国道4号
part2

R50小田林西交差点〜R400三島北交差点
結城市→
→小山市→下野市→上三川町→宇都宮市→高根沢町→さくら市→矢板市→大田原市→那須塩原市

51.R50からの側道と合流すると片側3車線となる 52.左車線は側道となる交差点が多い 53.片側2〜3車線が頻繁に入れ替わる
 R50小田林西交差点を過ぎるとR50から合流してきた車線を加えて片側3車線になる。片側3車線になったのとほぼ同時に栃木県小山市に入る。茨城県結城市を通るのは小田林西交差点の前後だけである。
 片側3車線道路を走っていると立体交差の手前で左車線がそのまま側道になり、その後再び片側3車線に戻る。その後に立体交差でも同様のパターンとなるため、実質的には片側2車線と言えるかもしれない。それでも信号がほとんどないため結構なペースで車を走らせる事ができる。

54.R352上三川交差点(IC) 55.左側の車線も側道にならずR4トレース可能 56.R121瑞穂野南交差点(IC)
 小田林西交差点から下野市を経て上三川町に入り、15.9km進むとR352上三川交差点をオーバーパスする。上三川交差点直前は片側2車線だったが、以降は片側3車線となる。日産の栃木工場の西側を北上していると上三川町・宇都宮市の境で北関東道の宇都宮上三川ICを通過する。宇都宮上三川ICから約1.6kmでR121瑞穂野南交差点をオーバーパスする。

57.瑞穂野南交差点以北は片側2車線 58.R123石井交差点(IC) 59.宇都宮市平出町
 瑞穂野南交差点から先は片側2車線となる。栃木r46下栗交差点をオーバーパスしてさらに進むとR123石井交差点をオーバーパスする。国道や主要な県道との交差点をオーバーパスするのはもはや普通に思えてくる。瑞穂野南交差点から5.3kmでR123石井交差点もこれまたオーバーパスする。ここで側道に入って石井交差点を左折すれば栃木県の県所所在地である宇都宮市の中心部に至る。

60.新4号バイパスの北端に近付く 61.まずはR119が分岐 62.R4現道との平出工業団地前交差点を右折
 石井交差点を過ぎて宇都宮市市街地の東側をほぼ真北に向かって車を走らせていると越谷市から始まった現道との並走区間が終わりとなる交差点が近付く。現道との平出工業団地前交差点から約400m手前でまず右車線が分岐してその先のR4をアンダーパスしてR119となり、左2車線は平出工業団地前交差点に突き当たる。2車線とも右折して福島方面に向かう事ができるが、逆に現道に進む左折車線は1つだけである。
 ちなみに、越谷市〜宇都宮市の新4号バイパスは越谷春日部BP、春日部古河BP、古河小山BP、小山石橋BP、石橋宇都宮BPの総称で距離は80kmにも及ぶ。その全てにおいて旧道も国道の指定を受けており新旧並走状態となっている。現道は通過自治体の中心部を通過しているため混雑は必至と思われる。

63.平出工業団地前交差点以降も片側2車線 64.鬼怒川橋を渡って高根沢町に入る 65.R408宝積寺交差点を左方向へ進む
 平出工業団地前交差点を右折してからも片側2車線状態が続いており交通量も多い。ややアップダウンした道路を走っていると上下線が分離して右に大きくカーブして鬼怒川橋を渡る。反対車線は新たに新鬼怒川橋を架けた事により別の橋をそれぞれ2車線使って走行できるようになっている。
 その鬼怒川橋を渡り切った所でR408宝積寺交差点となり、R4は左車線を走って那須塩原・さくら方面に進む。右車線を走っているとR408那須鳥山・真岡方面に行ってしまう。

66.宝積寺交差点以降は片側2車線に戻る 67.栃木r125交差点を道なりに右へ進むはR4旧道
 宝積寺交差点を左折した直後に右からR408と栃木r10からの車線が合流するため片側2車線に戻る。鬼怒川の左岸を北上しているとみどり市に入り、栃木r125との交差点で右に大きくカーブする。その線形から考えるとおそらくr125が旧道と思われる。右に大きくカーブしたのちに左にカーブして進行方角を北に戻し、再びr125と交差して旧道と合流する。

68.R293川岸交差点 69.旧氏家町中心部を進む 70.R293馬場南交差点
 上阿久津バイパスを終えて程なくしてR293川岸交差点を通過する。R293と重複しながら旧氏家町の中心部を走っていると馬場南交差点の手前で左車線がなくなってそのまま馬場南交差点となる。この馬場南交差点でR293が西に分岐していく。

71.拡幅工事が行われている模様 72.西側の拡幅用地は舗装済み 73.直進して氏家矢板バイパスに進む
 馬場南交差点以降は対面2車線となってJR東北本線を跨線橋で越える。跨線橋から平面道路に降りてくると拡幅工事が行われいるところで遠からず多車線化されるものと思われる。多車線化工事が行われているのは数百メートルという短い距離ではなく、馬場南交差点から約3.8km北の既に開通している氏家矢板バイパスまでの区間において工事が行われている。
 市の堀用水路を越えた直後にR4が二手に別れる。前述の氏家矢板バイパスの既開通区間とその旧道である。旧道も国道の指定を外れていないが新4号バイパス同様にこちらも直進してバイパスを選択した。

74.新たに開通した区間の南端は片側1車線 75.矢板市に入る 76.現道と合流
 氏家矢板バイパスの新たに開通した区間に入ると片側1車線ながら反対車線との間にスペースがあり最終的には拡幅されるものと思われる。1kmも走らないうちに車線が増えて片側2車線となって矢板市に入る。栃木r30との交差点付近まで緩やかな上り、以降は緩やかな下りとなり、R4現道に合流する手前で右車線がなくなって片側1車線の状態で現道と合流する。

77.現道合流後は拡幅工事中 78.東北新幹線 79.東北道・矢板IC
 現道と合流してからは対面2車線となってしまうが、西側では拡幅工事が行われている。案内標識等が拡幅後の位置に立てられている事から4車線になるのはそう遠い日ではないだろう。拡幅工事現場を過ぎてすぐに東北新幹線のガードを通過して、次いで東北道の矢板ICを通過する。これまで概ね片側2車線以上が続いてきたR4ではあるが、この矢板IC以降は対面2車線が主体となる。日本橋から約132kmである。

80.左に高原山 81.約1kmだけ4車線
 矢板IC以降は対面2車線となるが、既に交通量もだいぶ少なくなっているため大した混雑もなくスムースに通行できた。沿線の風景もどちらかと言うとローカルな長閑なもので建物より田畑の方が多い。
 シャープの栃木工場の前を通り過ぎると4車線となるが、1km程進むと左車線がなくなって2車線になる。この辺りまで来ると矢板市の中心部の外縁に当たるせいか沿線の建物の数もやや増える。

82.R461中交差点 83.R4で最南端の串刺しおにぎり 84.箒川の東詰でR461が分岐
 矢板市中心部の東端でR461中交差点を通過し、ここからR461との重複しながら北東の方角へ進む。対面2車線だが交通量と信号がさほど多くないためそれなりに快走できる。緩やかなアップダウンを経て野崎橋を渡って大田原市に入る。大田原市に入った直後にR461が左側に分岐していく。

85.大田原市下石上 86.栃木r185交差点 87.「那須塩原市大原間 段差有り 走行注意」
 R461が分岐してからも対面2車線という道路状況が続く。大田原市西端の上石上で栃木r185との交差点を通過する。右にカーブするR4から斜め左前方へ分岐する好天形状からして旧道かと思ったが、r185の経路を見ると旧道でない事は明らかである。r185交差点から程なくして大田原市から那須塩原市に入る。
 市街地に入る手前の電光掲示板には「那須塩原市大原間 段差有り 走行注意」と出ていた。原因までは表示されていなかったが、東日本大震災の影響かもしれない。これまで写真には写っていないが栃木県に入ってからは屋根にブルーシートが被せられた家屋をいくつもあった。これが1軒だけなら屋根の修理中と言えるだろうが、複数あったので(と言っても全体の5%程度)やはり震災の影響なのあろう。

88.R400BP西三島交差点 89.R400三島交差点 90.R400三島北交差点
 R461交差点から約6.6kmでR400バイパスとの西三島交差点となる。そこから800m程進むとR400現道(塩原町方面)との三島交差手、さらに600m程進むとR400現道(大田原市方面)との三島北交差点を通過する。複数のネット上の地図で現道は国道色に塗られていなかったためバイパスが全通した事により旧道は降格したものとばかり思っていたが、現地の案内標識にはまだ国道扱いされていた。もっとも既に国道の指定は外されているが標識の変更が行われていないだけという可能性も否定できないのだが。

国道4号 part3