国道1号
part12

R168天の川交差点〜R2梅田新道交差点
枚方市→寝屋川市→守口市→大阪市

518.「R1中振〜12阪高守口 10分」 519.大阪r13(大日)とR1(守口)と阪神高速(環状線)までの所要時間 520.遮音壁に挟まれた片側2車線道路を下る
 R168天の川交差点からは上り勾配となるが、パナソニックアリーナの出入口の国道菊丘交差点を過ぎると下り勾配になる。交通量の多い片側2車線道路を下っていると遮音壁に挟まれた状態となり左にカーブしながら大阪r21と京阪本線の上を通過する。線路に近接しているせいもあってr21との直接の接続はない。

521.R170走谷2交差点 522.R170中振交差点 523.R170中振南交差点
 天の川交差点から約2.5km、勾配を下り切る直前にR170走谷2交差点を通過する。右折はR170高槻方面と案内されているが、走谷2交差点と出口3交差点の間の50m弱は国道にには指定されていない模様。ただし、R170とR1を往来するに当たってまったく気にする必要はない。
 走谷2交差点からは平面道路となり左側からR170が合流してくると同時にR1の右側車線のさらに右にR170河内長野方面の車線が分岐する。合計4車線のうち、間の2車線がR1大阪方面、左右の1車線ずつがR170河内長野方面となっている。ややこしく思えるかもしれないが、要するにR1京都方面から走ってきた場合どちらの車線にいても1回だけ車線変更すればR170河内長野方面の車線に移る事ができる。中振交差点を含む走谷2交差点から中振南交差点にかけては幹線国道同士が交差(並走)しているためよく渋滞している。

524.左からR170が合流 525.「大阪16km 守口8km」 526.寝屋川市に入る
 中振南交差点からは2車線の跨道橋を右にカーブしながら通過する。跨道橋から平面に戻った際に左側からR170河内長野方面からの車線が合流してくる。以降は平坦な片側2車線道路を走る。旧道の大阪r13との交差点を左にカーブしながら通過するが、中央分離帯があるため西向き車線からの右折はできない。同様にr13からR1の大阪方面に右折もできない。
 左カーブが終わると木屋元町交差点を通過するが、市境があるため交差点以南は寝屋川市に入る。また、交差点南東には大阪トラックステーションが設けられており、24時間営業のラーメン屋がある。

527.太間高架橋 528.大阪r15BP新橋東交差点 529.寝屋川市仁和寺本町
 交通量の多い片側2車線道路を南西の方角に進む。幹線国道のバイパスだが供用開始は1972年と古く、平面交差点も多い。立体交差は太間高架橋でパスする大阪r149絶間橋南交差点とr19国道太間交差点(と他の市道との交差点)くらいである。大阪r15との新橋東交差点は府道が高架道路となっているが、接続している鳥飼仁和寺大橋は有料道路である。なお、R1大阪方面から鳥飼仁和寺大橋行きだけが接続していない。枚方バイパスから寝屋川バイパスにかけては全線が片側2車線と整備されているが、交通量が非常に多いため両方向どちらも長い渋滞が発生する事も少なくない。

530.高架橋に上る 531.R1は側道へ進む
 守口市に入ってしばらく走ると緩やかな上り勾配となって高架道路区間に入る。北を流れている淀川の堤防より高くなり平坦になった所で側道と本線とに別れる。本線もR1として表記されている事が多いが、案内標識では側道にだけR1のおにぎりが表記されている。よってここは側道に進む。

532.高架道路から平面道路に下る 533.一瞬だけ車線が増える 534.守口JCTの下を左折
 1車線の側道を下りると車線が増えるもののすぐに合流してくる。本線の高架の側道として平面道路を走っていると高架の下に入り押ボタン式の信号機のある交差点を左折する。この左折しかできない交差点の上には近畿道と阪神高速12守口線の守口JCTがある。

535.大阪r2からの流出路と合流 536.大阪r155大日町2交差点 537.片側4車線中、R1は1車線だけ
 左折してすぐに大阪r2の鳥飼大橋からの流出路と合流して片側2車線になり、大阪r155大日町2交差点を通過する。大日町2交差点の近畿道を挟んだ西側の道路もR1に指定されているが、これは京都方面に向かう道路として機能している区間である。
 大日町2交差点からすぐに再びr2と合流・分岐する箇所があるが、距離が短いうえに2車線道路同士が合流・分岐するため慣れていないと少々怖い思いをするかもしれない。R1トレースであれば平面の2車線の右側を走っていればよい。

538.大阪r13大日交差点を右折 539.パナソニックの本社前を通過 540.R163の京阪高架下は3.8mの制限高あり
 大阪r2との合流・分岐が終わり大阪モノレールの下を走っていると大阪r13大日交差点に突き当たる。交差点の先にも側道はあるのだが分離帯が設置されて物理的に直進できない。なお、r2からの右折車線も存在しており同時に右折するので接触に注意しなければならない。
 大日交差点からも片側2車線道路が続いているが、間に高架道路がなく普通の道路状況と言える。旧道でありながら交通量の多いr13と合流した事もあって交通量はさらに増加する。パナソニックの本社の前を通過すると守口市の中心部を通り抜ける。

541.R479京阪本通1交差点 542.今市交差点の真ん中車線は直進右折兼用車線 543.梅田新道まで7km
 大日交差点から約2.8kmでR479京阪本通1交差点を通過する。R479は内環状線と呼ばれており400番代後半の国道に似合わない程の幹線道路である。R1、R479ともに交通量が多く渋滞しやすい交差点である。なお、交差点の下には大阪市営地下鉄の谷町線と今里筋線の太子橋今市駅がある。
 京阪本通1交差点交差点からすぐに大阪市旭区に入り、緩やかな左カーブを通過し、城北公園通(市道中津太子橋線)との今市交差点を通過する。片側3車線の真ん中車線は直進と市道への右折車線を兼ねている。右折する車両も多く、R1を進みたいのであれば左端車線を走っておいた方がよいだろう。

544.阪神高速14号守口線の森小路支線 545.R163関目5交差点 546.京阪本線のガードの制限高は4.5m
 引き続き地下鉄谷町線の上を走っていると阪神高速の高架下を通過する。これは14号守口線に当たるが、本線ではなく森小路支線である。阪神高速の高架から少し進むとR163関目5交差点を通過するが、交差点の前後でカーブしているので通過の際は多少注意しなければならない。ここで大日交差点から下を通っていた谷町線は南西の市道へ移り、以降は今里筋線の上を走る形になる。なお、これまでいくつも警告があった通り、左折してR163に進むと制限高3.8mの京阪本線のガードがある。関目5交差点からはR163が重複しているが、その事を示す標識等は存在しない。

547.沿線には集合住宅と商業施設が多い 548.大阪r8蒲生4交差点を右折
 片側2車線道路をほぼ真南に向かって走っていると城東区役所を過ぎた所で大阪r8蒲生4交差点を右折する。直進の市道も片側2車線の幹線道路で、R1への右折車線が2本あるなどの特別な扱いはされていない。この蒲生4交差点からは地下鉄長堀鶴見緑地線が下を走っている。

549.建設中のJRおおさか東線 550.京阪本線 551.JR大阪環状線
 蒲生4交差点から程なくしてオレンジ色の高さ制限バーを併設したガードをくぐる。城東貨物線という事になっているが、2018年頃にJRおおさか東線(放出駅〜旧梅田貨物駅)として開業する予定である。そのすぐ先でもガードをくぐるが、こちらは京阪本線である。桜小橋交差点を通過して都島区に入ってすぐにガードをくぐるが、これはJR大阪環状線である。すぐ近くに京橋駅があるため、ガードを挟んだ区間は客待ちタクシーの路上駐車が多い。タクシー以外の路上駐車車両も少なくなく、昼間は左側車線が機能していない事も多い。蒲生4交差点から下を走っていた地下鉄長堀鶴見緑地線はここで南西の方角にずれている。

552.大阪環状線以西は4車線 553.桜宮橋 554.大阪r30(天満橋筋)との東天満交差点
 大阪環状線のガードから西は中央分離帯がなくなり4車線道路になるが、交通量は減少する訳ではなくむしろ増えている。東野田交差点を通過すると片側3車線となり大川(旧淀川)に架かる桜宮橋を渡る。造幣局の北で緩やかなS字カーブを通過してから大阪r30(天満橋筋)との東天満交差点を通過する。東天満交差点から西の区間は大型車両通行禁止区間(日曜・休日を除く7-19時)である。そんな奴はいないと思うが、大型車両でR1(含むR163)をトレースする際は規制外の曜日もしくは時間帯で走らなければならない。

555.阪神高速12号守口線 556.片側4車線 557.R423への高架が分岐
 東天満交差点の手前からはJR東西線が、交差点からは谷町線が道路下に走っている。交通量と信号機が多い片側3車線道路を走っていると日本で一番長い商店街と言われる天神橋筋商店を横切り、地下鉄谷町線・堺筋線の南森町駅の上の南森町交差点を通過する。南森町交差点からはさらに車線が増えて片側4車線になり、阪神高速12号守口線の高架をくぐる。片側4車線とは言うものの左端車線には路上駐車が停まっている事が多い。
 北向き一方通行の市道との西天満交差点の手前から片側5車線になるが、左側の3車線は平面道路、右側2車線は高架道路とに別れる。高架道路はそのままR423になってしまうため、R1を進むには左側の3車線を走っている必要がある。左端車線に駐車車両が多いのはこれまでと変わらない。

558.R163・R423梅新東交差点 559.梅田新道交差点
 R423の高架道路が右にカーブしている場所の下でR163・R423梅新南交差点となる。R423の起点はひとつ南に位置する梅新南交差点である。交差点を南北方向に横切っている高架道路もR423(南向きのみ)である。
 梅新東交差点から僅か100m程進むと終点の梅田新道交差点となる。梅田新道交差点はR1だけでなくR2R25R26・R163・R165R176と合計7本もの国道が交差する、国道界の重鎮と言える交差点である。また、国道同士の十字形状の交差点で四方全ての国道番号が異なるのも珍しいと言える。なお、R26とR165はR25に、R163はR1に重複しているため、案内標識には表記されていない。