 115.北海道r312清陵町3・光和町1交差点 116.北海道r35・r310・r313弥栄町1・幸町1交差点
 根室市の市街地に入ると周辺の建物が増えてくるが、中央分離帯がなくなって4車線道路になる。北海道r312清陵町3・光和町1交差点を通過するが、右折して200m程走るとJR根室本線の終着駅の根室駅に至る。終着駅ではあるが、最東端の駅ではなくひとつ手前の東根室駅が該当する。かつては根室拓殖鉄道という鉄道がさらに東に敷設されていたが、1959年に廃止となっている。
 根室市役所の南を通過して隣接する根室振興局の東で北海道r35・r310・r313弥栄町1・幸町1交差点となる。この3本の道道が交差する交差点がR44の終点であり、現在の国道の中の最東端地点である。なお、日本の本土の最東端である納沙布岬は東に約20kmの位置にある。