国道4号 |
part5 |
R6苦竹IC〜R342大槻交差点 |
仙台市→富谷町→大和町→大衡村→大崎市→栗原市→ →一関市 |
山形市内のビジネスホテルで一泊した翌日、山形道・東北道・仙台南部道路を経て再びR45苦竹ICに到着。改めて青森市の終点交差点を目指す。 |
186.苦竹ICを越えると再び片側3車線 | 187.宮城r8山崎交差点で左車線が側道となる | 188.宮城r35交差点 |
R6・R45・R346苦竹ICを過ぎると左側からR45からの側道が合流してきて再び片側3車線となってJR仙石線を跨線橋で越える。前日は渋滞していてなかなか進まなかった苦竹IC付近もスムースに走る事ができた。仙石線に次いで東北本線と東北本線を越えると左車線が宮城r8山崎交差点に向かう側道となり、以降は片側2車線となって仙台市中心部の北東部を進む。宮城野区から泉区に入ってからも片側2車線の仙台バイパスが続いている。 |
189.宮城r22交差点 | 190.東北道・泉IC | 191.富谷町鷹乃杜 |
仙台市泉区の中心部の北で宮城r22との交差点を通過する。交差点上を高架が横切っているがR4大崎方面からr22泉区役所方面に向かうものであり、この進行のみ交差点をパスできる。r22交差点のすぐ先で東北道の泉ICとなり、インターの直後で東北道本線の高架とクロスする。 泉ICから約2.2kmで仙台市を出て富谷町に入る。仙台市に隣接しているため引き続きバイパス化された片側2車線という道路状況となっており、沿線には商業施設もあり住宅地が広がっている。 |
192.宮城r256仏所交差点 | 193.交通量は徐々に少なくなる | 194.斜面崩落か? |
仙台市から離れて交通量が少なくなってきた片側2車線のバイパスを淡々と北上する。富谷町中心部付近で宮城r256仏所交差点を通過してさらに走り続けていると大和町に入る。大和町に入ってからも片側2車線が続いている。県庁所在地を過ぎてもバイパスが続いているのは一桁国道ならではと言えるだろう。これが二桁以上の国道であれば泉IC辺りで対面2車線になっていたかもしれない。東西に長い大和町のくびれの部分を縦断するためR4の大和町内の距離は短く3kmに満たないが、そこに町役場があり町の中心部となっている。 |
195.大柳交差点 | 196.舗装が新しい=片側2車線区間の終了 | 197.右車線がなくなる |
大和町から大衡村に入り、町村境を北西に走っていると村道との大柳交差点に至る。ここで村道に進むと150m程先でR457と交差する。白石市の終点交差点以来、地味に西側を北上していたR457との最接近箇所である。ちなみにR457の起点もR4との交差点である。 大柳交差点から程なくして路面が舗装されて間もないと思われる新しいアスファルトになる。これまでR4を走り続けた経験からすると新しい舗装が現れるとその先で車線が減少する。ここでも予想に違わず右車線がなくなる。 |
198.大衡村大衡 | 199.防雪柵が北国を感じさせる | 200.拡幅用用地は確保済み |
対面2車線となって大衡村内を北北東へと進む。交通量は既にだいぶ少なくなっているせいか車線数が減っても特に支障なく走る事ができる。沿線に家屋が点在する中を走っていると左手に防雪柵が設置された区間に入る。太平洋側を走っているR4であるがここまで北上すると降積雪の影響も無視できないものになるのだろう。 宮城r16・r148交差点を過ぎると拡幅工事が行われていた。大崎市に入ってからも拡幅工事現場が続き、宮城r156坂本交差点の先からは片側2車線となる。 |
204.三本木大橋で鳴瀬川を渡る | 205.R347城西交差点 | 206.R45・R108上古川交差点 |
「三本木」を通過した直後に鳴瀬川を渡って大崎市市街地を目指す。旧三本木町域から旧古川市域に入ってすぐにかつてR4であった市道との鴻巣交差点を通過して古川バイパスに入る。と言ってもこれまでと同じ片側2車線なのでバイパスに入ったという感覚は感じられない。 鴻巣交差点から約2.5km、JR陸羽東線を過ぎた所でR347城西交差点となる。さらに約1.1km進むとR47・R108上古川交差点となる。どちらの交差点を右折すると大崎市街地に行く事ができる。 |
207.市街地にも段差発生 | 208.旧道の宮城r1竹ノ花交差点 | 209.古川バイパスが終わると対面2車線になる |
上古川交差点を過ぎても大崎市市街地外縁部を走るという状況は変わらない。バイパス開通前はおそらく田畑だったものを盛り土によって道路を造ったのだろう、ボックスカルバートの境に段差がいくつかできていた。補修はしてあるのだが段差の解消には至っていない。 江合川を渡り市街地の北端で旧道の宮城r1との竹ノ花交差点を通過する。交差点通過後間もなく元々の奥州街道の市道との交差点から先は対面2車線となる。市街地を抜けているせいで交通量はかなり少なくなっており車線減少後もそれなりのペースで流れている。 |
210.栗原市に入る | 211.多くのパイロンが置かれている | 212.段差も多い |
竹ノ花交差点から約4.6kmで栗原市に入る。3月11日の地震において最大の震度7を記録した場所であるが、津波の被害が余りにも甚大でインパクトが強かったためその名はほとんど報道されていないように感じる。栗原市に入ってからも対面2車線の快走路が続いているのだが、最大震度を記録した所だけにR4そのものへの被害も少なからずあるが、仙台市以北に見られた段差が主なものでその多くは補修の手が入っている。段差の他にも路肩に大量のパイロンが置かれている箇所があるのを見ると、盛り土の斜面部分にも何らかの被害があるのかもしれない。 |
216.栗原市の中心部 | 217.R398伊豆野原交差点 | |
築館バイパスとの交差点を過ぎて程なくすると栗原市の中心部に入る。中心部なので沿線に建物が密集しているが早朝とあって交通量は多くない。 栗原市役所前を通過して少し走るとR398伊豆野原交差点となる。R398は、2008年6月の岩手宮城内陸地震によって宮城・秋田県境を含む区間が通行止となり、2010年9月18日にようやく復旧工事が終わり開通したが、2011年3月11日の地震と津波によって今度は沿岸部に通行止が発生している。 |
218.栗原市築館宮野中央 | 219.二迫川に架かる荒瀬橋に段差あり | 220.宮城r4沢辺神林交差点 |
伊豆野原交差点を通過し宮城r42宮野交差点を過ぎると栗原市の中心部を抜ける。交通量も少なく快走路である点に疑いはないが、やはり橋やボックスカルバートの境目に段差ができており油断できない走行を強いられる。 |
221.歩道部分が小崩落 | 222.ブルーシート部分も地震による崩落か | 223.路肩が軟弱になっているのだろうか |
くりはら田園鉄道跡を越えてからは段差よりも路肩や斜面の被害が目立つようになる。段差と異なり直接走行に影響するものはないが、路肩に並べられたパイロンを見ると路肩にも少なからず被害があるものと思われる。 |
224.有壁跨線橋にも段差発生 | 225.岩手県一関市に入る | 226.一関市においても道路被害あり |
JR東北本線を有壁跨線橋で越えて約1.1km走ると宮城県・岩手県境となる。R4だけでなく東北本線と東北新幹線も至近の位置で県境を越えているが、東北道は2km強西に位置している。 県境を過ぎると緩やかな下りとなる他は宮城県側と道路状況に大きな差はない。地震の被害は、ブルーシートに覆われた法面や小規模とは言えない路肩部分の崩落が見られるので栗原市以上にも思える。 |
227.R284・R457高梨交差点 | 228.R342十二神交差点 | 229.R342大槻交差点 |
岩手県に入ってから緩やかに下っていると平坦になると同時に一関市の市街地南端に入り、県境から約4.9kmでR284・R457との高梨交差点に至る。R457とは2度目の交差点だがそのどちらも起終点である。 高梨交差点を過ぎると市街地の中心部に入るため4車線となるもののバイパスとは言え市街地を通っているせいもあって流れは余り良くない。高梨交差点から1.2kmでR342十二神交差点となってR342との重複区間に入ったかと思ったら700m先の大槻交差点でR342が分岐する。 |
国道4号 part6 |