国道27号
part3

R175大手交差点〜R9蒲生交差点
舞鶴市→綾部市→京丹波町

108.舞鶴市職人町 109.京都r28大手千日前交差点 110.京都r66・r566西舞鶴駅前交差点
 R175R177R178大手交差点を左折すると対面2車線道路になってしまう。建物が密集した中を走っており直線的で見通しは悪くないものの交差点が多いせいで流れはあまり良くない。約600mで京都r28大手千日前交差点を通過するが、これは小倉交差点で交差して以降2ヶ所目の交差点である。起点と終点の交差点がどちらもR27の府道だが、R27と比べて距離も大差がなくまたr28沿線にも商業施設や信号機付きの交差点が多いため、どちらが早く通り抜けられるかはその時の状況による。歩道付きの2車線道路を南下していると京都r66・r566西舞鶴駅前交差点を通過し、以降は店舗兼住宅が多い状態を走る。

111.京都r74八丁交差点 112.左側の歩道がなくなる 113.一の宮神社前交差点
 沿線に商業施設の多い状態を走っていると京都r74八丁交差点を通過する。r74からR27大手交差点方面に右折する車両が多いにもかかわらず信号機が設置されていない厄介な交差点である。その交差点のすぐ先で跨線橋を通過するが、下にあるのはJRではなく京都丹後鉄道である。なお、京都丹後鉄道となったのは2015年4月1日からでそれまでは北近畿タンゴ鉄道という名称だった。
 跨線橋からの勾配を下ると平面の状態に戻る。沿線の建物の密度は明らかに低くなっており、進むにつれて目に見えて分かるくらい家屋が減少していく。伊佐津川に架かる山崎橋の手前で市道との一の宮神社前交差点を通過する。

114.旧道との山崎橋交差点と奥には舞鶴線の跨線橋が見える 115.京都r27との立体交差を通過 116.JR舞鶴線の真倉駅の真横を通過
 山崎橋を渡った直後に山崎橋交差点を通過するが、ここで交差している川沿いの道路はR27の旧道である。山崎交差点を過ぎると上り勾配となって跨線橋でJR舞鶴線をオーバーパスする。跨線橋からの勾配を下っている途中で京都r27との立体交差を通過する。立体交差点にする必要があるのかと思えるような場所だが、r27に進んで堀トンネルをくぐった先に舞鶴若狭道の舞鶴西ICがあり、連絡路として整備されたためと思われる。なお、国道と地方道が同じ番号のためか、案内標識にr27のヘキサは表記されていない。
 r27とのランプ以降も走りやすい2車線道路が続いており、すぐ西にはJR舞鶴線が並走している。真倉駅のすぐ傍を走っているが、国道側からは車も人も出入できず、川沿いの旧道からアクセスする必要がある。

117.JR舞鶴線に沿って快走路を南下 118.JR舞鶴線のガードの前後はカーブしている 119.綾部市黒谷町
 JR舞鶴線とともに伊佐津川の谷筋を走っているが、勾配もカーブも緩やかな2車線道路なので非常に走りやすい。信号機もほとんどないため多少交通量があったとしても流れは良いと思われる。S字カーブを走ってJR舞鶴線のガードをくぐり、その先で市境を通過して綾部市に入る。綾部市に入ってからも引き続き伊佐津川の谷筋を快走する。

120.舞鶴道の高架下を通過 121.京都r481上杉交差点 122.京都r74上杉跨線橋交差点
 谷筋の2車線快走路を淡々と走っていると前方に高い位置を走っている高架が見えてくるが、これは舞鶴若狭道の高架である。かなりの高低差があるうえに舞鶴西ICと綾部ICのちょうど中間辺りとあって、二桁国道と言えどもインターチェンジが設けられていない。綾部総合運動公園の出入口の道路との運動公園前交差点を通過してすぐに京都r481上杉交差点、次いで京都r74上杉跨線橋交差点を通過して右カーブ後に勾配を下る。上杉跨線橋交差点の名称が示す通り上杉交差点との間にJR舞鶴線を越える上杉跨線橋がある。

123.右側にはJR舞鶴線が並走 124.R478京都縦貫道の綾部安国寺IC 125.綾部安国寺IC以南も快走路が続く
 上杉跨線橋からの勾配を下り切ると平坦な状態になり、西側に隣接するJR舞鶴線と並走しながら南下を続ける。舞鶴線との間にはガードレールが2段付けられているのが特徴的である。梅迫駅の北で信号機のない梅迫口交差点で京都r74が分岐していく。r74とは八田川とJR舞鶴線を挟んで並走している状態だが、R27の方が遥かに整備された走りやすい道路である。
 緩やかな右カーブを曲がってからR478京都縦貫道との綾部安国寺ICを通過する。京都縦貫道は有料道路で案内標識も緑色のインターチェンジを示すものしか設置されていないが、京都縦貫道自体はR478という国道でもある。

126.綾部工業団地交差点 127.跨道橋は高速でも国道でもない 128.下八田陸橋交差点を左折すれば綾部ICに行ける
 淵垣駅付近からはJR舞鶴線との隣接は解消されるが、線路との間が少し遠くなるだけで並走しているという状況は変わらない。道路状況も2車線道路が続いており、信号機の少ない快走路を淡々と走る。市道だか広域農道だかの下八田陸橋を通過してすぐに下八田陸橋交差点を通過するが、左折して下八田陸橋を通れば舞鶴若狭道の綾部ICに行く事ができる。

129.山裾区間も快走路 130.京都r8味方交差点 131.R173新綾部大橋交差点
 綾部市消防本部付近は山裾を走っているが、歩道付きの2車線道路に改良されており走りやすくなっている。JR舞鶴線が西に逸れていき、R27が緩やかな左カーブを曲がると京都r8味方交差点を通過する。r8に進むと綾部市の市街地や福知山市に行けるため、右折する車両も多い。
 味方交差点からは左カーブが続いており、京都r450味方南交差点を通過した先でR173新綾部大橋交差点に至る。R27は単純に直進するだけである。なお、新綾部大橋交差点はR173の終点である。

132.新綾部大橋交差点以降は沿線の建物が少ない 133.ローカル快走国道 134.京都r1・r482山家交差点
 新綾部大橋交差点を通過すると沿線の建物は一気に少なくなるが、道路状況としては走りやすい2車線道路が続いている。山間部と言える場所を走っているが由良川という大河に沿っているせいもあって勾配はほとんどなくカーブも緩やかなものばかりである。JR山陰本線の山家駅の対岸で京都r1・r482山家交差点を通過するが、福井県おおい町の本郷交差点で交差したr1と同一の県道である。R27の約54kmに対してr1は約44kmと10km程短い。

135.肥後橋は大型車の対向時に接触注意 136.山の斜面にあるのはR478京都縦貫道 137.京丹波町に入る
 山家交差点のすぐ先で由良川の支流の上林川に架かる肥後橋を渡るのだが、センターラインが引かれているものの幅が狭いため大型車の通行に難がある。大型車との離合の際は車もしくは欄干との接触に注意する必要がある。大型車同士の離合はできないため、橋の手前で対向車の通過待ちをする事もある。
 通行に難があるのは肥後橋だけで渡り終えたら2車線快走路が続いている。由良川の対岸にはJR山陰本線、同じ側にR478京都縦貫道が走っており、沿線には集落が点在しており長閑な風景が広がっている。前方に京都縦貫道の高架が見えてくると市町境を通過して京丹波町に入る。

138.R478京都縦貫道の京丹波わちIC 139.京都r59山崎交差点 140.出野橋
 京丹波町に入ってすぐにR478京都縦貫道との京丹波わちICを通過する。綾部安国寺ICと同様にR478である事を示すおにぎりは表記されていない。京丹波わちICから集落を通り抜けていると京都r59山崎交差点を通過し、和知第一大橋で由良川を渡る。緩やかな勾配を上った先で出野橋を渡り、京都r59出野交差点を通過する。山崎交差点〜出野交差点の間はr59重複区間である。

141.塩出橋はJR山陰本線の跨線橋も兼ねている 142.安栖里橋もJR山陰本線を越えている 143.安栖里駅前を通過
 塩出橋と安栖里橋は由良川の支流に架かっている橋だが下にJR山陰本線があるため跨線橋も兼ねていると言える。安栖里橋からは下り勾配となって安栖里駅の前を通過する。線路の反対側には町民グランドがある。

144.道の駅「和」 145.和知トンネル 146.京都r59大倉交差点
 JR山陰本線に沿って走っていると緩やかな勾配を下り道の駅「和」を通過し、直後に和知第二大橋で由良川を渡る。橋の東詰の下には京都r59が通っており、町道との本庄交差点を左折するとr59との往来が可能である。本庄交差点からも緩やかな勾配を上り和知トンネルをくぐる。トンネルを出た直後にr59大倉交差点を通過する。

147.由良川の右岸を快走 148.升谷橋 149.異常気象時通行規制に入る
 大倉交差点を通過してからも由良川の右岸を走る快走路が続いている。沿線の家屋は少ないが、断続的に集落を通るため人里離れた場所を走っているというイメージではない。京都r12市場交差点を通過した直後に升谷橋を渡るが、隣接した別の橋となっており欄干が中央分離帯のような状態になっている。升谷集落を通り過ぎると異常気象時通行規制区間に入るが、規制値は連続雨量150mm超となっている。

150.通行規制区間内も道路状況は悪くない 151.京丹波町中山 152.白土橋も離合注意
 雨量通行規制区間に入ったと言っても道路状況や周辺の風景に特に変化がある訳でもなく緩やかにアップダウンしながら由良川の右岸を走る。規制区間が終わると中山集落を通過する。中山集落と南隣の白土集落の間にある白土橋も2車線ながら幅が狭いため大型車の離合が難しい。

153.現道との藤ヶ瀬交差点を直進 154.やや急な勾配を上る 155.JR山陰本線をオーバーパス
 白土集落の南端で下山バイパスと現道との藤ヶ瀬交差点を通過する。大型車離合不可の橋のある現道に対してバイパスは勾配がややきついもののカーブも緩やかでバイパスらしい道路状況と言える。グリーンハイツという住宅地(別荘地?)の東でJR山陰本線をオーバーパスし、長い勾配を下る。

156.長野交差点で現道と合流 157.京丹波町富田 158.幅員減少は路肩が狭くなるだけ
 約3.7km走ると長野交差点で現道と合流する。合流してからも走りやすい2車線道路が続いており、緩やかな勾配を下って左にカーブして京都r446富田変電所前交差点を通過し、以降はほぼ平坦で直線的な快走路を走る。高屋川を渡った先で京都r445富田交差点を通過する。

159.直線道路を快走 160.ごく緩やかな上り勾配 161.R9蒲生交差点
 その後はごく緩やかな上り勾配の直線道路を長閑な風景の中を走り抜ける。京丹波町役場の北でR9蒲生交差点に至る。二桁の幹線国道の起点もしくは終点が町村というのは他にR37の北海道長万部町とR31の広島県海田町の2ヶ所(どちらも起点)である。なお、蒲生交差点は行楽シーズンの休日の午後は富田交差点付近まで渋滞が伸びる事もあったのだが、R478京都縦貫道が全通して改善されたのだろうか。