国道42号
part4

R311岩崎交差点〜和歌山r38平松交差点
上富田町→白浜町→すさみ町

159.JR紀勢本線と並走 160.富田川の右岸を走る 161.和歌山r31・r212郵便橋交差点を左折
 R311岩崎交差点からはもJR紀勢本線との並走が続いており、反対側の馬川が本流の富田川に合流して以降は富田川沿いを走る。紀勢本線が西に逸れていくと同時に和歌山r31・r212郵便橋交差点を左折して新宮・串本方面に進む。案内標識にr212のヘキサが見られないが、R42もしくはr31に重複しているのではなく、線すら描かれていない直進の道路である。ただし、交差点の形状から一旦R42の左折車線に進んだ後に右折車線から右折するという変則的な進み方になってしまう。

162.郵便橋 163.和歌山r220郵便橋東詰交差点 164.富田川の左岸を快走
 郵便橋交差点を左折してすぐに郵便橋で富田川を渡って白浜町に入る。特徴のある名称の橋だが、かつては手紙を運んだ渡船があった場所に架けられた事に因んでいる。郵便橋を渡り終えた直後に和歌山r220郵便橋東詰交差点を通過して右の急カーブを曲がり、以降は富田川の左岸を走る。

165.和歌山r213庄川口交差点 166.紀勢道 167.交通量は少ない
 富田川に沿った2車線道路を走っていると和歌山r213庄川口交差点を通過する。川に沿って右カーブを曲がった先で紀勢道の橋梁の下を通り、次は左カーブを曲がる。その後も富田川沿いを走っており、東には紀勢道が並走している。

168.和歌山r34富田橋交差点 169.紀勢道の南紀白浜ICと和歌山r34BPとの白浜IC入口交差点 170.JR紀勢本線と並走
 和歌山r34富田橋交差点を通過し、約400m南でもr34白浜IC入口交差点を通過する。前者は現道で後者はバイパスである。後者に関しては交差点の名称が示す通り、紀勢道の南紀白浜ICと直結しており、r34に進めば白浜空港や市街地に行く事ができる。
 左にカーブして富田川から離れると同時にJR紀勢本線が近付いてきて並走状態となって南の方角に向かって走る。観光地である白浜を過ぎているためか、季節のせいか、交通量は多くない。

171.「トンネル通過後13Km区間 注意 急カーブ連続」 172.一目坂隧道 173.JR紀勢本線
 平坦な直線道路を走っていると高瀬川橋を渡り、そのすぐ先で一目坂隧道をくぐる。トンネルの手前から白浜町志原までの11.5kmは異常気象時通行規制区間に指定されており、連続雨量250mmを超えると通行止になる。一目坂隧道を出ると右の急カーブを曲がり、JR紀勢本線をオーバーパスすると左カーブを曲がって緩やかな勾配を下る。

174.白浜町富田 175.海に沿った急カーブが連続している 176.袋隧道
 勾配を下り切って平坦になってからは袋川沿いを走り、川を渡ってからは海に沿っており急カーブが連続している。袋漁港を通り過ぎると緩やかな勾配を上って袋隧道をくぐる。海に沿っている道路が旧道と思われるが、ウォッちずでは県道色に塗られているものの案内標識もソトバも設置されていない。北側坑口付近にはポールタイプの車止めが設置されており、4輪車では進入できないが徒歩や2輪車では進入できる。その事からこの県道は和歌山r801ではないかと推測する。r801は路線名を白浜日置川自転車道線という。

177.テレホンパーキングが点在している 178.見草集落 179.アップダウンのあるシーサイドルート
 カーブとアップダウンを繰り返す海沿いの2車線道路を走る。急なカーブもあるがセンターライン付きの2車線道路で交通量も多くないためさほど走りにくさは感じない。沿線にはテレホンパーキングの他にも車を停められるスペースが存在しているが、夏季には多くの車が停まっているものと思われる。

180.高層のリゾートマンションが見える 181.漁港の手前は下り勾配 182.「津浪注意区間 海抜5.4m」
 道の駅の1km手前からは前方に複数のリゾートマンションが見えてくる。左にカーブしながら勾配を下ると朝来帰集落を通り抜ける。漁港に面した集落で海抜は5.4mと決して低くはないが津波注意区間となっている。

183.椿大橋 184.道の駅「椿はなの湯」 185.道の駅以南は内陸を走る
 朝来帰集落を通り過ぎて緩やかな勾配を上っていると椿大橋を渡り、そのすぐ先で道の駅「椿はなの湯」の前を通過する。前述のリゾートマンションは道の駅の手前にある。道の駅を過ぎてからは海岸線から離れて内陸に進む。勾配は緩やかだがカーブが多い区間である。

186.市江隧道 187.谷筋を走る 188.三ッ石隧道
 旧道らしき町道との交差点を通過した後に市江隧道をくぐる。旧道は1.0車線幅の狭路だが、袋隧道の旧道とは異なり和歌山r801=白浜日置川自転車道線には指定されていないようである。市江川の谷筋を走っていると市江集落への町道が交差している左の急カーブを曲がる。その先で旧道との交差点を通過して三ッ石隧道をくぐる。この旧道はr801に指定されており、R42との交差点付近に4輪車に対する車止めが設置されている。

189.和歌山r801交差点 190.「! この先人家あり スピード注意」 191.笠甫集落
 和歌山r801との交差点を通過して右にカーブしながら下り勾配区間に入る。カーブの多い下り勾配の2車線道路を走っていると笠甫集落を通過する。小さな集落で谷筋を走っていると突然現れる感じである。そのため、集落の手前には人家があるため速度に注意するように促す看板が立てられている。

192.和歌山r801交差点 193.笠甫隧道 194.異常気象時通行規制区間が終わる
 左の急カーブを曲がって笠甫集落から離れて行くと和歌山r801との交差点を通過する。このr801の区間は笠甫隧道の旧道と思われるが、これまでと異なり交差点付近に自転車道の案内標識が設置されている。
 r801との交差点を過ぎた直後に右の直角カーブを曲がり、笠甫隧道をくぐる。トンネルを出て緩やかな下り勾配を走っていると異常気象時通行規制区間の終点を通過し、その後に志原下集落に差し掛かる。

195.道の駅「志原海岸」 196.寺山隧道 197.海蔵寺隧道
 志原橋を渡って程なくして道の駅「志原海岸」を通過する。道の駅の海側に和歌山r801=白浜日置川自転車道線があるが、この区間はR42の旧道には該当しない。町道との町役場交差点を道なりに左方向へと進む。日置川町は2006年に隣接していた白浜町と合併しており、町役場は白浜町役場日置川事務所となっているが、交差点の名称は変更されていない。ただし、英語では「Hikigawa Branch Office」と変更が加えられている。
 町役場交差点から程なくして寺山隧道をくぐり、左カーブを曲がって少し走ると次の海蔵寺隧道をくぐる。2つのトンネルの南には旧日置川町の中心部がある事からバイパスとして造られた区間と思われる。

198.和歌山r37・r223日置大橋交差点 199.日置川大橋 200.新日置小橋と日置小橋と日置トンネル
 海蔵寺隧道を出た後に右急カーブを曲がっっていると和歌山r37・r223日置大橋交差点を通過して日置川大橋を渡る。交差点の名称と橋梁の名称が一致していないが、交差点はR42の旧道である和歌山r243の日置大橋に由来している。なお、日置大橋は2011年8月の台風12号によって橋桁が沈下したため通行止となっており、撤去される予定である(既に撤去済み?)。
 日置川大橋を渡り終えると日置川の中州を走り、日置橋を渡った後に緩やかな上り勾配となり新日置小橋を渡ってから日置トンネルに入る。新日置小橋の下流側に日置小橋が架かっており、こちらもr243に指定されているが日置大橋とは異なり現在でも通行可能である。

201.日置トンネルを出る直前に側道が分岐 202.和歌山r243を高架橋で越える 203.朝来トンネル
 日置トンネルを出る直前に和歌山r243に向かう側道が分岐し、高架橋でr223の上を通過した後にr243からの側道が合流する。その直後に朝来トンネルをくぐる。2つのトンネルの旧道がr243である。

204.すさみ町に入る 205.「新宮86km 串本42km」 206.小泊隧道
 朝来トンネルは町境であり、トンネルからはすさみ町に入る。緩やかな勾配とカーブの海岸線沿いの2車線道路を走っていると連続カーブを通過した後に小泊隧道をくぐる。小泊隧道の旧道(?)の近くの海中にはポストが設置されており、投函できるだけでなく実際に配達されるようである。

207.すさみ町周参見 208.和歌山r38平松交差点
 小泊隧道を出るとやや急なカーブが連続する2車線道路を下り、周参見漁港に沿って走る。すさみ町の中心部の南端と言える場所で和歌山r38平松交差点を右にカーブしながら通過する。左折するとすさみ町の中心部を経て紀勢道のすさみICに行く事ができる。

国道42号 part5