国道2号
part5

R187錦橋交差点〜R433上平良ランプ
岩国市→和木町→
→大竹市→廿日市市

187.瓦谷集落 188.錦川は全く見えない 189.田原集落
 錦橋交差点からはR187が重複した状態で錦川の左岸を走る。狭い谷筋ではあるものの沿線には集落が点在しており寂しげな雰囲気はあまり感じない。交通量は二桁国道としては少ないと言えるが、それでもほとんど車が通らないような状態ではない。

190.田原トンネル 191.山陽新幹線 192.山口r1岩国IC入口交差点/山陽道・岩国ICを左折
 田原集落を通り過ぎた直後に田原トンネルをくぐり、集落のない谷筋を走っていると山陽新幹線の下を通過する。緩やかな左カーブの先で山口r1岩国IC入口交差点を左折する。交差点の名称が示すとおり、山陽道の岩国ICが接続しており直進すれば山陽道に入る事ができる。

193.上多田交差点 194.山口r59下多田交差点 195.山陽道の藤河高架橋
 岩国IC入口交差点のすぐ先で上多田交差点を通過する。右折して市道を走ってもこの先でR2(R187重複)に交差するため、右折しても岩国市の市街地に行く事ができる。上多田交差点からも2車線道路が続いているが、沿線に建物が密集しておりやや狭苦しさを感じる。山口r59下多田交差点を過ぎると車線幅に余裕が出てくる。山裾を走っていると山陽道の藤河高架橋の下を通過する。

196.山口r1交差点 197.山口r1交差点からは異常気象時通行規制区間 198.「広島46km 大竹14km 岩国5km」
 山陽道からの右カーブを曲がっていると山口r1との交差点を通過する。r1は路線名を岩国大竹線と言って県境を跨いだ県道で、関関バイパスと呼ばれており県境は関々トンネルで貫かれている。ただし、大竹市側に狭路区間が存在している。
 r1交差点からは異常気象時通行規制区間に入るが、規制値は連続雨量250mmと酷道区間に比べると高い数値である。錦川の左岸を走っていると岩国市街地の西端と言える集落を通過するが、この集落も異常気象時通行規制区間の中である。

199.山口r112交差点 200.岩国トンネル 201.岩国市の市街地に差し掛かる
 左にカーブしながら山口r112交差点を通過した直後に岩国トンネルに入る。この交差点までが異常気象時通行規制区間である。トンネルを出ると緩やかに下り、旧道と思われる市道との錦帯橋入口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、右折して市道を進めば錦帯橋に行く事ができる。

202.山口r15錦見交差点 203.岩国市室の木町 204.沿線の商業施設が増える
 さらに緩やかな下り勾配の2車線道路を走っていると左にカーブしながら山口r15錦見交差点を通過する。野口交差点を直進して岩国市民球場の南東の交差点を左折するとこの交差点に着く。錦見交差点の直後は4車線道路になるが、r15錦見3交差点を過ぎると左側車線がなくなる。距離が短いため多車線の恩恵はほとんどないと言える。JR岩徳線に沿って右にカーブしながら交通量の多い2車線道路を走る。岩徳線から離れると沿線には商業施設が目立つようになる。

205.山口r113室ノ木1交差点 206.山口r50麻里布7交差点 207.岩国市麻里布
 沿線の商業施設も交通量も多い状態を走っていると山口r113室ノ木1交差点を通過し、左にカーブした先で山口r50麻里布7交差点を通過する。r50は岩国停車場線と言って岩国駅に至るルートのためか、右折車線が長めに造られている。麻里布7交差点からも交通量の多い2車線道路が続く。

208.R187・R188・R189立石交差点 209.北開陸橋 210.岩国検問所の前を通過
 東向き車線が2車線に増えた直後にR187・R188R189立石交差点を通過する。R2広島方面への直進と市道への左折のみでR188・R189への右折ができないせいか、案内標識は設置されていない。
 立石交差点を通過した直後に勾配を上って北開陸橋でJR山陽本線をオーバーパスする。周南市以降は岩徳線が並走していたが、山陽本線は海沿いを通っており、久しぶりの交差という事になる。北開陸橋からの勾配を下り、山口r110昭和橋交差点を左にカーブしながら通過する。その後は4車線道路で山陽本線と岩国港の間を北に向かって走る。

211.岩国港交差点 212.道路状況に比して交通量が多い 213.和木町に入る
 立石交差点から約1.8km走ると岩国港交差点を通過し、その直後に左側車線がなくなる。車線減少を示す斜めの矢印は400mも手前から描かれている。対面2車線道路になっても交通量は多いままで流れの良くない状態になる。三菱化学の岩国大竹工場の西側を走っていると和木町に入る。

214.山口r135あけぼの橋交差点 215.広島県大竹市に入る 216.商業施設が建ち並ぶ
 和木町に入って程なくして山口r135あけぼの橋交差点を通過する。交差点の北には鉄道の遺構があるが、これはJR山陽本線の大竹駅から分岐した三菱化学への引込線の跡である。
 あけぼの橋交差点から少し走ると小瀬川に架かる栄橋を渡って広島県大竹市に入る。栄橋は旧橋を撤去したうえで新たに架け替えられて、2017年3月30日に供用が開始されている。大竹市に入ってからも沿線に建物が多い状態が続いている。交通量も多く流れも良くない。

217.「福山140km 広島35km」 218.R186・R433みどり橋東詰交差点
 大竹駅の東側を通り過ぎた所でR186R433みどり橋東詰交差点を通過する。案内標識にR433は表記されてないのでR186に重複していると思ってしまうかもしれないが、重複しているのはR2の福山・広島方面である。

219.みどり橋東詰交差点以降も対面2車線道路 220.JR山陽本線が隣接して並走 221.南向き車線のみ片側2車線
 みどり橋東詰交差点からはR433が重複しているが、そのことを示すおにぎりや標識はなく、重複区間である事を実感できない。対面2車線道路を少し走ると緩やかな右カーブを曲がり、JR山陽本線の東側に隣接した状態で北上する。市道との立戸4交差点からは岩国に向かう南向きのみ2車線である(ただし、左側車線は立戸4交差点で左折専用車線になる)。

222.片側2車線道路 223.広島r117新町陸橋南交差点 224.山陽道/広島岩国道路・大竹IC
 北向き車線も車線が増えて片側2車線道路となってすぐにJR山陽本線が少し離れ、広島r117新町陸橋南交差点を通過する。大竹市役所前交差点を通過した後に山陽道/広島岩国道路の大竹ICを通過する。廿日市IC〜大竹ICは厳密に言えば広島岩国道路というR2のバイパスに当たる有料道路である。廿日市JCT、大竹ICともに山陽道に接続しており、一体化しているため、普通に走行する分には高速道路ではない事を意識しないだろう。料金体系が異なるようだが、それも意識する事はないと思われる。なお、大竹ICはR2(とR433)に直接繋がっているのは岩国方面からの入口のみで、他は大竹インター入口交差点の東で市道に接続している。

225.左側車線が減少 226.広島r42恵川新橋北交差点 227.家屋密集地を通る
 大竹ICを過ぎてすぐに中央分離帯がなくなり、車線も減少して対面2車線道路になる。新恵川橋を渡った北詰で広島r42恵川新橋北交差点を通過し、玖波駅の南東で広島r201玖波交差点を通過する。r201の約100m先に玖波駅があり、R2(とR433)の沿線には家屋が密集しており、乗用車はともかく大型トラックでは走りにくさを感じるかもしれない。

228.廿日市市に入る 229.八坂山隧道 230.JR山陽本線と海の間を走る
 再び海沿いとなり、JR山陽本線が接近してきた所で市境を通過して廿日市市に入る。その後はJR山陽本線と海の間を走る。八坂山隧道をくぐってからも同じ状況が続く。海の向こうに陸地が見えているが、それは厳島神社の立地する宮島である。

231.「岡山190km 福山130km 広島28km」 232.アップダウンしている箇所もある 233.広島r289バイパスとの大野支所北交差点
 海から離れて少し内陸を走るが、左側のJR山陽本線との並走は続く。広島r289林ヶ原踏切前交差点付近からは山陽本線とも少し離れた位置を走る。大野浦駅の東と通り過ぎえると右にカーブしてアップダウンしている場所を走った後にr289との大野支所北交差点を通過する。こちらはバイパスで、広島岩国道路の大野ICの出入口にあたる交差点である。

234.JR山陽本線と隣接並走 235.交通量は多い 236.短い片側2車線区間あり
 永慶寺大橋を渡った先で緩やかな左カーブを曲がり、JR山陽本線と海の間を走る。市道との早時交差点では左折専用車線が設けられており、交差点を過ぎると片側2車線となるが、200mも走らないうちに右側の車線に合流してしまうため、片側2車線道路と言える状況ではない。

237.広島r43宮島口駅前交差点 238.JR山陽本線と広島電鉄宮島線の間を走る 239.市道の阿品陸橋の下を通過
 宮島に向かう船の港への出入口である更地別れ交差点を通過すると家屋が建ち並ぶ間を走り、広島r43宮島口駅前交差点を通過する。交差点を左折すれば山陽本線の宮島口駅、右折すれば広島電鉄の広電宮島口駅がある。宮島口駅前交差点からも対面2車線道路が続いており、左側にはJR山陽本線、右側に広島電鉄と2つの鉄道に挟まれた状態になる。

240.阿品駅付近から片側2車線になる 241.現道は大型貨物車両通行止(22-翌5時) 242.現道との西広島ランプ
 JR阿品駅、広電阿品駅付近からは車線が増えて片側2車線道路になる。なお、厳島神社が世界遺産に登録された影響で観光客が増大し、宮島口駅前交差点の前後数kmの区間は行楽シーズンの週末を中心に渋滞が酷い。
 片側2車線道路を緩やかにカーブしながら走っていると福山・広島方面の西広島バイパスと廿日市(市街地)方面の現道とに別れる。案内標識の現道には廿日市としか表記されておらず、また22〜翌日5時の間は大型貨物車両等が通行できない。R2のトレースであればどちらに進んでも良いが、現道だとR433が分岐する交差点をパスしてしまうため、道なりに進んで西広島バイパスへと向かう。

243.右に見える高架道路は反対側車線の地御前跨道橋 244.地御前跨線橋でJR山陽本線をオーバーパス 245.周辺の建物が多い
 左にカーブしながら勾配を上った後に地御前跨線橋でJR山陽本線をオーバーパスする。岩国方面に向かう反対側車線は地御前跨道橋で山陽本線だけでなくR2の現道もオーバーパスしている。
 地御前跨線橋からは下り勾配となり、市道のランプの直後に野坂中学校南口交差点を通過する。西広島バイパスでは唯一の平面交差点であり、周辺には意外に多くの建物がある。

246.廿日市インター出口交差点 247.R433・R488・広島r247上平良ランプ
 野坂中学校南口交差点からは上り勾配となり、沿線の建物も少なくなる。勾配を上り切る直前で広島岩国道路の廿日市ICへの側道が分岐し、その直後に廿日市インター出口交差点を通過する。交差点の名称が示す通り、廿日市ICの出口の交差点だが、岩国方面への右折しかできない。広島方面へは別の流出路を走行する。
 廿日市インター出口交差点の直後にR433・R488・広島r247上平良交差点への側道が分岐する。それらの国道・県道だけでなく、広島r33との宮内交差点や広島r294速谷交差点へ行くにもこの側道に進まなければならない。なお、R433との重複距離は約19kmで、R488に関しては上平良交差点が終点である。

国道2号 part6