国道1号
part5

R362常盤町2交差点〜R152北島交差点
静岡市→藤枝市→島田市→掛川市→袋井市→磐田市→浜松市

185.しばらくは片側2車線だが 186.中央線変移区間が始まる 187.通行時(日曜日午前8:30頃)は西向き1車線・東向き2車線
 R362常盤町2交差点からも片側2車線道路が続いているが、静岡r84・r354南安倍交差点を過ぎた先で車線が減少する。上下線合わせて3車線だが、時間帯によってセンターラインの位置が変化する中央線変移区間である。通行時は日曜日の午前8:30頃だったが、西向き1車線・東向き2車線であった。おそらく夕方には逆転するものと思われる。

188.駿河大橋で安倍川を渡る 189.中央線変移区間終り 190.静岡r208佐渡交差点の左折車線は長い
 安倍川に架かる駿河大橋も3車線で中央線変移区間に含まれている。と言うよりこの駿河大橋が3車線分の幅しかないため中央線変移区間を生んでいると考えられなくもない。静清バイパスがなければ新駿河大橋なりが架橋されていたのかもしれない。
 駿河大橋を渡ってからは再び静岡市駿河区を走る。近傍を並走していた東海道新幹線と東海道本線が南に逸れていく。静岡r207・r208・r366手越原交差点で中央線変移区間が終わる。手越原交差点から先は4車線となっているが、左側車線は約250m先のr208佐渡交差点で左折専用車線となるため実質的には西向きは1車線と言える。

191.対面2車線で市街地から離れていく 192.R1静清バイパスとの丸子IC
 佐渡交差点を通過して緩やかな右カーブをやや開けた谷筋を走るが、沿線には商業施設も多く山に挟まれた場所を走っているというイメージは薄い。山が迫ってきた所で左にカーブして丸子ICを道なりに走って静清バイパスに合流する。側道に進んでも静清バイパスに入る事ができるが、進行方向とは逆の沼津・富士方面に行ってしまう。

193.丸子ICからは片側2車線 194.道の駅「宇津ノ谷峠(静岡市側下り)」 195.平成宇津ノ谷トンネル
 丸子ICで静清バイパスに合流すると片側2車線の上り勾配を走る。丸子川沿いの谷筋で周囲の家屋は少ないのだが、幹線国道なので交通量は非常に多い。道の駅「宇津ノ谷峠」を通過する。幅の広い中央分離帯で仕切られた上下線のそれぞれに道の駅の施設があるが、両者の間を車両で往来する事はできない。その後、r208に繋がる跨道橋の下をくぐって平成宇津ノ谷トンネルに入る。東向きは宇津ノ谷トンネルという名称でかつては対面通行であった。また、これまで何回か交差したr208が旧道であり、宇津ノ谷峠をトンネルで越えている。

196.宇津ノ谷峠以西は藤枝市 197.横瀬IC 198.岡部トンネル
 平成宇津ノ谷トンネルの途中で藤枝市に入る。宇津ノ谷トンネルの藤枝市側にも道の駅「宇津ノ谷峠」があるが、こちらは上り線のみとなっている。緩やかに下りながら谷筋を走り、横瀬ICを過ぎて左にカーブして岡部トンネルをくぐる。この岡部トンネルも上下線で別のトンネルであり、それぞれ2車線のまま通り過ぎる事ができる。

199.R1現道との内谷IC 200.静岡r81広幡IC 201.潮トンネル
 藤枝市に入ってから約3.4km走ると内谷ICとなり、R1の現道が分岐する。静清バイパスではR149との交差点をパスしてしまうという理由で現道に進んだが、藤枝バイパスの現道区間に交差している国道はないためそのまま高架道路を進む。内谷ICから約800mで広幡ICとなるが、左側車線は側道になってしまうので藤枝バイパスを走るのであれば右側車線を走っている必要がある。案内標識が緑色だが藤枝バイパスは2005年3月30日に無料開放されている。新東名と表記されており新しい標識だが他を建て替えずに合わせたという事だろうか。

202.おにぎりの下には「藤枝バイパス」の補助標識 203.元有料道路だからか標識は緑色 204.谷稲葉トンネル
 広幡ICからは対面2車線となるが、交通量は多いままなので流れはあまり良くない事が多い。自動車専用道路で立体交差化されており、沿線には建物がなく気軽にコンビニ等に寄る事ができないのは静清バイパスと同じである。平野部から少し内陸に入った場所を走っているためトンネルが多い。その中でも最も長い谷稲葉トンネルを抜けると島田市に入る。

205.R1現道・野田IC 206.旗指IC 207.新大井川橋
 谷稲葉トンネルを出てすぐに東光寺ICを通過するが、これは静岡方面としか接続していない。東光寺ICを通過してすぐに東光寺トンネルと波田トンネルを相次いでくぐる。どちらのトンネルも延長は2〜300mと長くない。波田トンネルから約700m先の野田ICで現道と合流する。野田IC以降も道路状況に変化はなく、信号や沿線の建物がない状況が続いている。案内標識は通常の青色のものが立てられており、バイパスでありながら有料区間でなかった事を示している。新大井川橋で大井川を渡ると旧金谷町に入る。

208.新大井川橋を渡った先で車線が増加 209.R473大代IC 210.大代ICを過ぎた所で左急カーブあり
 新大井川橋を渡り終えて程なくして右側に車線が増えて片側2車線道路になる。その後緩やかに右にカーブしてからR473大代ICを通過する。静岡市中心部で交差してR362と同じような静岡県内陸山間部を走る酷道である。大代ICからは左に大きくカーブして進行方角を西から南に転ずる。

211.左側車線が減少 212.牧の原第一トンネル 213.市境まで上り勾配
 大代ICからは上り勾配が続いており、約1.3kmで左側車線が減少して対面2車線になる。牧の原第一から第三トンネルを相次いで通り抜けながら右にカーブして進行方角を西に戻す。蛇行する菊川の右岸を走っているがバイパスとして造られたR1の線形は良好である。

214.掛川市に入る 215.早夜の中山トンネル 216.静岡r415日坂IC
 上り勾配のゆるやかな左カーブを曲がっていると掛川市に入り、その先で早夜の中山トンネルをくぐる。ウォッちずでは北側のトンネルを含む道路が国道色になっているが、旧道を利用して上下線を別々にしている訳ではない。なお、旧道は交差する手前が東向き一方通行のため進入する事はできない。
 早夜の中山トンネルから約1.5kmで日坂ICを通過するが、前述の旧道と合流するインターでもあり、トンネルと反対の南西側は静岡r415に指定されている。こちらは東西両方向からも出入り可能である。

217.道の駅「掛川」 218.八坂ICで現道が分岐
 ことのままトンネルを通り抜けて勾配を下っていると道の駅「掛川」を通過する。出入りに側道を利用するため高速道のSAPAのような印象を受ける。上下線で施設建屋は共有で、航空写真を見ると駐車場は別のように見えるが市道を挟んで往来可能なので来た方向に戻る事が可能なのがSAPAとは異なる。道の駅からの側道が合流した直後に八坂ICがあるが、これは掛川市街地を通る現道が分岐するインターである。この掛川バイパスも藤枝バイパス同様に国道と交差する箇所がないためこのままバイパスへ進む。

219.掛川市宮脇 220.静岡r40大池IC 221.沢田ICで現道と合流
 八坂IC以西の掛川バイパスは藤枝バイパスと同様に2005年3月30日まで有料道路であったが、こちらの案内標識は通常の青色のものが立てられている。また、間隔は長いもののセンターラインにポールが設置されている区間が多い。県道や市道との交差点は全て立体交差化されており信号がなく流れは比較的スムースな事が多い。現道が酷道に指定されたままのためバイパスは自動車専用道路かと思うかもしれないが、原付でも走行する事が可能である。
 天竜浜名湖鉄道の線路を特に意識しないままオーバーパスした先の沢田ICで現道が合流するが、静岡方面とは接続していない。沢田交差点からの側道が合流する手前で車線が増えて片側2車線となる。

222.東名高速の下を通過 223.袋井市に入る 224.静岡r413国本ICは右側車線を走る
 沢田ICからは片側2車線になり東名高速の高架下を通過する。袋井バイパス区間だが藤枝バイパスや掛川バイパスと異なり元有料道路ではない。そのため交差点は平面であり当然ながら信号機が設置されている。原野谷川を渡った直後に市境を越えて袋井市に入る。袋井市街地の北東の静岡r413国本ICでは右側車線だけがR1に進む事ができる。左側車線はr413で市街地を通り抜けてから再びR1に交差するルーティングからも想像できる通りR1の旧道である。

225.国本IC以西は高架道路 226.静岡r61堀越ICからは片側2車線 227.三ヶ野ICで現道が分岐
 国本ICからは高架道路になり、平面交差区間を脱する。静岡r61との堀越IC付近まではポールが立てられていない対面2車線だが、堀越IC以西は片側2車線になる。堀越ICから程なくして緩やかな左カーブから磐田市に入る。そのすぐ先で右にカーブして太田川を渡り、三ヶ野ICで磐田市街地を通り抜ける現道が分岐する。案内標識の側道にはR1のおにぎりが表記されていないが、藤枝バイパスや掛川バイパスと同じく磐田バイパスも2005年3月30日まで有料道路だった。

228.静岡r43見付IC 229.非常電話に元有料道路の痕跡が見られる 230.森岡IC
 三ヶ野ICからすぐに岩井ICを通過し、上り勾配の2車線道路を走る。山間部を切り開いているもののトンネルはなく切通しとなっており、市道の橋がいくつか国道上に架かっている。加茂ICの東で山間部から平野部に出るため以降は平坦になる。天竜川の左岸の小立野ICで現道が合流する。

231.新天竜川橋を渡って浜松市に入る 232.中野町IC
 現道が合流してからは4車線で新天竜川橋を渡る。反対側の東向き車線は上流側に架かっている別の新天竜川橋を通行する事になる。また、下流側に架かっている静岡r261の天竜川橋はR1の旧道である。天竜川を渡ると浜松市東区に入る。静岡r261・r312・r313との中野町ICを通過してからも片側4車線道路は続く。

233.まず静岡r65の高架道路が分岐 234.R152北島交差点を左折
 片側4車線の内で右端車線だけが静岡r65となり交差点上をパスする高架道路に入って行く。残った3車線の中で右側の2車線が直進のR152で、R1は左端の1車線だけである。r65の高架道路がカーブしている箇所の下で北島交差点を左折して名古屋・豊橋方面に進む。東京方面に向かう上りであれば高架道路で交差点をパスする事ができる。

国道1号 part6