国道8号
part12

R21西円寺交差点〜R8栗東IC
米原市→彦根市→豊郷町→愛荘町→東近江市→近江八幡市→竜王町→野洲市→栗東市

594.「大津62km 彦根8km」 595.米原駅の東を通過 596.東海道新幹線とフジテックのエレベータ研究塔
 R21西円寺交差点からはJR東海道本線と山に挟まれた場所を走っており沿線に建物はない。滋賀r240交差点の手前には東側に住宅地があり、通り過ぎると左にカーブして米原駅の東側を通過する。R21・滋賀r329米原警察署前交差点で信号待ちをしていると米原駅から黒煙が上がっており火事かと思ったら蒸気機関車から出る排煙であった。帰宅後に調べたところ、土日祝日に不定期で運行されるSL北びわこ号であった。ちなみに筆者が動くSLを見たのはこれが初めてである。なお、この米原警察署前交差点はR21の終点であり、西円寺交差点〜米原蛍雪所前交差点はR8との重複区間である。
 米原警察署前交差点の直後に滋賀r233米原駅東口交差点を通過し、以降は東側は家屋、右側は空き地か工場と対照的な状態を走る。東海道新幹線とJR東海道本線に加えて近江鉄道本線が西の琵琶湖寄りを並走している。ちなみに、北陸本線は米原駅が起点で、北陸道は米原JCTが終点である。

597.彦根市に入る 598.右には近江鉄道が隣接して並走 599.東海道新幹線
 山裾の平坦かつ直線的な2車線道路を走っていると彦根市に入る。西側に近江鉄道が隣接しているが、単線ながら電化されているため鉄道が存在している事が分かりやすい。鳥居本駅の前で右にカーブし、その先で東海道新幹線の跨道橋をくぐる。跨道橋を越えた直後に彦根トラックステーションがある。

600.佐和山トンネル 601.滋賀r218古沢町交差点 602.沿線の商業施設が増える
 彦根トラックステーションからは緩やかな勾配を上り、滋賀r239交差点を通過した直後に佐和山トンネルをくぐる。トンネルを出て緩やかな勾配を下っていると滋賀r518古沢町交差点を通過する。その後は勾配が少しきつくなるが、周囲には規模の大きな商業施設が多く土日を中心に混雑してそうな環境である。

603.R306・R307・滋賀r517外町交差点 604.彦根市の中心部ではないが商業施設が建ち並んでいる 605.近江鉄道をオーバーパス
 彦根市の中心部及び彦根駅の南東でR306R307・滋賀r517外町交差点を通過する。R307はR306に重複しているため案内標識におにぎりが表記されていない。米原市以南の区間で並走している名神の彦根ICはR306(R307重複)と接続している。外町交差点以降は沿線に商業施設が多い場所を通っているが、彦根市の中心部という訳ではない。滋賀r207東沼波町交差点から上り勾配となり近江鉄道を跨線橋で越える。

606.滋賀r224・r528高宮町交差点 607.滋賀r13・r197千鳥橋北詰交差点と千鳥橋 608.千鳥橋以南は商業施設が少なくなっていく
 跨線橋から先も沿線の商業施設が多い状態が続いており、休日であれば流れが悪そうな区間である。滋賀r224・r528高宮町交差点を過ぎると沿線の商業施設も少なくなり始め、滋賀r13・r197千鳥橋北詰交差点の直後に犬上川を渡るとさらに少なくなる。道路状況としては平坦かつ直線的なので走りやすいと言える。

609.豊郷町に入る 610.滋賀r542阿自岐神社口交差点 611.愛荘町に入る
 滋賀r196・r227野口町交差点から少し走ると豊郷町に入る。面積の小さい豊郷町の西部を通っており、滋賀r542阿自岐神社口交差点から滋賀r219高野瀬交差点にかけて、4回ほど彦根市と豊郷町の境を通過している。距離が短いせいか、最北の市町境以外に境標識は設置されていない。
 滋賀r204・r220沢交差点の直後に宇曽川橋を渡って愛荘町に入る。しかし厳密に言えば宇曽川橋から南に約150mの間は彦根市域である。その短い彦根市区間の沿線にはゴルフ練習場と運送会社の建物(の一部)と駐車場があるだけで一般家屋は存在しない。

612.滋賀r20現道・r28長野交差点 613.滋賀r213交差点 614.東近江市に入る
 名実ともに愛荘町に入ると緩やかな左カーブの後に緩やかな右カーブを曲がり滋賀r20長野北交差点を通過する。さらに少し進むと滋賀r20・r28長野交差点を通過するが、こちらで交差しているr20は現道である。一般の家屋と工場等が混在している中を走っていると緩やかな勾配を上り、その途中で滋賀r213交差点を通過する。このr213は未成線があるため北側(滋賀r2側)の区間はウォッちずには県道色どころか道路すら描かれていない箇所がある。御幸橋北交差点でr213が分岐し、御幸橋で愛知川を渡って東近江市に入る。南詰では滋賀r52・r553簗瀬北交差点とr52簗瀬交差点を連続で通過する。

615.東近江市五個荘北町屋町 616.滋賀r202・r209五個荘南交差点 617.近江八幡市に入る
 東近江市に入ると一時的に接近した近江鉄道が南に離れていくが、東海道新幹線は400m程南側を並走している状態が続く。東近江市内は旧五個荘町の中心部付近を通っており、沿線には商業施設も少なからず建っている。旧道と思われる市道との交差点を通過して少し走ると近江八幡市に入る。

618.東海道新幹線 619.東海道新幹線と並走 620.R421・滋賀r26友定町交差点
 近江八幡市に入ってからも直線的な2車線道路が続いている。早朝なので交通量は少ないが、昼間であれば交通量が多く幹線道路らしい雰囲気を感じられる。東海道新幹線の高架をくぐってからはその南側を隣接した状態で並走する。新幹線と大規模な工場に挟まれた状態を走っていると滋賀r201・r208西生来町交差点を通過する。
 緩やかに左にカーブして新幹線から離れてすぐにR421・滋賀r26友定町交差点を通過する。R421はこの交差点が終点の国道で、かつては石槫峠という全国に名を馳せた酷道区間を擁していたが、峠の下を貫く石槫峠トンネルが共用されて酷道としての賞味期限が過ぎてしまった感がある。

621.近江鉄道八日市線を越える 622.滋賀r14六枚橋交差点は改良工事中 623.近江八幡市馬淵町
 友定町交差点を過ぎると勾配を上った後に跨線橋で近江鉄道八日市線を越えてから勾配を下る。跨線橋から少し進むと滋賀r14六枚橋交差点を通過するが、交差点付近で改良工事が行われていた。歩道に加えて右折車線も設置されるのかもしれない。その後も相変わらず2車線道路を走るが、家屋が密集している場所は歩道があっても狭かったり片側しかなかったりで大型トラックだと走りにくいと感じるかもしれない。

624.滋賀r326・r541東川町交差点 625.横関橋を渡って竜王町に入る 626.滋賀r165西川交差点
 滋賀r326・r541東川町交差点を過ぎると緩やかな勾配を上り横関橋を渡って竜王町に入る。横関橋は2車線ながら若干狭く、手前には幅員減少の警戒標識が立てられている。下流側に人道橋が隣接しているが、人道橋にしては幅が広いのでR8の旧橋かもしれない。竜王町に入ってからも道路状況は変わらず、交通量の多い2車線道路を走る。

627.R477西横関交差点 628.鏡口交差点 629.道の駅「竜王かがみの里」
 友定町交差点から約4.8kmでR477西横関交差点を通過する。このR477は複数の酷道区間を擁しており、全長が長い事もあってトレースには一筋縄でいかない国道である。西横関交差点を過ぎると一旦下った後に鏡口交差点から上りに転ずる。緩やかな勾配を上っていると道の駅「竜王かがみの里」を通過する。

630.野洲市に入る 631.滋賀r158交差点 632.西池の北を通過
 道の駅のすぐ先で市町境を通過して野洲市に入る。峠のような場所を過ぎて視界が開けると滋賀r158交差点を通過し、緩やかな勾配を下る。農業用の溜池と思われる西池の北で滋賀r32交差点を通過する。

633.滋賀r324は立体交差 634.滋賀r150野洲駅口交差点 635.野洲市妙光寺
 若干狭苦しく感じられる小堤集落を通り過ぎて家棟川を渡った先で立体交差化されている滋賀r324との交差点を通過するが、加減速車線は設置されていない。桜生史跡公園の南を緩やかに下りながら通り過ぎてから視界が開ける。滋賀r155小篠原交差点を通過してすぐに滋賀r150野洲駅口交差点を通過する。野洲駅との間には市役所もあり、沿線には商業施設も目立つ。

636.滋賀r27・r504御上神社前交差点 637.野洲川大橋 638.滋賀r11・r157辻交差点
 野洲駅口交差点からは左にカーブして近江富士と呼ばれる三上山の山裾で滋賀r27・r504御上神社前交差点を通過し、野洲川大橋を渡って南詰で滋賀r11野洲川大橋南詰交差点を通過する。野洲川は市境の川のため渡り終えると栗東市に入る。栗東市に入ったからと言って道路状況には特に変化はなく、交通量の多い対面2車線道路を南西の方角に向かって進む。

639.反対車線に合流している道路は名神・栗東第二ICからの流出路 640.名神・栗東第二IC 641.R1栗東IC
 滋賀r145宅屋交差点を過ぎて少し進んだ所でR1との栗東ICに至る。R1とR8が立体交差化されているうえに名神の栗東第二ICが接続しているため少々複雑な構造をしている。R8を米原方面から走ってきた場合は、まず南向き車線が2車線になって左に栗東第二ICへ分岐する直前に右にR1四日市方面が分岐する。No.641の写真では片側2車線道路に見えるが、北向き車線は右の1本だけでその左側の1本はR1四日市方面の車線である。逆方向からのトレースであればY字形状の交差点を左に進む。一桁国道のため上位の国道との重複区間は起点付近のR7だけであったが、この栗東ICから終点の烏丸五条交差点までもR1と重複している。

国道8号 part13