国道11号
part5

R194加茂川橋交差点〜R33松山市役所前交差点
西条市→東温市→松山市

226.西条市洲之内甲 227.石鎚神社の出入口 228.真西の方角に向かって快走
 R194加茂川橋交差点からも対面2車線道路が続いている。JR予讃線の石鎚山駅の南で市道との交差点を通過するが、左折して南下すると石鎚神社に行く事ができる。二桁幹線国道ではあるが交通量はさほど多くなく流れはスムースである。これは前述のとおり、愛媛r13がバイパスとして機能しているためかもしれない。

229.愛媛r142氷見交差点 230.「松山44km 東温市36km」 231.R196交差点
 伊予氷見駅の南東で愛媛r142氷見交差点を通過する。伊予小松駅の南を通り過ぎて少し走るとR196交差点を通過する。名称のない交差点だがR196の終点である。起点は松山市内にあるが、内陸を通るR11に対してR196はおおむね海沿いの遠回りルートである。

232.桜三里の雨量情報板 233.愛媛r144小松中学校前交差点 234.E76の小松高架橋
 R196交差点から程なくして雨量表示機能付きの雨量情報板が設置されているが、これは西条市と東温市の境の桜三里区間に対するものである。当該区間は連続雨量が300mmを超えると通行止になる。
 愛媛r144小松中学校前交差点を通過するが、右折してr144を600m弱走ると部分開通しているR11小松バイパスの東端に行く事ができる。バイパス並走区間となるが中途半端な区間しか供用されていないため交通量はほとんど減らない。E76今治小松道の小松高架橋の下をくぐる。右折するとE76のいよ小松北ICに至るが、市道を経由する形になる。小松バイパスであれば直接繋がっている。

235.E11松山道のいよ小松IC 236.愛媛r147大頭交差点 237.中山川の左岸を快走
 E76の小松高架橋をくぐってすぐにいよ小松ICを通過するが、こちらはR11松山道のインターチェンジである。松山道の松山方面と高松方面に行く事は可能だが、E76今治小松道の今治方面には行く事はできず、いよ小松北ICを利用しなければならない。少し走ると愛媛r147大頭交差点を通過する。前述のR11小松バイパスの開通済み区間の西端が接続している県道である。と言いたいところだが、ウオッちずを見るとr147交差点の少し東までの区間しか国道色に塗られていない。

238.西条市小松町明穂 239.愛媛r152丹原町寺尾交差点 240.ごく緩やかな上り勾配が続く
 ごく緩やかな上り勾配の2車線道路を淡々と走る。中山川の対岸を並走していた愛媛r149との明穂交差点を通過し、次いで愛媛r152丹原町寺尾交差点を通過する。r152は窓峠を越えて東温市に至る県道だが、峠の前後の区間はウオッちずでは県道扱いされているが、スーパーマップルでは関屋山の内林道となっている。

241.愛媛r48湯谷口交差点 242.愛媛r327交差点 243.異常気象時通行規制区間の起点を通過
 自動車であればほとんど気にならない程度の緩やかな勾配を上っていると愛媛r48湯谷口交差点を通過してその後の緩やかな左カーブで愛媛r327交差点を通過する。r327も東温市とを結ぶ県道だが、r152とは異なり道路そのものが存在しておらず分断区間がある。E11松山道の中山川橋の下で異常気象時通行規制区間の起点を通過し、その直後に閉鎖用のゲートを通過する。R196交差点の西に設置されていた雨量情報板の通行止区間はここを指している。

244.「これより10km間 桜三里」 245.右上に見えているのはE11松山道の鞍瀬トンネル 246.愛媛r153落合橋交差点
 中山川の谷筋を走っていると「これより10km間 桜千里」という標識が立っているのが確認できる。その名の通り、道路沿いに桜が植えられている。なお、近くを走っているE11松山道は新桜千里と呼ばれており、桜千里PAが設置されている。愛媛r153落合橋交差点の直後に落合橋で中山川の右岸に移るが、すぐに鞍瀬橋で左岸に戻る。

247.桜三里駐車場(?) 248.冬期はチェーン着脱場が設置される 249.カーブが多い
 落合橋交差点以降も数は少ないが沿線に建物がいくつか見られる。かつては飲食店も営業していたようだが、既に廃業しているようで建物と駐車スペースだけが残っている。愛媛県とは言え降積雪があるようでチェーン着脱場がいくつか設置されていた。と言っても元々ある駐車スペースに「チェーン着脱場」という看板を立てただけである。

250.東温市に入る 251.落手隧道 252.愛媛r302交差点
 千原集落(の入口付近)を通過した後に市境を越えて東温市に入るが、峠ではないため以降も上り勾配が続く。道前道後第3水力発電所の近くで異常気象時通行規制区間の終点を通過するが、道路状況と風景に変化がある訳ではない。落手隧道を出てすぐに愛媛r302交差点を通過する。

253.レストパーク桜三里 254.登坂車線あり 255.市境以降も上り勾配が続いている
 愛媛r302交差点から少し走るとレストパーク桜三里を通過する。レストパークとなっているが、公衆トイレのある駐車場であり物産店や飲食店はない。レストパークを過ぎると登坂車線が現れるが、その手前に土谷橋バス停があるため誤ってそちらに入ってしまわないように注意が必要である。登坂車線は500m弱で終わるが、以降も上り勾配が続いている。

256.河之内隧道以西は下り勾配 257.R494則之内交差点
 河之内隧道をくぐるとようやく峠を越えて下り勾配となる。河之内隧道は古いため断面積が若干小さく、高さが3.8mを超える車両は内壁に接触しないように注意しなければならない。西向き車線の登坂車線が終わる辺りでR494則之内交差点を通過する。案内標識には表記されていないが、この交差点から終点までR494が重複している。

258.東温市則之内甲 259.E11松山道の永野高架橋 260.愛媛r327交差点
 則之内交差点付近からは谷筋を出るため視界が開けると同時に周辺の家屋が増える。勾配も緩やかになっており走りやすくなる。E11松山道の永野高架橋の下をくぐってすぐに愛媛r327交差点を通過する。西条市内でも交差していたr327だが、前述のとおり分断区間があるため通り抜ける事はできない。

261.愛媛r210・r334則之内交差点 262.新川内橋。左はE11松山道の表川橋 263.沿線の建物は少ない
 車線が増えて片側2車線道路になった直後に愛媛r210・r334則之内交差点を通過する。緩やかな右カーブを曲がりながら新川内橋を渡る。左側に見えている橋はE11松山道の表川橋である。

264.E11松山道・川内IC 265.愛媛r23交差点 266.愛媛r334斉院ノ木交差点
 E11松山道の川内ICのすぐ先で愛媛r23交差点を通過する。インターチェンジから松山方面への流出路がそのまま交差点の左折専用車線になる。r23から300m弱で愛媛r334との斉院ノ木交差点を通過するが、r334は路線名を松山川内線と言ってその大部分がR11の旧道に当たる。

267.新横河原橋 268.「松山15km」 269.愛媛r334志津川交差点
 重信川に架かる新横河原橋を渡るが、東詰の橋下に愛媛r335が通っている。香川県でも橋の下を通っている県道がいくつかあったが、これも同様に自転車道であり、路線名は松山川内自転車道線という。また、橋の西詰では愛媛r152との新横河原橋交差点がある。新横河原橋からの勾配を下り切った後は平坦な片側2車線道路を走る。東温市の中心部からはやや離れた場所だが交通量が増え始める。大きく左にカーブした先で愛媛r334志津川交差点を通過する。前述のとおり、R11の旧道だが交差しているのはここだけである。案内標識では左折方向の道路にヘキサも行き先も表記されていないが、左折する事は可能である。

270.牛渕高架橋 271.愛媛r209交差点 272.東温市北野田
 緩やかな勾配を上って牛渕高架橋で伊予鉄道横河原線の上を通過する。跨線橋からの勾配を下り切った直後に愛媛r209交差点を通過し、その後は大きく右にカーブして進行方角を北西に変える。

273.松山市に入る 274.愛媛r40久米窪田交差点 275.徐々に交通量が増える
 悪社川を渡ると松山市に入る。左カーブを曲がった後に愛媛r40久米窪田交差点を通過する。ウオッちずでは約700m西の来住町交差点でも県道が交差しているとなっているが、おそらくr40の旧道と思われる。右カーブの先で愛媛r190交差点を通過するが、右折車線は設置されているが信号機も案内標識も設置されていない。

276.R33・R379・R440・R494小坂ランプ 277.小坂交差点の上を通過 278.福音寺高架橋以北は片側3車線道路
 福音寺高架橋の緩やかな勾配を上り、伊予鉄道横河原線の線路の手前で側道が分岐する。この側道はR33R379R440・R494小坂交差点に向かっている。小坂交差点からの側道が合流すると片側3車線道路になる。小坂交差点からは既に重複しているR494に加えて、R33とR379、R440が重複するため、R11を含めて合計5本もの国道の重複区間となる。ただし、おにぎりはR11しか設置されていない。

279.永木橋 280.永木交差点は道なりに右方向へ進む 281.R33・R317・R379・R440・R494・愛媛r20勝山交差点を左折
 片側3車線道路で松山市の中心部に向かって走っていると永木橋を渡り、橋からの勾配を下り切った所で市道との永木交差点を通過する。ここで左端車線が市道への左折専用車線となるため、R11(の他全ての重複している国道)をトレースできるのは真ん中車線と右端車線のみである。
 永木交差点からは車線が減って片側2車線道路を走り、約600m北のR33・R317・R379・R440・R494・愛媛r20勝山交差点を左折する。ここからはさらにR317が重複しており、合計6本の国道の重複区間となる。

282.「宇和島 今治」「市役所1km 県庁1km」 283.路面電車(伊予鉄道市内線)が中央部を走る 284.愛媛県庁の前を通る
 勝山交差点からも引き続き片側2車線道路だが、中央分離帯の代わりに路面電車(伊予鉄道市内線)がある。大街道電停を通過した後に愛媛県庁の前を走る。県庁の北には松山城がある。

285.県庁の前を左折 286.左側にあるのが松山市役所 287.R33・R56・R317・R379・R440・R494松山市役所前交差点
 愛媛県庁の南西のT字路を左折して松山市役所の西側を走り、市役所前電停の直後でR33・R56・R317・R379・R440・R494松山市役所前交差点に至る。この交差点がR11の終点である。案内標識にはR11とR56しか表記されていないが、合計7本もの国道が交差している。R33とR56は終点、R317・R379・R440・R494は起点である。