国道4号 |
part4 |
R459冠木ミニIC〜R6苦竹IC |
二本松市→福島市→伊達市→桑折町→国見町→ →白石市→蔵王町→大河原町→柴田町→岩沼市→名取市→仙台市 |
139.道の駅「安達」の前で福島市に入る | 140.市街地までは快走路 | 141.市街地に向かって下り坂が続く |
二本松市と福島市との市境にある道の駅「安達」の前を通過して福島市に入る。福島県の県庁所在地とは言え南の端の方と言う事もあり沿線風景はどちらかと言うと長閑なものとなっている。風景は長閑だが、道路状況は片側4車線とよく整備されているのは一桁国道ならではだろう。交通量は多くもなく少なくもなくといったところだが、それは信号が少ないせいでハイペースで流れているためそう感じるのかもしれない。長い下り坂を経て市街地に入る。 |
142.「大仏橋 25t超 通行不可 迂回路あり」 | 143.R115鳥谷野交差点 | 144.弁天橋 |
阿武隈川から西に3,400m程度の所を北上していると弁天橋の手前でR115鳥谷野交差点となる。交差点を通過してすぐに弁天橋を渡り、その北詰でR114現道との渡利弁天山交差点を通過する。 |
145.大仏橋 | 146.R13舟場町交差点 | 147.R114仲間町交差点 |
渡利地区を通過して再び阿武隈川を大仏橋で渡る。市街地に入った辺りの電光掲示板によるとこの大仏橋は25t超の車両は通行規制が敷かれており走る事ができない(5/2の走行当時)。大仏橋は上下で隣接する別々の橋となっており、上りは2車線だが下りは3車線となっている。もっとも3車線のうちの左端はその先のR13舟場町交差点の左折専用車線となっているため、実質的には2車線と言って差し支えない。 舟場町交差点から約500m北上するとR114との仲間町交差点となるが、こちらはバイパスである。 |
151.阿武隈急行のガードをくぐる | 152.「地震による路面段差 通行注意 がんばろう東北」 | 153.R399伊達町交差点 |
松川橋からは上下合わせて4車線という道路状況を北上する。福島市の中心部は過ぎたものの交通量は非常に多い。阿武隈急行のガードをくぐり北上を続けると伊達市に入り、旧伊達町の中心部を通り抜ける。旧町名と新市名が同一なので伊達町役場が市役所になっているのかと思ってしまうが、旧保原町役場が市役所になっている。そんな旧伊達町役場の西、伊達町交差点でR399と交差する。 |
154.桑折町に入る | 155.福島北署桑折分庁舎の先は拡幅工事中 | 156.桑折町北部から対面2車線 |
伊達町交差点を通過して程なくして伊達市を出て桑折町に入る。町の中心部の東側を走っていると舗装が新しくごく最近拡幅区間が延伸されてものと思われる。その状態を走っていると左側車線がなくなってしまうが、拡幅工事の途中のようで路面や中央分離帯はほぼ完成しており遠からず片側2車線区間がさらに伸びると思われる。が、震災の復旧工事が優先され予定よりも遅れる可能性も否定できない。 佐久間川に架かる橋の辺りで拡幅工事現場が終わり以降は対面2車線となり、その状態のままお隣の国見町に入る。国見町に入った直後に福島r46交差点、次いで福島r31日渡交差点を通過し、国見町役場の前を通過する。ただ、国見町役場は震災により閉鎖されており600m程西の観月台文化センター内で業務を行っている。 |
157.延長2300mものゆずりあい車線 | 158.国見町貝田 | 159.福島県・宮城県境 |
阿津賀志山の南で東北道・JR東北本線と最接近した辺りからゆずりあい車線が現れる。ゆずりあい(ゆずり)車線というと交通量の比較的多い対面2車線の道路にごく短い距離のものを思い浮かべるが、ここは2300mもの長さがあり緩やかな上りになっている事から登坂車線として機能していると言ってよいだろう。もっともゆずりあい車線開始の標識に延長距離が書かれている点も非常に親切でありがたい。 2300mものゆずりあい車線を終えてからも緩やかな上り坂が続き、東北本線の貝田駅前を通過した直後に県境に至りそこから宮城県白石市となる。栃木・福島県境も黒川という小さな川だったが、福島・宮城県境も名もない峠と非常に地味である。 |
160.若干路面にうねりが見られる | 161.東北新幹線 | 162.白石バイパスに入る |
宮城県に入った直後に東北道とクロスし、JR東北本線に沿って田園風景の中を走る。ごく緩やかなアップダウンを繰り返しながら対面2車線の快走路を走っていると白鳥飛来地でもある馬牛沼の脇を通過し、東北本線をオーバーパスしてさらに東北新幹線をアンダーパス、さらに東北道をアンダーパスする。その後程なくして中央分離帯が現れ白石バイパスに入る。 |
163.R113をオーバーパス | 164.左側には東北道が並走 | 165.R457福岡長袋交差点 |
白石バイパスに入るとこれまで通った多くのバイパスと同様に片側2車線となる。東北を横断するR113との交差点は立体化されておりR4は信号を介する事なく通過できる。R113交差点を過ぎて新白石大橋を渡ると西側から東北道が接近してきてしばらく並走状態となる。 R113交差点から2.4kmでR457との福岡長袋交差点となる。白石市の中心部からやや離れているせいか立体交差ではなく平面交差である。なお、No.165の写真にトレーラーが妙な位置に停まっているが、どうやら事故を起こしていた模様。直前まで事故している事に気付かなかったうえに信号待ちの停止もなかったためじっくり見られず詳細は不明。 |
166.東北道・白石IC | 167.蔵王町に入る | 168.宮城r25交差点の東で車線が減少する |
R457交差点から先も片側2車線状態が続き、程なくして東北道の白石ICを通過する。白石ICの直後で蔵王町に入る。と言っても白石川沿いの最南端部なので町役場はおろか町の中心部も通らず、バイパス然とした片側2車線の整備された交通量の多い道路を淡々と走る。片側2車線状態が終了するのは宮城r25交差点の後で、右車線がなくなる事で以降は対面2車線となる。 |
169.蔵王町宮 | 170.大河原町金ヶ瀬では拡幅工事中 | 171.村田町に入る |
対面2車線となって程なくして東北新幹線の高架下をくぐり、さらに少し進むと大河原町に入る。大河原町に入ってすぐに金ヶ瀬地区で拡幅工事現場を通過し、直後にはほぼ拡幅工事が終わった現場を通過する。その後は想像通り片側2車線の大河原バイパス区間に入る。 大河原バイパスを走っていると荒川を渡って村田町に入る。先ほど通過した蔵王町と同様に最南端部を僅かに通り抜ける程度で、蔵王町以上に端部感が出ている。 |
172.柴田町大字船岡 | 173.槻木高架橋 | 174.R349が合流してくる |
村田町は僅か1.3km程と非常に短い距離ですぐに隣の柴田町に入る。片側2車線の柴田バイパスを走っているとJR東北本線と阿武隈急行の線路を槻木高架橋で越え、同時にR349白幡交差点もオーバーパスする。交差点の西側に鉄道が走っているせいか、R349−R4白石市方面とは直接接続していない。 |
175.阿武隈川左岸を走る | 176.仙台東部道路は段差のため80km/h規制 | 177.宮城r20空港交差点 |
R349白幡交差点上をオーバーパスしてからも阿武隈川左岸を走る。宮城r28の槻木大橋の西詰で橋の下をアンダーパスしてからr28四日市場交差点を通過する。そして程なくして岩沼市に入る。 岩沼市に入ってからも片側2車線のバイパスが続いており、信号が多くない事もあって交通量の割に流れの良い状態が続く。JR常磐線を跨線橋で越えて工場に挟まれた場所を通り抜けて程なくしてR6藤浪交差点を通過する。千代田区の本町3交差点で別れて以来、327km振りの交差である。そしてここから苦竹ICまではR6との重複区間となっている。が、一桁国道たるR6にもかかわらず重複を示すものは存在しない。なお、R6は太平洋沿岸部を走っているため、地震と津波による被害はR4を上回っていると思われる。また、福島第一原発の事故により被害状況に関係なく通行出来ない区間も生じている。 藤浪交差点を通過した直後に岩沼市役所の東側を通過する。市の中心部を通り抜けるせいか、交通量はこれまでに比べてやや増えている。R6のバイパスとなっている仙台東部道路の岩沼ICに接続している宮城r125末広交差点を過ぎると名取市に入り、約1.4kmに渡って市境を走る。旧道と思われる市道との梶橋交差点から200m程だけ岩沼市に入ったのちに再度名取市に入る。 |
184.R6・R45・R346苦竹IC | 185.R45をオーバーパス | |
六丁目交差点から程なくして緩やかに左にカーブして進行方角を真北とする。箱堤交差点を過ぎると左車線がR6・R45・R346苦竹ICの側道となり車線をひとつ減らして片側2車線で跨道橋に入るりR45をオーバーパスする。案内標識等には一切出ていないがR45にはR346が重複している。 日本橋からここまでR4そのものの損壊はほとんどなく、あっても簡易的なものを含めて補修されていたため特に走行に支障はなかった。この苦竹IC付近からは路面の大きな凹凸がいくつも見られる。凹凸と言っても舗装に穴が開いているというものではなく、橋やボックスカルバートの境目に段差が生じている。走行に大きく支障があるものは補修されているが、そうでなければそのまま残っており厄介な事にそれが結構な段差があるのだ。バイパスだけにややスピードが出ている状態になりやすいが、そのままの速度で通過しようものなら下手をすれば車両、特にサスペンションにダメージを負いかねない。補修されたものは舗装の色が異なるため一目瞭然だが、補修されていないものはその存在に気付きにくいのでさらに厄介。また、前走車が段差によるダメージを回避するために不意に徐行するケースもあるので段差ばかりに気を取られていると追突事故を起こしてしまいかねない。走行日(5/2・3)以降に補修されている可能性はあるが、段差を発見しやすくするためにも追突を避けるためにも、通常以上に車間距離を空けて走行した方が良いだろう。 |
国道4号 part5 |